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こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、「介護転職」「訪問入浴」「退職代行」「面接対策」の4つのテーマについて解説しています。

介護職の転職で給料ってアップできるの??
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 介護職の給料が低い理由
- 介護転職で給料を上げる方法
- 介護転職で給料アップを狙うときの注意点
本記事は給料が低いと悩む介護職に向けて「介護転職で給料をアップさせる方法」を解説しました。
介護系企業の採用担当者として勤務する筆者は、転職で給料アップを実現した人を多く見てきました。
そのため記事の内容は再現性の高いものになっているはずです。
- 給料を上げたい
- 給料が低いと感じている
- 転職を考えている
こんな方にピッタリな内容です。
早速見ていきましょう。
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介護職は転職で給料アップできる!
まずは結論から。
介護転職で給料アップは実現可能です。
ただし、闇雲に転職しても必ず給料が上がるわけではありません。
増加 | 変わらない | 減少 | |
給与 | 34,9% | 28,4% | 35,9% |
引用:令和2年雇用動向調査結果
このデータからわかる通り、給料が増加する人もいれば、減少する人もいる。
つまり、きちんと転職先を選ばないと条件や給料が下がってしまうということです。
給与額の満足度
今の給与額に満足しているかを調査しました。
ご覧の通り、現在の給与で満足している人は少なく「76%の人が不満を持っている」ということがわかります。
また退職理由の上位にくるのは「人間関係」と「給与の低さ」です。
つまり、長く前向きに働くためには給料の高さが重要になっているということが理解できるでしょう。
その理由を見ていきましょう。

介護職の平均給与が低い3つの理由
介護職の平均給与が低い理由は以下の通りです。
介護職の給与が低い理由
- 国に定められている
- 人員数が定められている
- 生産性が低い
一つずつ解説します。
国に定められている
一つ目の理由が給与が国に定められているからです。
介護職員の給与は国や自治体が定めた「介護報酬」によって支払われます。
介護報酬の決め方
- 介護サービスの種類
- サービス内容
- 要介護度
- 事業所の所在地
これらを勘案して決められる
なので自分がやればやった分だけ稼げるという業界ではないということです。
介護報酬は社会保障の一部なので、税金が使われます。
そのため、厳格なルールに基づき支給されるので、給与が低くなってしまいます。
人員数が定められている
二つ目の理由は人員数が定められているからです。
介護サービスを行うためには「人員配置基準」を満たしていないと事業所を開設することができません。
【サービス種別】 | 【人員配置基準】 |
介護療養型医療施設 | 入居者6人に対して1人以上 |
グループホーム | 利用者3人に対して1人以上 |
有料老人ホーム |
|
デイサービス |
|
特別養護老人ホーム | 要介護者3に対して1人以上(看護・介護職員) |
訪問入浴 | 3人1組(看護師1名・介護職員2名) |
このように人員配置基準が決められているので、職員数を減らしてその分を給与に上乗せするということができません。
そのため給与額は低くなってしまいます。
生産性が低い
三つ目の理由は生産性が低いからです。
最近では少しずつ効率化されているとは言え、まだまだ生産性が低い業界でもあります。
上がらない生産性
- 無駄な会議
- 職員不足による業務過多
- 進まないIT化
- 手書き文化
効率化できる部分が数多くありながらも、資金力や人員不足により生産性が上がらない状況が続いています。
生産性が低いと給与を上げる余力がないということになります。
次にそのポイントについて解説します。

