こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

面接での自己紹介の答え方を教えてほしい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 自己紹介が重要である理由
- 面接官が自己紹介で見ているポイント
- 自己紹介で伝えるべき情報
- 意識するべきポイント
- 自己紹介の例文
- 効果的な練習法
本記事は「面接での自己紹介の答え方」について解説しています。
この記事を読めば、面接官の印象に残る自己紹介の答え方が身につきます。
- 面接を控えた就活生
- 自己紹介のポイントを押さえたい
- 志望企業に内定をもらいたい
こんな方にピッタリな内容になっています。
採用担当責任者である筆者の見識を全て詰め込んでいます。

»面接対策のやり方まとめ【事前準備から質問への解答方法まで完全解説】
本記事は新卒学生向けの記事になります。
面接で自己紹介が重要である3つの理由
まずは面接での自己紹介が重要である理由を3つ解説します。
重要な理由
- 第一印象が決まる
- 自分を知ってもらえる
- 熱意を伝えられる
一つずつ解説します。
第一印象が決まる
一つ目の理由は第一印象が決まるからです。
面接の場において、自己紹介で応募者がどのような人なのか判断されるといっても過言ではありません。
- 表情
- 声の大きさ
- 熱意
面接の場では、初めて発言する内容が自己紹介になります。
そのため、自己紹介がうまくいかないと第一印象が悪いまま面接を進めることになります。
心理学でいう「初頭効果」からも分かる通り、第一印象は非常に大切です。

自分を知ってもらえる
二つ目の理由は自分を知ってもらえるからです。
面接での自己紹介は自分を知ってもらうための格好の機会です。
- 氏名
- 経歴
- 考え方
- 特徴
- 性格
短い時間ではありますが、自分を相手に伝えるための最高の機会になります。
熱意を伝えられる
三つ目の理由は熱意を伝えられるからです。
- 面接に対する意気込み
- いかに入社したいか
- 魅力に感じたところ
自己紹介はこれらを伝える機会として最適です。
面接官に最初のインパクトを与える質問としても自己紹介は格好の機会になるでしょう。
熱意を感じさせる質問として以下の記事も参考にどうぞ。
次の章で解説していきます。

面接官が自己紹介で見ているポイント
面接官が自己紹介で見ているポイントは以下の通りです。
見ているポイント
- 表情や話し方
- コミュニケーション力
- 接遇・マナー
一つずつ解説します。
表情や話し方
一つ目は表情や話し方です。
自己紹介は面接で初めて応募者が発言する場です。
- 面接中の表情
- 面接での話し方
- 前向きな印象を持てるか
これらを見ています。
表情や話し方が明るいだけで良い印象を与えますよ。

話し方については以下の記事で解説しています。
»採用したくなる面接での話し方7選【就活生に面接の極意を伝授】
コミュニケーション力
二つ目はコミュニケーション力です。
面接官は短い時間で応募者の人間性を見抜かないといけません。
だからこそ自己紹介で応募者のコミュニケーション力を測ろうとします。
- 簡潔にまとめられているか
- 相手に聞きやすい内容になっているか
- 言葉のキャッチボールができるか
- 自信を持って話せているか
- 熱意を感じるか
これらを知るきっかけとして自己紹介の場面ではコミュニケーションを取れる人かどうかを見られています。
接遇・マナー
三つ目は接遇・マナーです。
- 横柄な態度になっていないか
- 感謝の念を感じられるか
- 面接のマナーが守れているか
学生だとしても最低限の接遇・マナーは守るべきです。
言葉遣いが荒れている人はそれだけマイナスイメージを与えてしまいます。
次の章で解説していきます。

自己紹介で伝えるべき3つの情報
自己紹介で伝えるべき情報は以下の3つです。
伝える情報
- 基本情報
- 選考に対する意欲
- 感謝の念
一つずつ解説します。
基本情報
一つ目に基本情報です。
基本情報
- 氏名
- 大学名
- 学部名
まずどこの誰なのかを伝えるところから始まります。
ここで大切なことは学校名や学部を略して言わないこと。
- 【正】◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
- 【誤】◯◯大の▲▲です。
このように正式名称で話しましょう。
選考に対する意欲
二つ目は選考に対する意欲です。
伝えられる意欲
- 面接に対しての意気込み
- 自己PRにつながる内容
- 志望動機に関連する内容
これらを伝えることによって自己紹介の後の面接内容に関連性が生まれます。
内容にも一貫性が出てくるので、面接官に良い印象を持たれます。
自己紹介から自己PR・志望動機など、トータルで自分を売り込むことになります。
全ての質問に対して熱意を持って答えましょう。

