こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、「介護転職」「訪問入浴」「退職代行」「面接対策」の4つのテーマについて解説しています。

こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 退職代行を使うべきアルバイトの特徴
- アルバイトで退職代行を利用するメリット
- アルバイトで退職代行を利用するデメリット
- アルバイトが退職代行を使う際の注意点
- アルバイトが退職代行を使う流れ
- アルバイトで退職代行を使った人の体験談
- 退職代行を利用する際のアルバイトからよくある質問
本記事は「アルバイトでも退職代行を使えるのか」について解説しました。
「アルバイトだけど退職代行を使いたい!」「でもなんだか不安…」という方もいるのではないでしょうか。
- 辞めると言い出しにくい
- 社員が怖い
- 気楽に辞めたい
こんな方にぜひ読んでもらいたい内容になっています。
3分で読めるので最後までご覧ください。
アルバイトも退職代行を利用可能!
まずは結論から。
アルバイトでも退職代行を利用することは可能です。
- 退職の自由が認められている
- 雇用形態は関係ない
- 勤務時間は関係ない
- 勤務年数は関係ない
- そもそも合法のサービス
誰にでも利用する権利がある退職代行はアルバイトでも利用することができます。

退職代行を使うべきアルバイトの特徴5選
退職代行を使うべきアルバイトの特徴は以下の通りです。
使うべき特徴
- 残業代が出ない
- 有給が取れない
- 業務負担が大きい
- 過度な引き留めがある
- ハラスメントがある
一つずつ解説します。
残業代が出ない
一つ目の特徴は残業代が出ない職場です。
- 理由もなく残業代を誤魔化す
- いい加減な理由で残業代を払わない
- 少しの残業は当たり前だという社風
このような職場は違法なのですぐにでも辞めるべきです。
今まで働いたにも関わらず支払われなかった残業代はきちんと請求して辞めましょう。
有給が取れない
二つ目の特徴は有給が取れない職場です。
アルバイトでも有給が取れるということをご存知でしょうか。
有給取得の要件
- 週30時間以上、または週5日以上勤務
- 年間217日以上勤務
- 半年以上8割出勤
なのでフルタイム相当のアルバイトの場合に有給は取得できます。
有給を取得させないような職場は今すぐにでも辞めるべきかもしれません。
業務負担が大きい
三つ目の特徴は業務負担が大きい職場です。
正社員がするような仕事をアルバイトにさせる職場も退職代行を使うべきかもしれません。
- 無理にシフトに入れられる
- 休むときは代わりを見つけないといけない
- 残業が当たり前
- 休みが取れない
このように過度に責任を強いられる職場は注意が必要です。
特に「人手不足」の職場は業務負担が増える傾向にあるのでバイト先の変更を検討しましょう。
過度な引き留めがある
四つ目の特徴は過度な引き留めがある職場です。
- 辞められたら困ると言われた
- 後任が入ってからしか辞められない
- もう少しいてくれと哀願された
このような職場は退職代行の利用を検討するべきです。
具体的に新入社員の入社が決まっている場合はまだしも、人不足の職場はいつまで経っても人不足のままです。
ハラスメントがある
五つ目の特徴はハラスメントがある職場です。
- セクハラ
- パワハラ
- マタハラ
- アルハラ
- モラハラ
ハラスメントの種類は10以上あると言われていますが、どれかが横行している職場は辞めた方がよいでしょう。
退職する場合は上司と1対1で面談することになると思いますが、あなたが標的になる可能性があります。
次にメリットとデメリットを解説します。

アルバイトで退職代行を利用する5つのメリット
アルバイトで退職代行を利用するメリットは以下の通りです。
退職代行のメリット
- 即日退職が可能
- 正社員より安く利用可能
- 有給を取得できる
- 必要書類を受け取れる
- 精神的負担がかからない
一つずつ解説します。
»退職代行のメリットとデメリット【知っておきたいこと全てを解説】
即日退職が可能
一つ目のメリットは即日退職が可能なところです。
退職が認められるケース
- 雇用主と労働者の合意がある
- 雇用期間が1年以上
- 雇用期間が自動更新された
- やむを得ない理由がある
ですが、退職代行を利用すると即日退職できます。
- 依頼日から出勤の必要なし
- 依頼した日を退職日にできる
