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こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、「転職サイト」「介護の仕事」「選考対策」「退職代行」の4つのテーマについて解説しています。
50代なんだけど転職できるかな…?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 50代における介護職の転職事情
- 50代でも介護職に転職できる理由
- 50代が介護職に転職するメリット
- 50代が介護職に転職する際の注意点
- 50代が介護転職を成功させるためのポイント
- 50代におすすめできる介護職
- 50代で活躍できる職場の探し方
一般的に転職は難しいとされる50代ですが、他の業界と違い介護職は50代でも十分転職することが可能です。
この記事を読めば、今の不安がすっきり解消でき前向きに転職活動に取り組めるようになるでしょう。
- 介護職に転職したい
- 転職できるか不安
- 転職を失敗したくない
こんな50代の必見の内容です。
他の年代については以下の記事でまとめました。
それでは早速読み進めていきましょう。
»介護転職に必要な準備を6つ紹介【具体的にやることを全て解説】
50代における介護職の転職事情
50代における介護職の転職事情を以下の3つの点から見ていきましょう。
転職事情
- 介護業界の離職率
- 介護業界の平均給与
- 求められる要素
一つずつ解説します。
介護業界の離職率
以下のデータは介護士の離職率を年代別に示しています。
年代 | 離職率 |
H29 | 16,2% |
1H30 | 15,4% |
R1 | 15,4% |
R2 | 14,9% |
R3 | 14,3% |
介護職の離職率は年々低下傾向にあり、事業所はもちろん国や地方公共団体の政策が奏功しています。
ですが、流動性のある業界ということは間違いありません。
介護業界の平均給与
介護業界の平均給与をまとめました。
年代 | 給与額 |
20~24歳 | 218,500円 |
25~29歳 | 251,200円 |
30~34歳 | 281,000円 |
35~39歳 | 321,500円 |
40~44歳 | 333,700円 |
45~49歳 | 349,200円 |
50~54歳 | 364,700円 |
55~59歳 | 370,000円 |
60~64歳 | 295,000円 |
引用:厚労省 資料
ただしこれは平均です。
社歴が長い人から短い人まで含まれているので、入社直後は当然給与が低くなり、平均以下になる可能性もあります。
- 資格保有で手当がつく
- 基本条件が良い
このような求人がベストです。
求められる要素
介護職に求められる要素は以下の通りです。
50代介護職に求められる要素
- 人当たりの良さ
- 健康
- 年代関係なくコミュニケーションが取れる
- 利用者に寄り添える
- 今までの経験が幅広く豊富
- 柔軟に働ける
20代や30代と比べ、どうしても採用ハードルが高くなる50代。
そのライバルに勝つためには今までの経験を武器にするしかありません。
今までに培った経験をいかに次の職場で活かせるかを考える必要があります。
50代でも介護職に転職できる理由
50代でも介護職に転職できる理由は以下の通りです。
転職できる理由
- 慢性的な人不足
- 未経験でも挑戦できる
- 前職の経験を活かせる
一つずつ解説します。
慢性的な人不足
一つ目の理由は慢性的な人不足だからです。
以下、「全職種」と「介護職」の有効求人倍率をまとめました。
年代 | 全職種 | 介護職 |
H30 | 1,35 | 3,90 |
R1 | 1,45 | 4,20 |
R2 | 1,08 | 3,99 |
R3 | 1,03 | 3,64 |
「有効求人倍率が高い=売り手市場」なので、介護業界は人が足りていない事業所が多いということです。
そのため50代の方でも採用されることが多く、転職する方が多くなっています。
未経験でも挑戦できる
二つ目の理由は未経験でも挑戦できるからです。
未経験でも働ける要因
- 約6割以上が未経験で転職している
- 無資格で働ける職種が多い
- 資格を取れる
無資格・未経験で働けるということは参入障壁が低く、転職しやすいと言えます。
そのため、50代という年齢に問わず転職することができます。
»【未経験で介護転職を検討中の方へ】よくある不安と失敗しない方法!
