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こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、「転職サイト」「介護・看護の仕事」「選考対策」「退職代行」の4つのテーマについて解説しています。
利用の流れを詳しく教えてほしい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 退職代行を利用する前にやるべき準備
- 退職代行の流れ
- 退職代行の利用時に依頼主がやること
- 退職代行業者がやってくれること
- 退職代行を利用した後にやるべきこと
- 退職代行を利用する際の注意点
本記事は退職代行が気になる方に向けて「退職代行の利用の流れ」を解説しました。
この記事を読めば退職代行の流れだけでなく、利用前後にやるべきことや注意点まで網羅的に理解できるはずです。
- 退職代行の流れを知りたい
- 利用前後にやることを知りたい
- 退職代行の利用に興味がある
こんな方はぜひ最後までご覧ください。
退職代行を利用する前にやるべき準備5つ
退職代行を利用する前にやるべき準備は以下の通りです。
やるべき準備
- 世話になった人への挨拶
- 引き継ぎ資料の作成
- 残有給日数の確認
- 退職金の確認
- 転職活動
一つずつ解説します。
»退職代行の利用前にやるべきこと7選【リスクや利用後にやることも解説】
世話になった人への挨拶
一つ目は世話になった人への挨拶です。
仕事で関わる人
- 上司
- 同僚や部下
- 関係機関の人
世話になった人に挨拶を済ませておくことでトラブルを回避することができます。
ココがポイント
- 礼儀知らずと言われることがなくなる
- 必要な人と関係を続けることができる
前段階の準備として事前にお世話になった人への挨拶を済ませておきましょう。
注意
- 全ての人に挨拶する必要はない
引き継ぎ資料の作成
二つ目は引き継ぎ資料の作成です。
退職代行を利用すると即日退職することになるので後任に業務を引き継ぐことができません。
引き継ぎをしないリスク
- 会社から連絡がかかってくる
- 後任の人が困る
- 会社に損害が生じ訴えられるかもしれない
上記リスクが生じてしまいます。
ココがポイント
- 業務の進捗を紙にまとめておく
- 退職日に机に置いておく
引き継ぎ資料を作成することでトラブルを回避できるはずです。
残有給日数の確認
三つ目は残有給日数の確認です。
退職代行での即日退職は退職日まで有給を使うということなので、あと何日有給があるか確認する必要があります。
ココがポイント
- 非常勤でも有給を取得できる
- 残有給数は給与明細に記載されていることが多い
自分に与えられた有給を全て使い切りたい人は残有給数の確認をしておきましょう。
注意
- 有給の取得交渉は労働組合か弁護士しかできない
- 一般企業が交渉をすると非弁行為に該当する
»退職代行は労働組合にするべき!【おすすめできる理由を徹底解説】
退職金の確認
四つ目は退職金の確認です。
退職代行を利用しても退職金を受け取ることができます。
確認しておくこと
- 退職金制度の有無
- 就業規則や社内規定
ココがポイント
- 会社の就業規則や退職金規程に退職金を支給する旨が定められている
- ご自身が退職金の支給条件を満たしている
- ご自身が退職金の不支給条件に該当しない
退職金制度の有無は当事者である企業と労働者との契約内容で定められます。
確認を疎かにすると思わぬ損をしてしまう恐れがあるのできちんと確認しておきましょう。
転職活動
五つ目は転職活動です。
今すぐに辞める必要がある場合を除き、次の転職先が見つかってから退職代行を使う方が無難です。
ココがポイント
- 未練なく辞めることができる
- 精神的な安心につながる
- 思い切って行動できる
退職代行に依頼すると、後は任せきりで退職が完了します。
- 転職サポートがある業者を選ぶ
- 自分でも転職活動をしておく
