こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

トラブルを防ぐ方法があれば教えて欲しい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 退職代行でトラブルが起こる要因
- 起こりやすいトラブル事例
- トラブルを防ぐために大切なこと
- 退職代行の選び方
- おすすめ業者
本記事は「退職代行のトラブルと防ぐために大切なこと」について解説します。
この記事を読めばトラブルが起こる要因と防ぐために大切なことを理解できるようになります。
- 起こりやすいトラブル事例
- トラブルへの対処法
- トラブルを防ぐために大切なこと
これらを知りたい方にピッタリの内容になっています。
※3分で読めますので最後までご覧ください。

退職代行でトラブルが起こる3つの要因
退職代行でトラブルが起こる要因を考えられる要因ごとに解説していきます。
考えられる要因
- 要因①:会社
- 要因②:依頼者
- 要因③:退職代行
それぞれ解説します。
要因①:会社
会社側が原因のトラブルは以下の通りです。
会社側が原因のトラブル
- 未払い賃金がある
- 有給を取らせてくれない
- ハラスメントがある
- 必要書類を郵送してくれない
- 家まで押しかける
- 電話がかかってくる
退職代行に理解がなかったり、突然退職でした腹いせに嫌がらせを行うケースが多いようです。
- 経営者が高圧的
- ガテン系
- 小規模な会社
- 人不足な会社
このような会社はトラブルが起こりやすい傾向にあります。
辞められないということは100%あり得ないので安心してください!

要因②:依頼者
依頼者側が原因のトラブルは以下の通りです。
依頼者側が原因のトラブル
- 情報を偽って伝えていた
- 会社への規約違反がある
- 金銭の借りがある
- 約束を守らない
退職代行業者は依頼主からのヒアリング内容を基に業務を進めます。
そのため真実ではない情報提供をしてしまうと、退職失敗に繋がりかねません。
- 事実を伝えること
- 約束は守ること
- 会社への規律違反がないこと
この辺りが大切になります。
要因③:退職代行
退職代行側が原因のトラブルは以下の通りです。
退職代行側が原因のトラブル
- 非弁行為をしてしまう
- 追加料金で高額な請求となる
- サポートが不十分
- 信頼関係が築けない
最も注意したいのが「非弁行為」です。
会社との交渉ができるのは「労働組合」と「弁護士」のみです。

退職代行で起こりやすいトラブル事例9選
退職代行で起こりやすいトラブルは以下の9つです。
起こりやすいトラブル
- 非弁行為
- 業者が詐欺集団
- 即日退職できなかった
- 退職を認めてもらえない
- 損害賠償請求される
- 金銭トラブル
- 必要書類が届かない
- 追加料金が発生した
- 上司が家に来る
一つずつ解説します。
非弁行為
一つ目は非弁行為のトラブルです。
退職代行業者は大きく2つの種類に分けられます。
退職代行の種類
- 「交渉できる退職代行」
- 「交渉できない退職代行」
交渉できない退職代行業者が未払い賃金や有給取得等の交渉をすると、弁護士法違反(非弁行為)に該当します。
非弁行為をする業者に依頼するのは絶対にやめましょう。

業者が詐欺集団
二つ目は業者が詐欺集団というトラブルです。
- 誇張した内容のHP
- 料金形態が不明確
- 支払い後に連絡が取れない
- 高額な追加料金を請求される
- 退職できない
誠心誠意対応してくれる業者もありますが、中には悪徳な業者があることも知っておきましょう。
即日退職できなかった
三つ目は即日退職できなかったトラブルです。
退職代行は各社「即日退職可能」と謳っていますが、中には即日退職できない場合もあります。
- 有給の残日数がなかった
- 会社側が有給を取らしてくれない
- 交渉が長引き即日退職できない
- 事実上の無断欠勤扱いとなり不利になった

