[PR] 当サイトはアフィリエイト広告による収益を得ています。
こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、「転職サイト」「介護・看護の仕事」「選考対策」「退職代行」の4つのテーマについて解説しています。
就職活動を控えていて不安なんだけど…
こんな不安を解消します。
本記事の内容
- 専門卒の就活状況
- 専門卒の就活が難しいと言われる理由
- 専門卒ならではの就活のメリット
- 専門卒における就活のデメリットや注意点
- 専門卒で就職できる人できない人の違い
- 専門卒の就活を成功させるための秘訣
本記事は専門学校卒は就職活動が難しいのかを解説しました。
専門卒は高い就職率を誇りますが、大卒と比べると不利になりやすいのが実情です。
- 就職活動を控えている
- 就職活動が不安
- 就職活動を成功させたい
こんな専門学校生はぜひ最後までご覧ください。
就職活動を失敗しないためにも正しい知識を身につけて行動していきましょう。
専門卒の就活状況
専門卒の就活状況を見ておきます。
専門卒の就活状況
- 求人数
- 就職率
一つずつ解説します。
求人数
専門卒と大卒の求人数を比較しました。
求人媒体 | 大卒 | 専門卒 |
マイナビ | 27,134件 | 16,471件 |
リクナビ | 13,671件 | 7,470件 |
上記の結果からも分かるように、採用条件を「大卒以上」とする求人に比べ「専門学校卒以上」の求人は半数程度しかありません。
つまり、専門卒は大卒よりも希望通りの就職が難しいといえます。
就職率
専門卒の就職率は以下の通りです。
卒業年度 | 就職率 |
2018年卒 | 94,7% |
2019年卒 | 96,6% |
2020年卒 | 96,8% |
2021年卒 | 91,2% |
2022年卒 | 94,7% |
引用:文部科学省
就職率がやや落ち込んだ年もありますが、基本的に高い就職率を維持しています。
ココがポイント
- 就職率は高い
- 実践的なスキルを重視する企業が多い
大卒と比べるとやや就職が難しいところもあり、それは学校で学んだこと以外への就職が難しい傾向にあるからです。
専門卒の就活が難しいと言われる理由
専門卒の就活が難しいと言われる理由は以下の通りです。
難しい理由
- 大卒がライバルとなる
- スキルが不足している
- 専門職以外で働きにくい
一つずつ解説します。
大卒がライバルとなる
一つ目の理由は大卒がライバルになるからです。
大卒も専門卒も問わず受け入れている企業がありますが、その場合同じ土俵で戦わないといけません。
難しい理由
- 学歴を重視される風潮がある
- 年齢的な経験値の差もある
- 専門学校は特定の知識以外を習得しにくい
仮に同じ能力が2人並び、それぞれが「専門卒」と「大卒」だった場合、大卒が採用されることの方が多くなります。
大卒と同じ土俵で戦わないといけないため、就活が難しいと言われています。
スキルが不足している
二つ目の理由はスキルがそこまで高まっていないからです。
専門学校はスキルが身につけられるようにカリキュラムが組まれていますが、生徒間でスキルにバラツキも生まれてしまいます。
難しい理由
- スキルの習得が遅れている
- スキルを習得する時間的余裕がない
- 就活を並行して行わないといけない
このためスキルを十分に習得できなかった学生は書類選考や面接で落とされる可能性があります。
新卒の場合、ポテンシャル採用ですが、スキルが不足していると思われないような選考対策が必要です。
専門職以外で働きにくい
三つ目の理由は専門分野以外の仕事に就きにくいからです。
例
学べること | → | 就職先 |
デザイン系 | → | 商社 |
美容関連 | → | 銀行 |
調理 | → | 介護 |
上記表のように専門学校で学んだと就職先の業界が全く違う場合に簡単に内定をもらうことはできません。
難しい理由
- なぜ専攻を捨てて違う業界に就職するのか
- 違う業界で働く動機はなぜなのか
- 親ブロックがかからないのか
採用担当者は上記内容が頭によぎるため、選考時に深く突っ込まれる可能性があります。
別の道を目指した場合、その専門性が“足かせ”となってしまうことがあるのです。
専門卒で就職できる人とできない人の違い
ではなぜ専門卒でもきちんと就職できている人がいるのでしょうか。
この章では就職できる人とできない人の違いを解説します。
違い
- 幅広く求人を見ている
- 目標を持ち就活している
- 第三者と協力している
一つずつ解説します。
幅広く求人を見ている
一つ目の違いは幅広く求人を見ているかどうかです。
就職活動では幅広く求人を探すことで選択肢が広がり就職できる確率が高くなるはずです。
ココがポイント
- 専門分野の仕事を探している
- 専門で学んだことの延長線にある業務志望
- 専門分野以外でも志望動機が明確である
- キャリアプランが立てられている
- チャレンジ精神があると面接官に思わすことができる
もちろん専門で学んだことをそのまま活かせる仕事が一番採用されやすいはずです。
しかし別の分野で仕事を探すとしても明確な理由があれば問題ありません。
- 就活軸が定まっていること
- 志望動機を明確にできること
- 自分の意思を持てていること
「自分はこの仕事に就きたいんだ!」という気持ちが大切です。