簡単に辞められ時間的な余裕が生まれるので、その時間を転職活動に充てるようにしましょう。
転職サポートがある退職代行
職代行を利用する流れ7ステップ
退職代行の流れは以下の7ステップです。
利用の流れ
- 相談&利用申し込み
- 必要情報の共有
- 利用料金の支払い
- 担当者のとの打合せ
- 代行業務開始
- 貸与物の返却
- 退職完了
一つずつ解説します。
①:相談&利用申し込み
STEP①として無料相談と利用申し込みをします。
相談方法は以下の3通り。
相談方法
- LINE
- メール
- 電話
基本的にLINEとメールは24時間対応で電話の対応時間は9:00~17:00のところが多いようです。
相談するポイント
- 現状の相談
- 受けている不利益
- 医者からの診断結果
- 対応できる範囲
- 利用料金の見積り
上記以外にも気になることは確認しましょう。
②:必要情報の共有
STEP②として必要情報の共有です。
どこの業者に依頼するか決めたら、正式な申し込みを済ませ必要情報の共有を行います。
共有する項目
- 個人情報…氏名・年齢・生年月日・電話番号 等
- 雇用について…雇用形態・勤続年数・契約期間 等
- 会社について…会社名・所属部署・対応する人物や部署 等
- 退職について…退職理由・退職日
- 交渉について…有給取得・未払い賃金・退職金 等
- その他…請求したい書類 等
担当者からの質問に正直に答えましょう。
注意
- 会社に確認しないとわからない情報がある
- 不自然に確認すると退職を疑われる
気になることがあれば普段から確認しておくことをおすすめします。
③:利用料金の支払い
STEP③は利用料金の支払いです。
退職代行の利用相場は以下の通り。
利用相場
- 「一般企業」:約25,000円
- 「労働組合」:約30,000円
- 「弁護士法人」:約50,000円
支払い方法は「振り込み」「引き落とし」「電子決済」「クレジット決済」などがあり、業者によって異なります。
また先払いのところもあれば後払いのところもあるので事前に確認しておきましょう。
④:担当者との打合せ
STEP④は担当者との打合せです。
②で共有した情報をさらに深掘りし、担当者に細かいところまで伝えていきます。
伝える内容
- 希望する退職条件
- 交渉範囲
- 退職の具体的な日にち
具体的にどのような条件で退職したいかを伝えましょう。
⑤:代行業務開始
STEP⑤で代行業務の開始です。
退職代行が完了するまでにやっておきたいことは以下の通り。
やっておきたいこと
- 失業保険の準備
- 転職活動
- 資格取得
- 自己投資
依頼し終わった後は基本的に何もやることがありません。
次の仕事に就くまでの時間を有意義に使いましょう。
⑥:貸与物の返却
STEP⑥で貸与物の返却をしましょう。
返却するものは以下の通り。
返却物
- 健康保険証
- 社員証や社章
- 会社経費で購入した備品
- 社外秘のデータや書類
- 名刺
- 制服
- 携帯などの備品
ポイント
- 返却方法は郵送でOK
- 会社に出向く必要はない
⑦:退職完了
STEP⑦で退職完了です。
会社からもらう書類があるので、そちらの確認はしておきましょう。
会社からもらう書類
- 雇用保険被保険者証
- 離職票
- 年金手帳
- 源泉徴収票
ポイント
- 書類は次の職場で必要になる
- 会社から届かない場合もある
- 代行業者から催促の連絡をしてもらえる
おめでとうございます。
晴れて退職です。
退職代行の依頼主がやること4つ
退職代行の依頼主がやることは以下の通りです。
依頼主がやること
- 退職代行への依頼
- 利用料金の支払い
- 退職届や会社備品の郵送
- 退職書類や私物の受取
一つずつ解説します。
退職代行への依頼
一つ目は退職代行への依頼です。
退職代行は種類によって対応範囲が違うため、自分に合った業者に依頼しましょう。
退職代行の選び方
- 種類で選ぶ
- 料金で選ぶ
- 交渉の可否で選ぶ
- 実績と口コミで選ぶ
- 独自サービスの有無で選ぶ
詳しくはこちらの記事で解説しています。