»公務員でも退職代行は利用可能【利用するリスクと注意点を解説】
退職を認めてもらえない
四つ目は退職を認めてもらえないというトラブルです。
認知度が高まっているとはいえ、退職代行での退職はまだ少数派です。
会社側が退職代行を認めてくれないことがあります。
- 直接本人からの申し出がないと認められない
- 退職代行からの連絡を取り合ってくれない
- 会社側の理解度が低く話が進まない
会社側が何を言おうが、基本的に退職は必ず可能です。
このようなことが起こっても対処できるように、交渉が可能な業者に依頼したいところですね。
損害賠償請求される
五つ目は損害賠償請求されるというトラブルです。
- 引き継ぎもされず会社に損害が出た
- 取引先との進捗がわからず業務が進まない
- 得意先との契約が解消された
損害賠償請求されたとしても労働者側が敗訴することは基本的にありません。
そもそも裁判になることは非常に稀なケースなので安心して大丈夫でしょう。
»退職代行で辞めると訴えられる?【6つのリスクと3つの対処法】
金銭トラブル
六つ目は金銭トラブルです。
- 未払い賃金の支払いがされない
- 残業代が支払われない
- 経費申請したが受理されない
退職代行の交渉で多いのがお金に関わるトラブルです。
自分が働いた対価なので遠慮なく請求し取り返しましょう。
必要書類が届かない
七つ目は必要書類が届かないというトラブルです。
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
退職したら会社からこれらの退職書類が送られてきます。
ですが会社からの嫌がらせで必要書類が送られてこないことがあるようです。
»退職代行で考えられる嫌がらせ10選【原因とリスクへの対処法】
追加料金が発生した
八つ目は追加料金が発生したというトラブルです。
退職代行は各業者の料金設定が異なり、一律のところやオプション料金がかかるところがあります。
- 一律料金
- 基本料金+オプション料金
- 基本料金+成功報酬◯%
自分が利用する退職代行の料金設定は事前に確認することでトラブルは回避できます。
上司が家に来た
九つ目は上司が家に来たというトラブルです。
- 業務の進捗を確認するため
- 退職を考え直させるため
- 退職代行を使われた腹いせ
対処ポイントは代行業者に念押ししておくこと。
- 連絡してこないように伝える
- 家に来る事がないように伝える
ひどい場合は警察に相談しましょう。
退職代行を利用した後のことが気になる方はこちらの記事をご覧ください。
»退職代行のその後が気になる方へ【よくある不安8つと解決策6選】
退職代行のトラブルを防ぐために大切な3つのこと
退職代行のトラブルを防ぐために大切なことをまとめました。
大切なこと
- 基礎知識を理解する
- 交渉権がある業者を選ぶ
- 準備を念入りにする
一つずつ解説します。
基礎知識を理解する
一つ目は基礎知識を理解するということです。
トラブルを未然に防ぐためには、退職代行がどのようなサービスなのかを知る必要があります。
退職代行の種類
退職代行の種類
- 弁護士法人
- 労働組合
- 一般企業
それぞれの特徴を解説しましたので以下の記事もご覧ください。
退職代行の利用相場
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
それぞれの種類における相場感を知っておくことは重要です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
交渉権がある業者を選ぶ
二つ目は交渉権がある業者を選ぶということです。
- 未払い賃金の交渉
- 有給取得の交渉
- 残業代の請求
- 退職日の交渉
このような交渉は「労働組合」か「弁護士」にしかできません。
自分の状況に適した退職代行を選ぶようにしましょう。
準備を念入りにする
三つ目は準備は念入りにするということです。
- 世話になった人への挨拶
- 引き継ぎをまとめる
- 私物の回収
- 就職活動
- 残有給日数の確認
利用前にやっておくことやトラブル回避のために必須なことなど、事前にしておきましょう。
»【利用前に要確認】退職代行を利用する前にやっておきたいこと
トラブルを防ぐ退職代行の選び方
トラブルを未然に防ぐ代行業者の選び方をまとめました。
退職代行の選び方
- 種類で選ぶ
- 料金で選ぶ
- 実績や口コミ
- 交渉の可否
- 独自サービスの有無
»退職代行の正しい選び方5選【失敗しないためのポイントを解説】
一つずつ解説します。
種類で選ぶ
一つ目は種類で選ぶ方法です。
退職代行の種類は以下の3つ。
退職代行の種類
- 弁護士法人
- 労働組合
- 一般企業
対応可能範囲を表でまとめると以下の通りになります。
一般企業 | 弁護士 | 労働組合 | |
会社への通知 | ◯ | ◯ | ◯ |
即日退職 | ◯ | ◯ | ◯ |
