こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 長所と短所を聞かれる理由
- 長所を聞かれたときの回答ポイント
- 短所を聞かれたときの回答ポイント
- 自分の長所や短所の見つけ方
- 面接対策で大切なこと
本記事は「長所と短所の伝え方」について解説しています。
この記事を読めば質問の意図や回答ポイントをしっかり理解できるようになります。
- 長所と短所の伝え方を知りたい
- 面接官の質問の意図を把握したい
- 伝える際のポイントを教えてほしい
こんな方にピッタリな内容になっています。
どの面接にも役立つ信ぴょう性の高い情報です!

※3分で読めますので最後までご覧ください。
面接対策の全般については以下の記事をご覧ください。
»面接対策のやり方【事前準備から質問への回答方法まで完全解説】
面接で「長所」と「短所」を聞かれる理由
業界職種を問わず面接で必ず聞かれる質問に「長所」と「短所」があります。
その質問をされる理由は以下の通りです。
聞かれる理由
- 応募者の人間性
- 客観視できているか
- 会社に合う人材か
一つずつ見ていきましょう。
応募者の人間性
一つ目の理由は応募者の人間性を知りたいからです。
- 性格
- 考え方
- 今までの経験
- 物事への向き合い方
- 得意なことや苦手なこと
- 長く働いてくれるか
応募者がどのような人間なのかを面接官は知りたいと思っており、長所と短所を質問します。
客観視できているか
二つ目の理由は自分を客観視できているかを知りたいからです。
- 自分は何が得意なのか
- 苦手なことは何か
- 失敗などを次に活かせる人間か
これらを見ています。
人は誰しも長所と短所を持っていますが、自分を客観視できないとそれが何なのかわかりません。
成功や失敗を次に活かせる人間なのかを見られています。
会社に合う人材か
三つ目の理由は会社に合う人材かを知りたいからです。
- 会社の社風に合う人材か
- 社内の雰囲気に馴染めるか
- 一緒に働くイメージを持てるか
せっかく入社したのにすぐに退職してしまうと何も残りません。
そのような結果にならないためにも長所と短所を聞くことによってどんな人間なのかを判断しています。
では具体的に質問された時にどう回答したらいいのでしょうか。
次の章では回答ポイントをご紹介していきます。

面接で長所を聞かれたときの回答ポイント5選
面接で長所を聞かれたとき以下のポイントを押さえておきましょう。
回答ポイント
- 真実を話す
- 具体的に話をする
- 結論から話す
- 業務内容に則して話す
- 内容を一つか二つに絞る
一つずつ解説します。
真実を話す
一つ目のポイントは真実を話すということです。
面接はお互いを理解する場としてあり、真実を話さないとその理解する場としての機能が成り立ちません。
- 今までの経験から学んだこと
- 失敗から学んだこと
- 失敗からどう成長できたか
- 自分の短所をどう克服しているか
- 長所をどう活かせるか
真実を話さないと相手に誤った情報を与えてしまい、性格な選考活動ができません。
偽って話した内容はすぐにバレてしまいますよ。

具体的に話をする
二つ目のポイントは具体的に話をするということです。
- どんな経験で長所を活かせたのか
- 何が問題で短所だと思ったのか
- なぜそのように感じたのか
- 具体的なエピソードは何か
具体性がない話は相手に響かないばかりか、表面的な内容の話だと面接官にはあまり良い印象を持たれません。
要点をまとめ端的に伝えましょう。

結論から話す
三つ目のポイントは結論から話すということです。
基本的な話す順番は以下の通りです。
話す流れ
- 結論
- エピソード(具体例)
- どう活かすか
この順番で約1分〜2分くらいを使い話します。
- 「私の長所は◯◯です」と結論を端的に伝える
- 根拠となるエピソード(具体例)を伝える
- その結果どんな成果や実績を残したかを伝える
- 入社後、業務にどう貢献したいかを伝える
これは長所や短所だけでなく、志望動機などの他の場面でも使えるので覚えておきましょう。
業務内容に則して話す
四つ目のポイントは業務内容に則して話すということです。
いくつか例を提示します。
業務内容 | 長所 |
飛び込みの営業職 | 主体的 |
人の世話をする介護職 | 献身的 |
地道な作業が必要な事務職 | 堅実 |
面接官は「求職者が会社で活躍してくれるか」という視点で見ています。
なのでいくら良いことを話しても業務内容に則していない場合は採用されにくくなります。
長所を話すときは業務内容に則して話しましょう。
内容を一つか二つに絞る
五つ目のポイントは内容を一つか二つに絞るということです。
面接では緊張や不慣れな理由であれもこれも話したくなります。
しかし多すぎる話は逆効果となるので注意しましょう。
- 結局何が言いたいのかわからない
- 要点をまとめられない人と思われる
- 自分を客観視できない人と思われる
こう思われないためにも伝える内容は一つか二つにしましょう。
次の章では短所を答える際のポイントを解説します。