»退職代行の正しい選び方5選【あなたに最適な業者を見つける方法】
利用料金の支払い
二つ目は利用料金の支払いです。
退職代行業者が指定する方法で支払いを済ませます。
ココに注意
- 追加料金がかかることがある
- 見積金額より高くなることがある
料金に関するトラブルを防ぐためにも、最終的にかかる料金や費用の内訳を詳しく確認しておきましょう。
»退職代行サービスの金額相場【利用にかかるお金のことを全て解説】
退職届や会社備品の郵送
三つ目は退職届や会社備品の郵送です。
退職代行を利用するとスムーズに退職できますが、退職届は退職する本人のみが執筆できる書類なので自分で書く必要があります。
ココに注意
- 退職届は代筆してもらえない
- 制服などの会社備品を借りパクしない
返却物や書類の用意ができれば郵送しましょう。
退職書類や私物の受取
四つ目は退職書類や私物の受取です。
退職手続きが無事に完了すると会社から必要書類や私物が郵送されてきます。
受取が必要なもの
- 雇用保険被保険者証
- 離職票
- 年金手帳
- 源泉徴収票
ココに注意
- 退職書類を郵送してこない会社がある
- 確実に受け取ること
代行業者から会社に早く郵送するよう伝えてもらうこともできます。
手当を受けるために必要な書類もあるので、きちんと受け取りをしましょう。
退職代行業者がしてくれること
退職代行業者がしてくれることは以下の通りです。
業者がしてくれること
- 退職意思の伝達
- 希望条件への交渉
- アフターフォロー
一つずつ解説します。
退職意思の伝達
一つ目は退職意思の伝達です。
退職意思の伝達は全ての代行業者が対応できます。
ココがポイント
- ブラック企業でも確実に辞められる
- ハラスメントがあっても辞められる
どのような職場でも退職することができるので安心して利用できます。
希望条件への交渉
二つ目は希望条件への交渉です。
ココに注意
- 【一般企業】:退職意思の伝達のみ
- 【労働組合】:条件交渉が可能
- 【弁護士】_:訴訟対応まで可能
運営する法人によって交渉できる範囲が異なります。
一般企業 | 労働組合 | 弁護士 | |
会社への通知 | ◯ | ◯ | ◯ |
即日退職 | ◯ | ◯ | ◯ |
会社との交渉 | × | ◯ | ◯ |
裁判の代理人 | × | × | ◯ |
自分が退職時にどこまでを求めるかで依頼する業者が変わるので、整理してから依頼するようにしましょう。
アフターフォロー
三つ目はアフターフォローです。
アフターフォローとして転職支援をしている業者もあります。
ポイント
- キャッシュバックされる業者がある
- スムーズに転職できる
転職支援の他に、業者によって独自サービスを展開しているところがあります。
独自サービスの種類
- 引越しサポート
- 転職祝い金
- カウンセリング etc...
お得に利用することができるので、事前にHPを確認しておきましょう。
退職代行を利用した後にやるべきこと4つ
退職代行を利用した後にやるべきことは以下の通りです。
利用後にやること
- 健康保険の切り替え
- 年金の切り替え
- 必要書類の受取
- 失業保険の申請
一つずつ解説します。
»退職代行のその後が気になる方必見【感じる不安と必要な対策を解説】
健康保険の切り替え
一つ目は健康保険の切り替えです。
退職日以降は健康保険が使えなくなるので、切り替え作業が必要になります。
健康保険の切り替えパターンは以下の4つ。
健康保険の切り替えパターン
- 転職先の健康保険に加入する
- 国民健康保険に加入する
- 前職の健康保険を任意継続する
- 家族の扶養に入る
切り替えパターン | 手続きポイント |
転職先の健康保険に加入する |
|
国民健康保険に加入する |
|
前職の健康保険を任意継続する |
|
家族の扶養に入る |
|
どの保険に切り替えるのがベストなのかは家族構成や今後の方針次第で変わってきます。
保険の切り替え先は時間をとって慎重に検討しましょう。
年金の切り替え