目標を持ち就活している
二つ目の違いは目標を持ち就活しているかどうかです。
学歴に関わらず目標を持たないと就職活動を成功させるのは難しくなります。
ココがポイント
- どのような仕事に就きたいのか
- 将来どのようになりたいのか
- 稼ぎたい金額やライフワークバランス
- 自分の知識やスキルの活かし方
- 会社でのキャリアビジョン
これらが明確に定まっている人と定まっていない人とでは、面接で話す内容が驚くほど違います。
- 目標を定めて行動すること
- できるだけ具体的な目標を定めること
- 面接官に真っ直ぐ伝えること
目標を持ち就職活動をすることで内定獲得率は大幅に上がるはずです。
第三者と協力している
三つ目の違いは第三者と協力しているかどうかです。
就職活動は第三者に協力してもらった方がうまくいくのは間違いありません。
ココがポイント
- 自己分析や他己分析がしやすい
- 面接対策がしやすい
- 新たな情報を収集しやすい
自分を客観的に評価してくれる存在がいることで自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。
おすすめなのが就活エージェントを活用するということ。
エージェントは就活のプロなので有益な情報がもらえるはずです。
専門卒ならではの就活のメリット
専門卒ならではの就活のメリットは以下の通りです。
メリット
- 即戦力として活躍できる
- 学んだ分野の就職に強い
- 学校のサポートが厚い
- 若手でキャリアが積める
一つずつ解説します。
即戦力として活躍できる
一つ目のメリットは即戦力として活躍できるところです。
専門学校はある特定の専門スキルを学ぶため、大卒よりも即戦力として働けるメリットがあります。
ココがポイント
- 専門スキルを身につけられる
- 資格を取得できる
- 職場研修やインターンを経験している
そのため採用担当者からは「仕事の覚えが早く戦力になりやすい」を評価されることがほとんどです。
活躍しやすい環境
- 人不足な業界
- スタートアップ企業
教育にも時間やコストがかかるためスキルがある専門卒が有利になることが多いです。
学んだ分野の就職に強い
二つ目のメリットは学んだ分野の就職に強いところです。
専門卒の学生は学んだ知識やスキルを就職先でも活かしたいと方が多いので学んだ分野の就職に強い傾向にあります。
文部科学省の「学校基本調査 令和3年度」によると、専門卒で学んだ分野に就職した人の割合は以下の通りです。
男性
分野 | 卒業者数 | 関係分野に就職した人数 |
情報処理 | 9,631人 | 5,716人(59,4%) |
看護 | 3,674人 | 3,519人(95,8%) |
調理 | 5,237人 | 4,074人(77,8%) |
保育 | 705人 | 609人(86,4%) |
社会福祉 | 637人 | 409人(64,2%) |
動物 | 1,319人 | 881人(66,8%) |
女性
分野 | 卒業者数 | 関係分野に就職した人数 |
情報処理 | 1,814人 | 1,056人(58,2%) |
看護 | 25,409人 | 24,169人(95,1%) |
調理 | 3,701人 | 2,676人(72,3%) |
保育 | 4,521人 | 4,020人(88,9%) |
社会福祉 | 991人 | 696人(70,2%) |
動物 | 5,022人 | 4,242人(84,5%) |
上記の通り、いずれも半数以上が関係分野に就職しており、専門学校で学んだ分野の就職に強いことがわかります。
学校のサポートが厚い
三つ目のメリットは学校から手厚いサポートが受けられるところです。
専門学校は就職率の高さが評価につながるため、大学よりも学校のサポートが強い傾向にあります。
ココがポイント
- 面接対策や選考対策が受けられる
- キャリアカウンセラーが常駐している専門学校もある
- 学内で企業説明会が開催される
- 地元企業や関連企業とのパイプが太い
- 企業側からアプローチがある
また毎年卒業生が主食している企業は学校との関係性が強固になっています。
- OB・OG訪問をしやすい
- 人事担当者と繋がりやすい
- 職場の雰囲気や人間関係を知りやすい
結果的に採用されやすいという点において大きなメリットになるでしょう。
若手でキャリアが積める
四つ目のメリットは若手でキャリアが積めるところです。
専門学校は大卒より若い年齢で就職するため若いうちからキャリアを積むことができます。
ココがポイント
- 大卒より多くの経験を積める
- 早い段階からスキルを学べる
- 昇格のチャンスが増える
特に専門職のような「手に職をつける」という仕事では、実務経験を積んだ方がキャリアアップしやすいのが現状です。
- 夢や目標に最短ルートで到達できる
- より深く知識やスキルを追求できる
若手から多くの経験が積めることは大きなメリットになるはずです。
専門卒における就活のデメリットや注意点
専門卒における就活のデメリットや注意点は以下の通りです。
デメリット
- 就職先が限定されやすい
- 給与が低い可能性がある
- 就活スケジュールが短い
一つずつ解説します。
就職先が限定されやすい
一つ目のデメリットは就職先が限定されやすいところです。
専門卒の学生は特定分野を集中的に学ぶため他の選択肢が狭くなりがちです。
- 別の分野に就職すると評価されにくい