会社との交渉 | × | ◯ | ◯ |
裁判の代理人 | × | ◯ | × |
退職するというゴールは同じですが、各種類によって対応できる範囲が違います。
3つの種類から自分に合った代行業者を選びましょう。
料金で選ぶ
二つ目は料金で選ぶ方法です。
料金相場は以下の通り。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 一般企業:約25,000円ほど
退職代行には利用相場があり、その相場に沿って自身の予算を決めます。
この相場感を掴むことで詐欺業者への依頼を防ぐことができます。
交渉可能か
三つ目は交渉が可能かで選ぶ方法です。
一般企業 | 労働組合 | 弁護士 | |
会社との交渉 | × | ◯ | ◎ |
上記の通り、一般企業は退職に関する交渉ができません。
退職代行を利用される会社はブラック企業が多く、残業代や未払い賃金の請求など交渉を必要とすることが多くなります。
- 【一般企業】→退職の意向を伝えるだけ
- 【労働組合】→交渉可能
- 【弁護士】 →訴訟対応までできる
上記内容により、「労働組合」もしくは「弁護士」に依頼するのが最も安心できる方法となります。
実績と口コミ
四つ目が実績と口コミで選ぶ方法です。
退職代行のHPには実績が載っているものがあります。
- 顧客満足度No.1
- 退職実績No.1
- 代行実績数:◯回
このような実績は業者選定の一つの安心材料になります。
口コミはTwitterなどのSNSに載っているので参考にしましょう。
»退職代行の体験談まとめ【利用後のリアルな感想を具体的に解説】
独自サービスの有無
五つ目は独自サービスの有無で選ぶ方法です。
退職代行は業者によって独自サービスを展開しています。
- 転職サポート
- 引越しサポート
- 心理カウンセリング
- キャッシュバック
展開している独自サービスを調べてお得に依頼しましょう。
トラブルを防ぐ事ができるおすすめ業者5選
特にオススメできる退職代行業者を5つご紹介します。
オススメの退職代行
この5つです。
退職代行Jobs
名称 | 退職代行Jobs |
料金 | 一律27,000円+組合会費2,000円 |
受付時間 | LINE、メールは24時間受付可能、電話は不明 |
対応範囲 | 全国 |
備考 | 弁護士監修+労働組合運営で超安心。引っ越しサポート等の付加サービスも充実。 |
\オススメ度No.1/
退職代行ガーディアン
名称 | 退職代行ガーディアン |
料金 | 一律29,800円 |
受付時間 | LINE、メールは24時間受付可能、電話は不明 |
対応範囲 | 全国 |
備考 | 知名度抜群の退職代行。労働組合が運営で安心して依頼できる。 |
\知名度抜群の安心代行/
退職代行SARABA
名称 | 退職代行SARABA |
料金 | 一律24,000円 |
受付時間 | LINE、メール、電話は24時間受付可能 |
対応範囲 | 全国 |
備考 | メディア出演実績多数で知名度抜群の退職代行。転職無料サポート付き。 |
\メディア実績多数/
退職代行ニコイチ
名称 | 退職代行ニコイチ |
料金 | 一律27,000円 |
受付時間 | LINE、メール、電話は24時間受付可能 |
対応範囲 | 全国 |
備考 | 付属サービスが充実で実績も抜群! |
\実績抜群/
弁護士法人みやび
名称 | 弁護士法人みやび |
料金 | 55,000円+回収額の20% |
受付時間 | メールやLINEで24時間受付可能 |
オススメ度 | |
備考 | 知名度が高い弁護士対応の退職代行。弁護士に依頼するならここで間違いなし。 |
\弁護士の退職代行をお探しならココ/
まとめ:よくあるトラブル把握し未然に防ごう!
今回は退職代行で起こりやすいトラブルについて解説しました。
記事の要点
- 退職代行で起こりやすいトラブル事例
- 非弁行為
- 業者が詐欺集団
- 即日退職できなかった
- 退職を認めてもらえない
- 損害賠償請求される
- 金銭トラブル
- 必要書類が届かない
- 追加料金が発生した
- 上司が家に来た
- トラブルを未然に防ぐために大切なこと
- 基礎知識を理解する
- 交渉権がある業者を選ぶ
- 準備を念入りにする
- トラブルを防ぐ退職代行の選び方
- 種類で選ぶ
- 料金で選ぶ
- 実績や口コミ
- 交渉の可否
- 独自サービスの有無
そしておすすめできる退職代行は以下の5つです。
おすすめ退職代行
- 「退職代行Jobs」
- 「退職代行ガーディアン」
- 「退職代行SARABA」
- 「退職代行ニコイチ」
- 「弁護士法人みやび」
退職代行はトラブルが起こることがありますが、対処法を知っていれば恐れることはありません。
選び方やトラブルを防ぐために大切なことを理解し、自分に合った業者を選んでください。
前向きな退職ができることを祈って。
以上、なーぴょんでした。