二つ目は年金の切り替えです。
年金の切り替え方法は、今後の方針によって手続き内容が変わるため注意が必要です。
切り替え先 | 必要な手続き | |
すぐに転職する場合 | 転職先の厚生年金 | 基礎年金番号もしくはマイナンバーを転職先に伝える |
退職〜転職まで時間が空く場合 | 国民年金 | 退職から14日以内に移住地の役所で手続きを行う |
家族の扶養に入る場合 | 配偶者が加入している保険 | 不要 |
年金の切り替えが遅れると年金未払いとなってしまうため、退職後の年金の切り替え手続きは忘れず行いましょう。
必要書類の受取
三つ目は必要書類の受取です。
受け取る書類
- 雇用保険被保険者証
- 健康保険の資格喪失証明書
- 年金手帳
- 離職票
- 源泉徴収票
- 退職証明書
書類用途・ポイント | |
雇用保険被保険者証 |
|
健康保険の資格喪失証明書 |
|
年金手帳 |
|
離職票 |
|
源泉徴収票 |
|
退職証明書 |
|
万が一、書類の到着が遅れている場合は、忘れている可能性もあるので、代行業者から催促の連絡をしてもらいましょう。
失業保険の申請
四つ目は失業保険の申請です。
失業保険の申請が通れば、退職してから1年間は、前職の給与の5割〜8割程度の基本手当が受け取れます。
失業保険の手当を受給するための必要条件は、原則として以下の通り。
失業保険の受給条件
- 転職活動をしつつも就職できない”失業状態”にあること
- 離職日以前の2年間で、雇用保険への加入期間(12ヶ月以上)があること
さらに社会保険給付金サポートを利用することでより多くの給付を受けることができます。
»退職コンシェルジュで社会保険給付金を確実にもらう【知らないと損をする】
退職代行を利用する際の注意点
退職代行を利用する際の注意点は以下の通りです。
注意点
- 対応可能な範囲は異なる
- トラブルの可能性がある
- 悪徳業者が存在する
一つずつ解説します。
対応可能な範囲は異なる
一つ目の注意点は対応可能な範囲は異なるということです。
一般企業 | 労働組合 | 弁護士 | |
会社への通知 | ◯ | ◯ | ◯ |
即日退職 | ◯ | ◯ | ◯ |
会社との交渉 | × | ◯ | ◯ |
裁判の代理人 | × | × | ◯ |
上記の通り対応できる範囲が違うので、自分に合った代行業者に依頼することが大切です。
- 交渉が必要なら「労働組合」か「弁護士」
- 安さで選ぶなら「一般企業」
自分が代行業者にどこまで望むかを整理してから依頼しましょう。
トラブルの可能性がある
二つ目の注意点はトラブルの可能性があるところです。
ココに注意
- 上司が家に来る
- 必要書類が届かない
- 退職を認めてもらえない
- 損害賠償請求される
ブラック企業であればあるほどトラブルの可能性は高くなります。
きちんと対処できるよう、信頼できる業者に依頼することが大切です。
»【退職代行で起こりやすいトラブル】防ぐために大切なこと3選!
悪徳業者が存在する
三つ目の注意点は悪徳業者が存在するということです。
ココに注意
- 非弁行為をしている
- 追加料金を請求される
- 退職できなかった
- 支払後に連絡が取れなくなった
退職代行業者は年々増えていますが、それに伴い悪徳業者も増えています。
きちんと信頼できる業者に依頼することが大切です。
まとめ:退職代行の流れを掴み効率的に利用しよう!
本記事は退職代行が気になる方に向けて「退職代行の利用の流れ」を解説しました。
記事の総まとめ
- 退職代行の流れを掴むとスムーズに利用できる
- 退職代行は7ステップで退職まで完了する
- 退職代行を利用すると依頼主がやることはほとんどない
- 手続きは自分でやらないといけない
- アフターフォローをしてくれる優良業者もある
そして特におすすめできる退職代行は以下の3つ。
退職代行の流れを掴むとスムーズに辞められ、時間を効率よく使うことができます。
ブラック企業で時間を費やすのではなく、サクッと辞めて次のステージに進みましょう。
以上、なーぴょんでした。