介護転職で給料を上げる方法5選
介護転職で給料を上げる方法は以下の通りです。
給料を上げる方法
- 資格を取得する
- 評価基準の有無
- 福利厚生の手厚さ
- 長期雇用の実現性
- 給与規定の高さ
一つずつ解説します。
資格を取得する
一つ目は資格を取得するという方法です。
おすすめの資格
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
これらの資格を取得することにより「資格手当」をもらえます。
また資格を取ることにより、転職での採用率が格段と高くなります。
資格は将来的にも役立つスキルで給与も上がるので、積極的に取得しましょう。
評価基準の有無
二つ目は評価基準がある会社に転職するということです。
給与が上がる事業所 | 給与が下がる事業所 |
|
|
評価基準が明確になっておらず、かつ年功序列式の評価制度の会社は転職時に給与が下がってしまう恐れがあります。
資格やキャリアなどの実力をきちんと評価してくれる事業所に転職することで、給与は大きく上がるはずです。
福利厚生の手厚さ
三つ目は福利厚生の手厚さで選ぶという方法です。
福利厚生が充実していると、給与は増えなくても間接的に収入は高くなります。
福利厚生の内容
- 住宅手当
- 家族手当
- 保養所
- 家賃補助
- 従業員割引
このように本来ならかかる費用を会社が一部負担してくれる場合は、実質給料が上がったのと同じです。
介護転職をする際は福利厚生が充実しているところを選びましょう。
長期雇用の実現性
四つ目は長期雇用の実現性が高い職場を選ぶという方法です。
年功序列でなかったとしても、勤続年数が長くなると給与は上がります。
勤続年数が長い
- 定期昇給
- 昇格人事
- 人間関係
- 業務の充実感
長く働ける職場はそれだけでメリットがあります。
長期的に働ける会社は給料が必ずアップするので、転職では長く働ける職場を探しましょう。
給与規定の高さ
五つ目は給与規定の高い会社に転職するという方法です。
給与を上げていくのは労力がかかりますが、初めから給与が高い会社もあります。
給与規定が高いかのポイント
- 処遇改善加算が算定されているか
- 基本給の高さ
- 手当の多さ
- 月間の残業時間
初めから高い給与が設定しているところは給料がアップする可能性が高くなります。
次に給与アップを狙うときの注意点を解説します。

介護転職で給料アップを狙うときの注意点
介護転職で給料アップを狙うときの注意点は以下の通りです。
注意点
- 給与額だけで決めない
- 昇給額も確認する
- 仕事と私生活のバランス
- 一人で考えない
- 面接対策は念入りにする
一つずつ解説します。
給与額だけで決めない
一つ目の注意点は給与額だけで決めないということです。
いくら年収をアップさせたいからと言っても、それだけで決めると転職自体を失敗してしまう恐れがあります。
給与以外で気を付けるところ
- 通勤時間
- 人間関係
- 有給取得率
- 福利厚生の充実度
- 自分に興味があることか
- ライフスタイルに合致しているか
- やりがいが感じられるか
転職先を決めるときには給与以外にも気を付けるべきところがたくさんあります。
決して給与額だけで決めることなく、本当に働きたいところに転職するのがベストです。
昇給額も確認する
二つ目の注意点は昇給額も確認するということです。
昇給額について注意するところ
- 昇給額はいくらか
- 年に何回昇給するか
- 伸び幅
確実に上がる昇給だからこそ、その額が高い方が稼げます。
年間500円しか上がらないような会社では自分が望む将来を勝ち取ることは難しいかもしれません。
仕事と私生活のバランス
四つ目の注意点は仕事と私生活のバランスを大切にするということです。
仕事での状況
- 人が不足している
- 激務である
- 精神的に辛い
- 仕事の意味がわからなくなった
- プライベートが充実していない
私生活の充実なくして仕事の両立はありえません。
仕事に偏った生活になると、人生がつまらないものになります。
仕事もプライベートも充実できるような転職活動をしましょう。
一人で考えない
四つ目の注意点は一人で考えないということです。
一人で悩んでも良い答えが出るとは限らず、客観的な意見が役立つこともあります。
具体的には転職エージェントに相談しましょう。
登録は完全無料なので、気軽に相談してみましょう。
面接対策は念入りにする
五つ目の注意点は面接対策は念入りにするということです。
素晴らしい転職先が見つかったとしても、面接対策をしないと普通に落ちます。
事前準備をきちんとしましょう。
面接対策については以下の記事でまとめました。
まとめ:介護転職で給料アップは実現可能!
今回は介護転職を考えている方に向けて「給料アップはできるのか」を解説しました。
記事の要点
- 介護職の平均給与が低い理由
- 国に定められている
- 人員数が定められている
- 生産性が低い
- 介護転職で給料を上げる方法
- 資格を取得する
- 評価基準の有無
- 福利厚生の手厚さ
- 長期雇用の実現性
- 給与規定の高さ
- 介護転職で給料アップを狙うときの注意点
- 給与額だけで決めない
- 昇給額も確認する
- 仕事と私生活のバランス
- 一人で考えない
- 面接対策を念入りにする
そしておすすめできる転職エージェントは以下の通りです。
介護転職で給料アップは実現可能です。
ただし必ずできるものではありません。
転職で給料が上がる方法をきちんと理解し、闇雲に行動しないようにしましょう。
以上、なーぴょんでした。