前職の経験を活かせる
三つ目の理由は前職の経験を活かせるからです。
活かせる経験
- 人間関係の築き方
- デスクワーク
- 労務管理
- 他人へ観察力
- 自分の強み
介護職は利用者の生活に密着した仕事であり、さまざまな場面で今までの経験を活かすことができます。
他の年代よりも経験値が多い点は評価されやすいでしょう。
50代が介護職に転職するメリット
50代が介護職に転職するメリットは以下の通りです。
転職のメリット
- キャリアアップできる
- 多様な働き方ができる
- 家族の介護に役立つ
- 利用者との年齢が近い
一つずつ紹介します。
キャリアアップできる
一つ目のメリットはキャリアアップできるところです。
50代で未経験の職種に転職するとキャリアアップは難しいと思われる方もいますが、介護業界はそれが可能です。
キャリアアップできる資格
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- 介護支援専門相談員
これらの資格は取れば一生役立ちます。
年代問わずキャリアアップできるところは大きなメリットになるでしょう。
多様な働き方ができる
二つ目のメリットは多様な働き方ができるところです。
介護職の多様な働き方
- 雇用形態(正社員/非常勤)
- 介護施設/在宅介護
- 時短勤務
- 早朝のみ
- 夜勤専従
- 希望曜日のみ
このように、介護職は自分に合わせた働き方ができます。
そのためライフスタイルに変化が出やすい50代の方にとって大きなメリットになります。
家族の介護に役立つ
三つ目のメリットは家族の介護に役立つところです。
50代になると両親の介護が必要になる方も増えてきます。
家族介護に役立つポイント
- 実際の介護の仕方
- ボディメカニクス
- 抵抗感
- 介護保険法について
- 各サービスの役割
- 使えるサービスの種類
介護保険は馴染みのない方にとって、わからないことだらけです。
そのわからないことや役立つ情報を仕事として学べる介護職は大きなメリットとなるでしょう。
利用者との年齢が近い
四つ目のメリットは利用者との年齢が近いところです。
利用者とコミュニケーションを取るのは介護職の大事な仕事です。
利用者からの要求
- 高齢者ならではの悩みを理解してほしい
- 年齢が近い人に介護をしてほしい
- 年齢相応の落ち着いたケアをしてほしい
このような要求に応えられるのは50代という年代だからこそです。
年齢という不利になりやすい部分を望んでいる利用者もたくさんいます。
次に50代が介護職に転職する注意点を紹介します。
50代が介護職に転職するときの注意点
50代が介護職に転職する注意点は以下の通りです。
注意点
- 歳下に教わることになる
- 給料が下がる恐れがある
- 体力的にしんどい
- 夜勤は選ばない方がいい
一つずつ解説します。
歳下に教わることになる
一つ目の注意点は歳下に教わることになるということです。
年齢は高くても新人と同じなので、歳下上司という形になります。
歳下上司
- 真摯な対応をしてくれないかもしれない
- 教え方が下手かもしれない
- 若い人の話についていけない
- 生意気に思うかもしれない
前職では責任ある立場だったのなら尚更で、歳下に教わるというのは精神的にも辛いものです。
そこはきちんと受け入れられるように心算をしておきましょう。
ポイント
あまりにも酷いなら、上司に相談するようにしましょう。
給料が下がる恐れがある
二つ目の注意点は給料が下がる恐れがあるということです。
50代の未経験で仕事を始める場合は、一時的に給料が減ってしまう可能性もあります。
ただし介護職でも給与を上げる方法はあります。
給与を上げる方法
- 資格取得
- キャリアアップ
- 定期昇給
- 手当
さらには直近の介護業界における給与額推移は上昇傾向です。
収入面に不安がある方は求人票で手当や賞与額をきちんと確認し、面接時にも質問をしましょう。
»介護転職で給料UPは実現可能【給料を上げるポイントと注意点】
体力的にしんどい
三つ目の注意点は体力的にしんどいということです。
介護の仕事は楽ではなく、体力を使う場面が多々あります。
体力を使う場面
- 重い利用者を抱える
- 中腰で腰への負担がある
- 夜勤
- 入浴介助
ただし全ての介護職が体力を使うかというとそうではありません。
- デイサービス
- 介護施設
- グループホーム
これらは体力的な負担が比較的少ないサービスです。
またボディメカニクスを学ぶことで身体的な負担を減らせます。
夜勤は選ばない方がいい
四つ目の注意点は夜勤は選ばない方がいいということです。
- 睡眠不足になる
- 生活リズムが崩れる
- 友人と時間を合わせずらい
- 少ない人数で働く必要がある
これらの理由で夜勤は大変です。
特に年齢的にも高い場合は身体を壊しやすいので、50代の転勤で夜勤を選ぶのは控えた方がいいでしょう。
»介護職の夜勤という働き方【夜勤に対する不安を全て解消します】
次にそのポイントを紹介します。
50代が介護転職を成功させるためのポイント
50代が介護転職を成功させるためのポイントは以下の通りです。
成功させるポイント
- 資格取得支援の有無
- 同年代の従業員数
- 働き方を決めておく
- 面接対策する
一つずつ紹介します。
資格取得支援の有無
一つ目のポイントは資格取得支援の有無です。