今すぐ辞めたい人には確実にメリットになるでしょう。
正社員より安く利用可能
二つ目のメリットは正社員より安く利用できるところです。
退職代行の利用料金は以下の通りです。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
しかしアルバイトやパートの費用相場は少し安めで設定されています。
アルバイトの金額相場
- 弁護士法人:30,000円〜40,000円くらい
- 労働組合:20,000円〜25,000円くらい
- 民間企業:15,000円〜20,000円くらい
正社員よりアルバイトの方が収入が低いことが多く、安く利用できるのはありがたいのではないでしょうか。
»安くてお得な退職代行5選【格安業者の注意点と業者選定のコツ】
有給を取得できる
三つ目のメリットは有給を取得できるところです。
アルバイトは有給が取れないと思われがちですが、条件を満たせば取得可能です。
有給を使えるケースは以下の通り。
有給を使える条件
- 週30時間以上、もしくは週5日または年間217日以上の場合
- 週30時間未満、且つ週4日以下または年間48日~216日の場合
付与日数は以下の通り。
①:週30時間以上、もしくは週5日または年間217日以上の場合
勤続年数 | 6ヶ月 | 1年半 | 2年半 | 3年半 | 4年半 | 5年半 | 6年半 |
付与日数 | 10日 | 11日 | 12日 | 14日 | 16日 | 18日 | 20日 |
②:週30時間未満、且つ週4日以下または年間48日~216日の場合
週間労働日数 | 年間労働日 | 6ヶ月 | 1年半 | 2年半 | 3年半 | 4年半 | 5年半 | 6年半 |
4日 | 169日〜216日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 12日 | 14日 | 16日 |
3日 | 121日〜168日 | 5日 | 6日 | 6日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 |
2日 | 73日〜120日 | 3日 | 4日 | 4日 | 5日 | 6日 | 6日 | 7日 |
1日 | 48日〜72日 | 1日 | 2日 | 2日 | 2日 | 3日 | 3日 | 3日 |
万が一、「バイトに有給はない!」と言われても通用しません。
会社と交渉ができる「労働組合」か「弁護士」に依頼しましょう。
必要書類を受け取れる
四つ目のメリットは必要書類を受け取れるところです。
勝手に退職すると必要な退職書類を送ってくれないことがあります。
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
退職代行なら職場にきちんと説明をしてくれるので必要書類を確実に受け取ることができます。
精神的負担がかからない
五つ目のメリットは精神的負担がかからないところです。
これが退職代行の最も大きなメリットではないでしょうか。
- 会社の人に会う必要がない
- 自分で言う必要がない
- 確実に辞められる
- 出勤する必要がない
- 自分の道を進める
退職代行を使う人は心身ともに疲れている方が多いです。
直接言う必要がない退職代行は精神的な負担を軽減できるでしょう。
アルバイトで退職代行を利用する2つのデメリット
アルバイトで退職代行を利用するデメリットは以下の通りです。
退職代行のデメリット
- お金がかかる
- 人間関係が崩れやすい
一つずつ解説します。
»【退職代行で起こりやすいトラブル】防ぐために大切なこと3選!
お金がかかる
一つ目のデメリットはお金がかかるところです。
退職代行を利用すると当然料金がかかります。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
本来退職にはお金はかかりませんので、余計なお金を支払う退職代行はデメリットになるかもしれません。
キャッシュバックなどお得に利用できる業者もあるので要確認!
»退職代行サービスの金額相場【利用にかかるお金のことを全て解説】
人間関係が崩れやすい
二つ目のデメリットは人間関係が崩れやすいところです。
- 世話になった上司
- 仲の良かった同僚
- 世話した部下
- 取引先の関係者
退職代行を利用することで関係性が悪くなるかもしれません。
退職後も関係性を続けたい方には利用時に注意が必要です。
世話になった人には事前に挨拶を済ませておきましょう!