感謝の念
三つ目は感謝の念です。
感謝の念
- 面接実施に対しての感謝
- 時間を取ってくれたことに対しての感謝
- 選考に進ませてくれたことに対しての感謝
礼儀正しく感謝をしっかりと伝えられる学生はそれだけでも評価が高くなります。
参考
- 本日はありがとうございます。
- 精一杯頑張ります。
これら感謝や熱意を感じることができる学生かを見られています。

自己紹介で意識するべきポイント7選
自己紹介で意識するべきポイントは以下の通りです。
意識するポイント
- 大きな声で話す
- 明るい表情で話す
- 面接官の目をみる
- 発言に抑揚をつける
- ハキハキ話す
- 丁寧な言葉遣いで話す
- ダラダラ話さない
一つずつ解説します。
大きな声で話す
一つ目のポイントは大きな声で話すということです。
声を大きくすることでメリットがあります。
メリット
- インパクトを残せる
- 学生らしくて良いと思われる
- 元気があると思われる
- 自信があるように感じる
- 面接官に好印象を与える
声を大きくするだけで驚くほど面接官に好印象を与えます。
面接会場の広さによっても声の大きさを変えましょう。

明るい表情で話す
二つ目のポイントは明るい表情で話すということです。
メリット
- 明るい性格だと思われる
- 人生が楽しそうに見える
- 魅力的な人に見える
- 話を聞いていておもしろそう
- 面接官に好印象を与える
ポイント
- 口角を上げる
- 目をひらく
- 眉毛を少し上げる
自然な表情で臨みましょう。
面接官の目を見る
三つ目のポイントは面接官の目を見るということです。
いくら元気がよく表情が明るくても面接官と目が合わないと印象は悪くなるでしょう。
メリット
- 熱意が伝わりやすい
- 自然と視線が上がる
- 明るい表情になりやすい
ポイント
- 複数面接官がいる場合は、それぞれの面接官を見る
- 目を見るのが苦手な人は眉間を見る

発言に抑揚をつける
四つ目のポイントは発言に抑揚をつけるということです。
同じトーンで発言し続けると面接官は興味を感じなくなります。
メリット
- 興味を持たせやすい
- 伝えたいことが伝わりやすい
- 熱意を感じさせることができる
ポイント
- 伝えたいことは大きな声で言う
- 強調したいことはゆっくり言う
- 一瞬間をおく
こうすることで相手を飽きさせず言いたいことが伝わりやすくなります。
ハキハキと話す
五つ目のポイントはハキハキ話すということです。
いくら話の内容や表情が良くてもハキハキ話せないと印象は悪くなります。
メリット
- 自信を感じさせられる
- 元気な印象を与える
- 言いたいことが伝わりやすい
ハキハキと話すことによって面接官に良い印象を与えます。
大きな声で元気よく話しましょう。
丁寧な言葉遣いで話す
六つ目のポイントは丁寧な言葉遣いで話すということです。
元気がありハキハキ話したとしても言葉遣いが乱暴なら面接官にマイナスイメージを与えます。
メリット
- 落ち着いた印象を与える
- 真面目な印象を与える
- 不快感を与えない
社会経験が乏しい学生にとって、少々の言葉の乱れは想定内です。
しかし限度を超えると相手に不快感を与えるので気を付ける必要があります。
ダラダラ話さない
七つ目のポイントはダラダラ話さないということです。
内容がダラダラ伸びると言いたいことが伝わりにくくなります。
メリット
- 引き締まった内容に感じられる
- まとめる力があると思われる
- 聞いていて会話がしやすい
- 言いたいことが伝わりやすい
これは自己紹介に限らず自己PRや志望動機など面接全てに言えることです。
発言する内容はしっかりとまとめて発言しましょう。