資格を取ることがキャリアアップに必要だとお伝えしましたが、その資格を支援してくれる会社があります。
資格取得支援
- 金銭的な補助
- 教科書の準備
- シフトの優先決定権
特に金銭的な補助は大変ありがたく、通常なら数万円かかるところが半額以下で受けられます。
志望する事業所に資格取得支援があるかは必ず確認しましょう。
同年代の従業員数
二つ目のポイントは同年代の従業員数がどれくらいいるのかです。
「同年代が多い=働きやすい」ということになります。
同年代の従業員数を確認する方法
- ネットで調べる
- 面接時に聞く
- 職場見学させてもらう
特に職場見学は自分が働くイメージを明確にすることができます。
ぜひ申し出てみましょう。
働き方を決めておく
三つ目のポイントは働き方を決めておくということです。
働き方を決めておく
- 土日も働くのか
- 夜勤をするのか
- 雇用形態はどうするのか
自分にとって譲れない条件をピックアップし、求人を探しましょう。
また、できるだけ多くの求人票を確認し、条件を比較することが転職成功への近道となります。
- 雇用形態
- 給与
- 休日
- 資格取得支援の有無
- 離職率
特にこのあたりが大切です。
面接対策する
四つ目のポイントは面接対策をするということです。
人柄重視の選考基準になりやすい介護転職において、面接の出来が採否結果に直結します。
面接対策ですること
- 聞きやすい話し方を学ぶ
- 発言内容を検討する
- 履歴書を作り込む
転職活動には必ず面接があるので、きちんと対策しましょう。
参考記事をまとめました。
また、履歴書の書き方については以下の記事をご覧ください。
»介護転職における履歴書の作成法【面接官が思わず唸る書き方まとめ】
50代の方におすすめできる介護職
50代の方におすすめできる介護職は以下の通りです。
おすすめ介護職
- 日勤帯の介護施設
- 通所介護
- 訪問介護
一つずつ解説します。
日勤帯の介護施設
一つ目におすすめできる職種は日勤帯の介護施設です。
おすすめできる理由
- 備品が整っている
- 介護しやすい環境が整っている
- 研修体制が整っているところが多い
- 生活リズムが整いやすい
介護施設は研修体制が整っており、運営母体が大きなところが多くなっています。
また夜勤がないため生活のリズムが決まりやすく、50代の介護転職におすすめの職種です。
通所介護
二つ目におすすめできる職種は通所介護です。
おすすめできる理由
- 重度の方が少ない
- 体力を使う業務が少ない
- 夜勤がなく生活リズムを整えやすい
- 運転技術を活かせる
通所介護は、自立した生活を目指す利用者が日帰りで帰る介護施設です。
- 排泄介助
- 入浴介助
- 食事介助
- レクリエーション
- リハビリ
このような業務内容になりますが、比較的体力を使う内容は多くありません。
50代の方におすすめできる職種です。
訪問介護
三つ目におすすめできる職種は訪問介護です。
おすすめできる理由
- 家事がそのまま役立つ
- 柔軟に働き方を変えられる
- 同年代の方が多く活躍している
訪問介護スタッフの平均年齢は53歳と言われています。
そのため同年代の方が多く、あなたにも活躍できるフィールドが用意されています。
利用者との関わりも深くやりがいのある仕事です。
次に職場探しで絶対することを解説します。
50代で活躍できる職場探しで絶対にすること
50代で活躍できる職場探しで絶対にすることは以下の通りです。
絶対にすること
- エージェントに依頼する
- 職場見学する
一つずつ解説します。
エージェントに依頼する
一つ目はエージェントに依頼するということです。
エージェントのメリット
- 非公開求人の紹介ができる
- 面接対策ができる
- 応募書類の添削ができる
- 条件交渉してもらえる
転職エージェントは50代の介護転職において登録必須のパートナーです。
特におすすめの転職エージェントは以下の通り。
登録はもちろん無料です。
職場見学する
二つ目は職場見学をするということです。
職場見学のメリット
- 職場の雰囲気がわかる
- スタッフの年代がわかる
- 入社後のミスマッチを防げる
介護施設では基本的に職場見学は可能です。
また訪問系のサービスは面接時に事務所の雰囲気を見てどのような会社なのかを判断しましょう。
まとめ:50代でも介護職に転職できる!
今回は「50代で介護職への転職はできるのか」を解説しました。
記事の要点
- 50代でも介護職に転職できる理由
- 慢性的な人不足
- 未経験でも挑戦できる
- 前職の経験を活かせる
- 50代が介護職に転職するメリット
- キャリアアップできる
- 多様な働き方ができる
- 家族の介護に役立つ
- 利用者との年齢が近い
- 50代で介護職に転職するときの注意点
- 歳下に教わることになる
- 同年代の従業員数
- 働き方を決めておく
- 面接対策する
- 50代の方におすすめできる介護職
- 日勤帯の介護施設
- 通所介護
- 訪問介護
- 50代で活躍できる職場探しで絶対すること
- エージェントに依頼する
- 職場見学する
そして、介護転職で本当におすすめできる転職エージェントは以下の3つです。
介護職は50代でも転職可能です。
しかし他の年代よりもハードルが高いため、きちんとした対策が必要となります。
本記事を参照し、自分が理想とする職場に出会えることをお祈りしております。
以上、なーぴょんでした。