»退職代行のその後が気になる方へ【よくある不安8つと解決策6選】
アルバイトが退職代行を使う際の注意点
アルバイトが退職代行を使う際の注意点は以下の通りです。
注意点
- 備品は必ず返却する
- 有給日数を確認する
- 訴えられるかもしれない
- SNSで中傷しない
- バックれは絶対NG
一つずつ解説します。
備品は必ず返却する
一つ目の注意点は備品は必ず返却することです。
- 名札
- 制服
- 会社が購入した書籍
- 文具
- その他備品
会社の備品は一箇所にまとめて置いておきましょう。
また自分のものは退職代行を使うまでに持って帰りましょう。

有給日数を確認する
二つ目の注意点は有給日数を確認することです。
有給の残日数によっては退職代行に依頼してから一度も会社に行かずに退職することができます。
①:週30時間以上、もしくは週5日または年間217日以上の場合
勤続年数 | 6ヶ月 | 1年半 | 2年半 | 3年半 | 4年半 | 5年半 | 6年半 |
付与日数 | 10日 | 11日 | 12日 | 14日 | 16日 | 18日 | 20日 |
②:週30時間未満、且つ週4日以下または年間48日~216日の場合
週間労働日数 | 年間労働日 | 6ヶ月 | 1年半 | 2年半 | 3年半 | 4年半 | 5年半 | 6年半 |
4日 | 169日〜216日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 12日 | 14日 | 16日 |
3日 | 121日〜168日 | 5日 | 6日 | 6日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 |
2日 | 73日〜120日 | 3日 | 4日 | 4日 | 5日 | 6日 | 6日 | 7日 |
1日 | 48日〜72日 | 1日 | 2日 | 2日 | 2日 | 3日 | 3日 | 3日 |
上記を参考に退職代行を使うまでに確認しておきましょう。
訴えられるかもしれない
三つ目の注意点は訴えられるかもしれないということです。
退職代行は使い方を間違えると訴えられる可能性があります。
訴えられる原因
- 無断欠勤した
- 会社や社員を中傷した
- 機密情報を持ち出した
- 勧誘や引き抜きをした
- トラブルを起こした
- 会社に損害を与えた
会社から訴えられないためにも退職交渉がきちんとできる業者に依頼する必要があります。
»退職代行で辞めると訴えられる?【6つのリスクと3つの対処法】
SNSで中傷しない
四つ目の注意点はSNSで中傷しないことです。
アルバイト先の悪口をSNSで書き込んだことばバレると、威力業務妨害や名誉毀損・侮辱罪などの罪に問われる可能性があります。
- 店長の悪口
- されてきた仕打ち
- 職場の悪口
- 同僚の悪口
会社に仕返しをしたく気持ちもわかりますが、犯罪行為になるので自分に返ってきます。
バックれは絶対NG
五つ目の注意点はバックれは絶対にNGということです。
- 会社に損害を与える
- 自分の信用を傷つける
- 訴えられるかもしれない
- 誰かに迷惑をかける
- 減給されるかもしれない
正式な退職手続きをせずにバックれると退職交渉ができません。
リスクが高い行為なので絶対にやめましょう。
失敗しない退職代行選びの唯一のコツ
退職代行を利用して後悔しないためにはきちんと業者を選ぶ必要があります。
業者の選び方
- 種類で選ぶ
- 料金で選ぶ
- 交渉の可否で選ぶ
- 実績と口コミで選ぶ
- 付加サービスの有無
自分の希望通りの退職にするには優良業者への依頼が必須です。
詐欺業者も多いので気をつけてくださいね。
»退職代行の正しい選び方5選【失敗しないためのポイントを解説】
アルバイトが退職代行を使う流れ
退職代行で辞める際の流れは以下の通りです。
利用の流れ
- 相談&利用申し込み
- 必要情報の共有
- 利用料金の支払い
- 担当者のとの打合せ
- 代行業務開始
- 貸与物の返却
- 退職完了
退職代行に依頼してからやらないといけないことは3つだけ。
利用後にやること
- 料金の支払い
- 必要物の受取と返却