面接官が良い印象を抱く自己紹介例文
パターン別に参考例文を見ていきたいと思います。
パターン
- 部活動
- サークル
- アルバイト
- 課外活動
自分に当てはめて読んでください。
部活動
◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
大学では野球部に所属し、小学3年生から約12年ほど続けております。
野球部に所属することで、チーム競技ならではの協調性と一つの目標に向けて努力することの大切さを学びました。
協調生と一つの目標に向けて努力できる点は御社の業務内容にも必ずや活かせると考えております。
本日は貴重なお時間を頂きますが、どうぞよろしくお願い致します。
◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
小学低学年から今まで継続して水泳競技をしております。
水泳は自分との戦いで、いかに自分を客観視しながらタイムを更新できるかが大切になります。
その過程で自分を客観的に見れる力が身につき、かつ目標に向けて努力できる継続力や忍耐力も身につきました。
御社に入社し困難にぶつかったとしても、粘り強く努力を続けられる人になりたいと考えております。
お忙しい中お時間をいただきますが、本日はよろしくお願い致します。
サークル
◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
大学ではボランティアサークルに所属し、部長を任されております。
サークルは総勢20名と大所帯ですが、一人一人に気配りし、孤立しないように配慮しています。
そのおかげで人の変化に気付ける能力が身につき、自分の強みとなっております。
常に変化し続ける今の時代だからこそ自分の強みを最大限活かしながら社会人として邁進したいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願い致します。
◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
私は大学でフットサルサークルに所属しております。
その中で催しで部員を取りまとめる役割を担っておりました。
総勢20名いるサークルの各部員をまとめるのは大変難しく苦慮しましたが、一人一人とコミュニケーションを取ることで円滑に調整できるようになりました。
誰とでも話ができる私の性格はこの経験から身についたと考えております。
御社でも持ち前のコミュニケーション力を活かし、一人でも多くの方に必要とされる社会人になりたいと思います。
本日は貴重なお時間をいただきますが、どうぞよろしくお願い致します。
アルバイト
◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
私は大学時代、人見知りを克服するため居酒屋でアルバイトをしておりました。
お客様に積極的に声をかけることで誰と話すことを躊躇うことがなくなり、今では誰とでも話すことができるようになりました。
常連客が選ぶ「輝くスタッフ」No.1に選ばれ、今までの努力が実ったと感じています。
その経験から御社に入社し多くの人と関わりながら結果にコミットしていきたいと思います。
本日はどうぞよろしくお願い致します。
◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
私は小学3年から水泳をしており、プールの監視員をしております。
アルバイトでは周りを注意深く監視し変化に気づくことが重要で、社会人になっても身につけた能力は必ず役立つと感じております。
御社に入社し、顧客の変化を敏感に感じられる職員になりたいと考えております。
貴重なお時間をいただきますが、本日はよろしくお願い致します。
課外活動
◯◯大学●●学部から参りました、▲▲と申します。
私の趣味はソフトボールで、課外活動として地域のソフトボールチームに所属しております。
そこでは幅広い年齢層の方が在籍しており、多くの人と話すことで誰とでも話せる物怖じしない考え方が見につきました。
御社は営業は新規開拓の飛び込み営業が主となります。
私は課外活動で身につけた力を存分に発揮したいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願い致します。
次の章では印象に残る自己紹介をするための練習法を解説します。

印象に残る自己紹介をするための練習法
印象に残る自己紹介をするための練習法は以下の通りです。
練習法
- 録画して確認する
- 知人に聞いてもらう
- エージェントに依頼する
この3つです。
録画して確認する
一つ目は録画して確認する方法です。
面接を受けているつもりで自己紹介の内容を録画して確認しましょう。
確認するポイント
- 第一声がはっきり話せているか
- 目が泳いでいないか
- 抑揚がつけられているか
- 明るい表情になっているか
- 身振り手振りができているか
- 声量は適切か
- 正しい言葉遣いになっているか
- 熱意を感じられるか
- 感謝の念が感じられるか
ここでのポイントは自分を客観的に見れているかどうかです。
自分が面接官になったつもりで確認してみましょう。
知人に聞いてもらう
二つ目は知人に聞いてもらう方法です。
客観的な印象を知るためには第三者に聞くのが最も効率的です。
ポイント
- 初対面として聞いてもらう
- 忖度抜きにして感想を言ってもらう
ここでの知人とは、友人や家族です。
そのため今までの印象が影響する可能性があるので参考程度にしましょう。
エージェントに依頼する
三つ目はエージェントに依頼する方法です。
エージェントに依頼すると面接対策だけでなく就職活動に関するさまざまなことについて相談可能です。
エージェントのメリット
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 求人の紹介
最近の就職活動では就活エージェントの利用が一般的になりつつあります。
おすすめの就活エージェントは以下の通り。
どれか2つほど登録して相談してみましょう。

まとめ:自己紹介で面接官の心を鷲掴み!
今回は就職活動中の学生向けに「面接での自己紹介のポイント」について解説しました。
記事の要点
- 面接で自己紹介が重要な理由
- 第一印象が決まる
- 自分を知ってもらえる
- 熱意を伝えられる
- 面接官が自己紹介で見ているポイント
- 表情や話し方
- コミュニケーション力
- 接遇・マナー
- 自己紹介で伝えるべき情報
- 基本情報
- 選考に対する意欲
- 感謝の念
- 自己紹介で意識するべきポイント
- 大きな声で話す
- 明るい表情で話す
- 面接官の目を見る
- 発言に抑揚をつける
- ハキハキ話す
- 丁寧な言葉遣いで話す
- ダラダラ話さない
- 印象に残る自己紹介の練習法
- 録画して確認する
- 知人に聞いてもらう
- エージェントに依頼する
そして、おすすめな就活エージェントは以下の通りです。
自己紹介は面接で必ず聞かれます。
必ず聞かれるからこそ事前準備を念入りにしたいものです。
自分が納得できる面接になることを祈って。
以上、なーぴょんでした。