- 身につけたスキルや経験が活かせない
- 採用担当者にマイナスイメージを持たれやすい
全く別の業界に就職すること自体は悪いことではありませんが、採用のハードルが上がってしまうことも理解しておきましょう。
給与が低い可能性がある
二つ目のデメリットは給与が低い可能性があるところです。
「令和4年度賃金構造基本統計調査」によると、大卒と専門卒には給与額に差があることがわかります。
大卒 | 専門卒 | |
初任給 | 228,500円 | 212,600円 |
上記の通り、毎月の給与が12,000円ほど低くなっています。
- 同じ業務なのに給与が低い
- モチベーションの維持が難しい
- 給与額を上げるために頑張りが必要
給与額が大卒と比べると低いということも理解しておきましょう。
- 給与が高い企業を選ぶ
- 昇給額や賞与額にも注視する
高い給与がもらえる企業も増えてきているのできちんと調べて応募しましょう。
就活スケジュールが短い
三つ目のデメリットは就活スケジュールが短いところです。
専門学校は大学と比べて就活開始までの期間が短いため、準備期間が足りないというデメリットがあります。
- 入学と同時期に就活ガイダンスが始まる
- 時間的な余裕が少ない
- 学業との両立が求められる
大学生はじっくり自己分析や企業研究を進められるのに対し、専門学生は全ての両立を求められます。
- 第三者の手助けを積極的に使う
- 物事の優先順位を立てて行動する
- 常日頃から将来を考えておく
特に就活エージェントの活用は効果的に就職活動を進めることができます。
専門卒の就活を成功させるための秘訣
専門卒の就活を成功させるための秘訣は以下の通りです。
メモ
- 事前準備を怠らない
- 明確な就活軸を持つ
- 選考対策を念入りに行う
- キャリアセンターを使う
- エージェントに依頼する
一つずつ解説します。
事前準備を怠らない
一つ目の秘訣は事前準備を怠らないということです。
就職活動が成功するかどうかは事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。
やるべき事前準備
- 自己分析
- 業界研究
- 企業研究
- ES
- 面接
事前準備をきちんとすることで選考対策にもつながってきます。
- 自分の強みや弱み
- 身についたスキルや能力
- キャリアビジョン
時間的余裕が少ない専門学生だからこそ常日頃から将来について考えておきましょう。
明確な就活軸を持つ
二つ目の秘訣は明確な就活軸を持つということです。
就活軸は事前準備の段階で考えておくべきで、就職活動の行動指針となるものです。
ココがポイント
- 働く上で譲れないポイント
- 大切にしたい考え
- どのような働き方をしたいのか
自分の言葉で相手に伝えられるように考えましょう。
»就活軸の決め方を完全マスター!【就職活動を成功に導く重要ポイント】
選考対策を念入りに行う
三つ目の秘訣は選考対策を念入りに行うということです。
いくら素晴らしいスキルや知識を習得しても選考対策を疎かにすると不採用になってしまいます。
やるべき選考対策
- 応募書類の作成
- SPI対策
- 面接対策
特に就職活動をする上で必ずやらないといけない「応募書類の作成」と「面接対策」については時間を割いて行いましょう。
面接については以下の記事をご覧ください。
»面接対策のやり方まとめ【事前準備から質問への回答方法まで完全解説】
キャリアセンターを使う
四つ目の秘訣はキャリアセンターを使うということです。
専門学校は特定の企業や業界とコネクションがあるため就職活動を有利に進めることができます。
ココがポイント
- 就職ガイダンスの実施
- 学内セミナーの開催
- 卒業生のOB・OG情報
- 単独説明会の案内
学校とのつながりが強いからこそ採用率も高く、選考もスムーズに進めることができるかもしれません。
- ナビサイトに載らない求人が見つかる
- 独占求人があるかもしれない
- 選考対策もしてくれる
より良い求人と出会うためにもキャリアセンターは有効活用しましょう。
エージェントに依頼する
五つ目の秘訣はエージェントに依頼するということです。
就活エージェントに依頼することで就職活動に必要なさまざまなサポートを受けることができます。
エージェントのサポート内容
- 非公開求人の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 条件交渉
- 就職相談
求人検索や面接日の調整もあなたに代わってしてくれるので、時間的な余裕が少ない専門学生にはおすすめのサービスです。
無料で利用できるので気軽に登録しましょう。
まとめ:専門卒こそ計画的な就職活動を!
今回は専門卒の就活生に向けて就職活動の対策やコツを解説しました。
記事の総まとめ
- 専門卒の就職活動は難しいところもある
- 専門卒は入社後に即戦力なりやすい
- 専門卒のデメリットを解消することができる
- 一人で就職活動をしてはいけない
- キャリアセンターやエージェントに相談するのがベスト!
そして本当におすすめできる就活エージェントは以下の通りです。
専門卒はメリットもデメリットもあり、それを正しく理解することが大切です。
せっかく夢や目標を持って入学した専門学校を有意義な時間にするためにも、将来の就職先を真剣に考えてみませんか?
以上、なーぴょんでした。