退職交渉や手続きは代行業者がやってくれます。
退職完了の連絡が来るまで気長に待っておきましょう。
»退職代行の流れ7ステップ【依頼から退職まで完全ロードマップ】
退職代行を使った人の体験談
退職代行を使った人の体験談をまとめました。

- 依頼した次の日の朝には、会社を退職することができたので、早い対応をしてくれてとても良かったなと感じています。(30代:男性 営業職)
- 職場に行かず、代行の方が即日会社へ連絡してくれて待っているだけだったので楽でした。(30代:女性 販売職)
- 労働組合と連携していてスムーズなやりとりができた。退職後の転職もフォローしてくれるサポート面が良かった。(30代:男性 営業職)
- 実際の手続きや進め方の詳細を詳しく説明して下さり実際の支払いは退職が受理されてすべて終わってからで良かったというところ。(40代:男性 管理職)
- 依頼した当日から出社する必要なく、即日対応してもらえてよかった(20代:女性 営業職)
- 依頼した当日から一度も出勤する事なく退職できただけでなく会社や上司からの連絡もなく助かり、証明できるサービス残業やサービス休日出勤まで回収してくれたので本当に助かりました。(20代:男性 営業職)
- 必要な手続きなどを代わりにしてくれて会社と交渉してくれストレスなく辞められました(30代:男性 販売職)
年代別に体験談をまとめました。
また全ての年代の体験談は以下の記事でまとめています。
»退職代行の体験談まとめ【利用後のリアルな感想を具体的に解説】
アルバイトの退職代行についてよくある質問
アルバイトの方が退職代行で辞めるときによくある質問をまとめました。
会社から連絡はきますか?
連絡をしないように伝えますが、強制権がないので来る場合があります。
しかし会社からの連絡は対応しなくてOK。完全無視で大丈夫です。
会社の人が家に来ることはありますか?
可能性としては低いですが、ないとは言い切れません。
過度に連絡が来たり家に来るようであれば弁護士または警察に連絡して対処してもらいましょう。
バイトですが、確実に退職できますか?
何事にも100%はあり得ません。
しかしその中で言えるとすれば、ほとんどのケースが退職成功しています。
契約期間内だとしても、退職できるケースが多いので、まずは気軽に相談してくください。
会社の人と会いたくないのですが、可能でしょうか。
有給を活用し即日退職することで、会社の人と会うことはありません。
私物の回収や会社備品の返却を退職日に合わせて行うことで出社する必要はないからです。
その点も担当者からしっかりとしたご説明があるので、安心してください。
未払い給与は回収できますか?
給与は労働の対価なので、確実に回収できます。
しかし会社との交渉ができるのは「労働組合」と「弁護士」だけです。
交渉が必要な場合は交渉可能な業者に依頼してください。
まとめ:アルバイトでも退職代行は利用可能!
今回は「アルバイトでも退職代行は使えるのか」について解説しました。
記事の要点
- 退職代行を使うべきアルバイトの特徴
- 残業代が出ない
- 有給が取れない
- 業務負担が大きい
- 過度な引き留めがある
- ハラスメントがある
- アルバイトで退職代行を使うメリット
- 即日退職が可能
- 正社員より安く利用可能
- 有給を取得できる
- 必要書類を受け取れる
- 精神的負担がかからない
- アルバイトで退職代行を利用するデメリット
- お金がかかる
- 人間関係が崩れやすい
- アルバイトが退職代行を使う際の注意点
- 備品は必ず返却する
- 有給日数を確認する
- 訴えられるかもしれない
- SNSで中傷しない
- バックれは絶対NG
そして退職代行は正しく選ぶことが最も大切で、自分に合った退職代行に依頼しましょう。
本当におすすめできる退職代行は以下の3つです。
おすすめの退職代行
- 「退職代行Jobs」
- 「退職代行ガーディアン」
- 「退職代行SARABA」
退職代行はアルバイトでも利用できます。
嫌な職場を辞める一つの方法として退職代行を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、なーぴょんでした。