こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

利用前にしておいた方がいいことってある?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 退職代行の基礎知識
- 利用前にやっておくこと
- 利用前に知っておきたいリスク
本記事は「退職代行を利用する前にやっておくこと」について解説しました。
この記事を読めば失敗への不安がなくなるだけでなく、トラブルの防ぎ方も理解できます。
- 退職代行を使いたい人
- トラブルになりたくない人
- 利用前にすることを知りたい人
こんな方にピッタリな内容になっています。
※3分で読めますので最後までご覧ください。
【前提知識】退職代行サービスとは
退職代行とは、何らかの理由で辞められない労働者の代わりに、代理で退職手続きをしてくれるサービスです。
2018年頃からサービス事業所が増え始め、TV放送をきっかけに急激に認知度が高くなりました。
退職代行の種類
退職代行は3つの種類に分類できます。
退職代行の種類
- 弁護士法人
- 労働組合
- 一般企業
それぞれに特徴があります。
弁護士法人
弁護士法人の特徴
- 交渉ができる
- 訴訟対応が可能
- 100%退職可能
- 料金が高い
会社から訴えられる可能性がある方に最適です。
»弁護士が運営する退職代行【特徴やメリットから選び方まで解説】
労働組合
労働組合の特徴
- 確実に辞められる
- 交渉が可能
- 料金が安い
- バランスが取れている
最もおすすめできる労働組合が運営する退職代行。
会社と交渉が必要だけど料金を抑えたい方に最適です。
»【退職代行は労働組合がベスト】おすすめできる理由を徹底解説
一般企業
一般企業の特徴
- 確実に辞められる
- とにかく安い
- 対応スピードが早い
- 独自サービスが豊富
- 転職サポートが充実
会社とは交渉できませんが、料金を抑えたい方は一般企業で決まりです。
»【一般企業が運営する退職代行】5つの魅力とおすすめできる人3選
退職代行の利用相場
退職代行の利用相場は以下の通りです。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
あまりにも安い業者は詐欺の可能性もあり、ある程度の相場感は掴んでおきましょう。
»退職代行の金額相場はいくら?【金額で業者を選ぶリスクとおすすめ業者を解説】
退職代行を利用する前にやっておくこと5選
退職代行を利用する前にやっておくことをまとめました。
やっておくこと6選
- 世話になった人への挨拶
- 引き継ぎをまとめる
- 私物の回収
- 就職活動
- 残有給日数の確認
一つずつ解説します。
世話になった人への挨拶
一つ目は世話になった人への挨拶です。
- 会社の上司
- 仲の良かった同僚
- 取引先の人
本当にお世話になったと思える人もいるのではないでしょうか。
その方に事前に挨拶しておくと今後の関係性も継続できるはずです。
今後どのような形で関わるかわかりません。

引き継ぎをまとめる
二つ目は引き継ぎをまとめるです。
- 引き継ぎ事項を紙にまとめる
- 退職日に机に置いておく
これだけでOK!
これをすることで退職後の連絡やトラブルを防ぐことができます。
私物の回収
三つ目は私物の回収です。
- 自分で購入した備品
- 社内の人に貸した自分のもの
- 社外に貸し出ししている物品
退職後は連絡を取る機会がないので自分のものは退職代行を利用する前に回収しておきましょう。

就職活動
四つ目は就職活動です。
- 就職先があるという心理的な安心感
- 思い切って行動することができる
- 思い残す事なく利用できる
今すぐに辞めないと精神が崩壊する。
そんな極限的な状況ではない限り、あらかじめ就職先を決めた上で利用しましょう。

»退職代行は転職が不利になる?【採用担当の私が真実を暴露します】
残有給日数の確認
五つ目は残有給日数の確認です。
退職代行の「即日退職」とは、正式な退職日まで有給を取得する=「事実上の即日退職」という意味です。
それには正確な残有給日数の確認が必要不可欠。
- 労働者の権利なので有給を全て使いたい
- 会社に何を言われようが有給を取る
- 有給を取得している間に他の仕事を見つけたい
このような方は残有給日数を確認するところから始めましょう。
有給取得交渉は「労働組合」または「弁護士」しかできません。
一般企業はできないので注意が必要です。
退職代行のその後が気になる方はこちらの記事をご覧ください。
»退職代行のその後が気になる方へ【よくある不安8つと解決策6選】
退職代行を利用する前に知っておきたいリスク
退職代行を利用する前にやっておくべきことを解説しましたが、一方で知っておきたいリスクもあります。
知っておきたいリスク
- お金がかかる
- 対応できる範囲が違う
- トラブルの可能性
上記3つです。
お金がかかる
一つ目のリスクはお金がかかるところです。
退職代行の利用相場は以下の通り。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
本来退職することにお金はかかりません。
お金がかからないことにお金をかけるのでリスクになります。
退職代行の利用相場については以下の記事で解説しています。
»退職代行の金額相場はいくら?【金額で業者を選ぶリスクとおすすめ業者を解説】
対応できる範囲が違う
二つ目のリスクは対応できる範囲が違うところです。
退職代行の種類
- 「一般企業」
- 「労働組合」
- 「弁護士法人」
このうち会社との交渉ができるのは「労働組合」と「弁護士法人」しかありません。
自分がどこまでの範囲で交渉を望むのかによって依頼する業者の種類は変わってきます。
一般企業
- 退職の意思を会社に伝えるだけ。
労働組合と弁護士
- 退職の意思を伝える
- 未払い賃金の交渉
- 有給取得の交渉
- 損害賠償請求(弁護士のみ)

»【退職代行は労働組合がベスト】おすすめできる理由を徹底解説
トラブルの可能性
三つ目のリスクはトラブルの可能性があるところです。
- 後任がいないのに辞められた
- 業務の進捗がわからない
- 取引先との関係が悪化した
このような理由で会社から嫌がらせを受けることがあるかもしれません。

まとめ:やるべきこととリスクを理解し事前に手を打とう!
今回は「退職代行を利用する前にやっておきたいこと」について解説しました。
記事の要点
- 退職代行の基礎知識
- 退職代行とは
- 退職代行は非常識なのか
- 退職代行のメリットとデメリット
- 退職代行はどんな人が利用するべきか
- 退職代行を利用する前にやっておくこと
- 世話になった人への挨拶
- 引き継ぎをまとめる
- 私物の回収
- 就職活動
- 残有給日数の確認
- 退職代行を利用する前に知っておきたいリスク
- お金がかかる
- 対応できる範囲が違う
- トラブルの可能性がある
通常の退職に比べて、退職代行はどうしてもリスクがつきまといます。
そのため事前に手を打っておくことが超重要。
できる準備をしながら、できるだけ円満に退職できるようにできればいいですね。
以上、なーぴょんでした。
おすすめの退職代行をまとめましたのでこちらの記事もご覧ください。