面接で短所を聞かれたときの回答ポイント3選
短所を聞かれたときの回答ポイントは以下の3つです。
回答ポイント
- 長所にもなる内容にする
- 改善策も話す
- 正直に伝えすぎない
一つずつ解説します。
長所にもなる内容にする
一つ目のポイントは長所にもなる内容にするということです。
- 「気を遣いすぎる」→「配慮ができる」
- 「注意が散漫になる」→「積極性がある」
- 「馴れ馴れしい」→「誰とでもコミュニケーションが取れる」
- 「行動までに時間がかかる」→「計画的である」
- 「意見が変わりやすい」→「考え方が柔軟」
短所と長所は表裏一体です。
矛盾した内容にならないように短所を答える際は長所にもなる内容にしましょう。
改善策も話す
二つ目のポイントは改善策も話すということです。
ただ単に短所を話すだけでは短所とどう向き合っているのか相手に伝わりません。
- ◯◯という短所があるが、△△というように対策している
- ◯◯という短所を■■で解消している
- ◯◯という短所があったが◇◇できるようになった
このように改善策や対策を加えて伝えると、自分を客観的に見れている印象を与え話に具体性が出てきます。
短所を話すときは必ず改善策も提示しましょう。
正直に伝えすぎない
三つ目のポイントは正直に伝えすぎないということです。
面接は正直に伝えることが基本ですが、業務に支障をきたすと思われる短所は伝える必要ありません。
- 営業職している→コミュニケーション力が低い
- プログラマーを募集→パソコンが苦手
- チームワークが必要→協調性がない
これでは会社が求めている人材に合致しないと思われ面接官に与える印象は悪くなります。
伝えるポイント
- 長所として結びつくもの
- 改善へと前向きに取り組めるもの
- 会社の求める内容に変換できるもの
短所を伝える際はこれらに気をつけながら回答しましょう。
次の章でそれらの見つけ方について解説します。

自分の長所や短所の見つけ方
自分の長所や短所の見つけ方は以下の3つです。
見つけ方
- 自己分析する
- 診断ツールを使う
- 第三者に聞く
この3つです。
自己分析する
一つ目は自己分析するという方法です。
- 今までの経験を思い出す
- 長く続けられたことを考える
- テーマを絞り「なぜ」を深掘りする
- マインドマップを書いてみる
- モチベーショングラフを書いてみる
いろいろありますが、要するに自分を見つめ直すということです。
選考のタイミングは自分を見つめ直す絶好の機会です。
今までの「自分史」を考えてみましょう
診断ツールを使う
二つ目が診断ツールを使うという方法です。
診断ツールを使えば自分の長所や短所だけでなく、適性まで分析できます。
就職活動や転職活動に必須のツールとなるので必ず活用しましょう。
第三者に聞く
三つ目が第三者に聞くという方法です。
ここで言う第三者とは具体的に「転職エージェント」を指します。
エージェントのメリット
- 非公開求人の紹介
- 面接対策
- 条件交渉
- 応募書類の添削
- 就職活動の相談
これらが無料で受けられます。
おすすめの転職エージェントは以下の通りです。
おすすめエージェント(中途採用)
おすすめエージェント(新卒採用)
登録は無料になので気軽に登録してみましょう。
面接対策で大切な3つのこと
最後に面接対策で大切なことを3つご紹介します。
大切なこと
- 企業研究を疎かにしない
- 自信を持つ
- 一人で対策しない
この3つです。
企業研究を疎かにしない
大切なことの一つ目は企業研究を疎かにしないということです。
- 業務内容
- 勤務条件
- 求める人材
- なぜ働きたいのか
これらに沿った長所や短所を考えると面接官に響きやすい内容になります。
応募する企業をきちんと調べることが面接対策の大前提となります。
自信を持つ
大切なことの二つ目は自信を持つということです。
自信を持って発言することで相手に熱意が伝わりやすくなります。
- 自分の考えをまっすぐ伝える
- 経験を後悔しない
- 自分の行動に自信を持つ
自分の考えに自信を持ち、素直に伝えましょう。
そのためには面接対策が必須です。
参考記事をまとめました。
一人で対策しない
大切なことの三つ目は一人で対策しないということです。
自分だけで対策しようとしても客観的に見つめ直すことができません。
- 親
- 友人
- パートナー
- 転職エージェント
とにかく自分を客観的に見てくれる相手に自分の性格などを聞いてみましょう。

まとめ:事前準備をして面接に臨もう!
今回は「長所と短所の答え方」について解説しました。
記事の要点
- 長所と短所を聞かれる理由
- 応募者の人間性
- 客観視できているか
- 会社に合う人材か
- 長所を聞かれたときの回答ポイント
- 真実を話す
- 具体的に話をする
- 結論から話す
- 業務内容に則して話す
- 内容を一つか二つに絞る
- 短所を聞かれたときの回答ポイント
- 長所にもなる内容にする
- 改善策も話す
- 正直に伝えすぎない
- 自分の長所や短所の見つけ方
- 自己分析する
- 診断ツールを使う
- 第三者に聞く
- 面接対策で大切なこと
- 企業研究を疎かにしない
- 自信を持つ
- 一人で対策しない
面接では「長所」と「短所」を必ず聞かれます。
だからこそ事前にきちんとした対策や準備が必要になります。
本記事が面接時に役立つことを祈って。
以上、なーぴょんでした。