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こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。
結構な力仕事みたいだけど、自分にもできるかな?
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 訪問入浴の浴槽を徹底的に調べました
- 業者別で見た浴槽の特徴
- 長期間働くためにハード面が大切な理由
本記事は「訪問入浴の浴槽」について気になる項目を考察しました。
- 浴槽って重そうだけど自分でも持てるかな
- 実際に使った人の生に声を聞きたい
- 気になる業者はどんな浴槽を使ってるのかな
こんな疑問をお持ちの方にピッタリの内容になっています。
※3分で読めますのでぜひ最後までご覧ください。
訪問入浴とは
そもそも訪問入浴とはどのようなサービスなのでしょうか。
訪問入浴とは
要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活が営むことができるよう居宅における入浴の援助を行うことによって、利用者の身体の清潔の保持、心身機能の維持等を図るもの。
自分で入浴できない要介護者の自宅にスタッフが訪問し、安心安楽に入浴のお手伝いをするのが「訪問入浴」です。
似たようなサービスに、訪問介護の入浴介助がありますが、中身が全然違います。
訪問入浴とはどんなサービスなのかは以下の記事を読めば全て解決します。
訪問介護との違い
訪問入浴と訪問介護、入浴方法は以下の2つに違いがあります。
- 対応する職員数
- 使用する浴槽
訪問入浴 | 訪問介護 | |
職員数 | 3人(介護職2、看護師1) | 1人〜2人 |
使用する浴槽 | 専用浴槽 | 自宅の浴槽 |
訪問入浴は3人1組で行動するので手厚いサービスが可能。
それ以外にもたくさん違いや特徴があるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
»訪問入浴の7つの特徴【他サービスとの違いや感じられるやりがい】
訪問入浴の浴槽を徹底調査
ここからは訪問入浴の浴槽を徹底調査していきます。
調べる項目は以下の通り。
調べる項目
- 大きさ
- 重さ
- 種類
それぞれ解説していきます。
大きさ
まずは大きさです。
分割タイプ型や一体型など訪問入浴の浴槽には種類がありますが、だいたいの大きさは200㎝前後くらいです。
大手訪問入浴車の会社であるデベロの商品カタログを参考に以下の通りまとめました。
サイズ | |
分割型 | 長さ200㎝、横75㎝、高さ47㎝ |
一体型 | 長さ200㎝、横75、高さ48㎝ |
大型 | 長さ215㎝、横75㎝、高さ47㎝ |
浴槽は一畳くらいの大きさですが、居室に設置しお湯を使うので、水がこぼれても大丈夫なように防水のシートを敷くことになります。
作業スペースとしては1,5畳は確保したいところです。
住環境によって浴槽の設置場所が確保できない自宅もあります。
- 玄関ドアを外して搬入する
- 2階の部屋まで浴槽を吊り上げて搬入する
- 大幅に家具を移動させて搬入する
浴槽が入らないとサービスすることができないので、さまざまな方法を模索して搬入します。
重さ
次は重さです。
一般的な浴槽の重さは約25kgほど。
それを高層階にお住まいの部屋や車が入って行けない自宅まで持ち運ぶことになります。
はっきり言います。
むっちゃ重いし大変です!!!
- 腰痛
- 転倒
- 重労働
重い浴槽はさまざまなリスクを生みます。
各社浴槽の軽量化に取り組んでいますが、開発費が膨大になるので思うように進んでいません。
その重さ約11kg!労働環境の改善に取り組んでいるようです。
種類
次に種類です。
訪問入浴の種類は大きく分けて以下の2つ。
浴槽の種類
- 一体型
- 分割型
そしてそれぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。
一体型のメリットとデメリット
一体型のメリットは以下の通り。
- 大柄の人でも安全に入浴できる
- 破損のリスクが少ない
一方、デメリットは以下の通り。
- 持ち運びが困難
- 狭い間口が入らない可能性がある
- 重い
分割型のメリットとデメリット
分割型のメリットは以下の通り。
- 持ち運びしやすい
- 間口が狭くても入りやすい
一方、デメリットは以下の通りです。
- 接続部の強度が弱い
- 利用者が狭いと感じやすい
ケースに合わせて使い分けるのが良さそうですね。
【業者別】訪問入浴で使用する浴槽の特徴
この章では業者別に訪問入浴で使用する浴槽の特徴をまとめていきます。
「へ〜!そんなことやってるんだ〜」ってなりますよ!
アースサポート
アースサポートの浴槽の特徴は以下の通り。
アースサポートの浴槽の特徴
- 手元で温度調整できる混合栓
- 遠赤外線風呂 で体の芯から温まる
- 殺菌作用のあるオゾン水を使用
特に注目すべきは「遠赤外線風呂」です。
これは他の入浴会社ではしていない取り組みです。
訪問入浴でお湯に浸かる時間は約10分ほど。
その短時間で体を温めないといけません。
保温効果が高くなる入浴はそれだけで他社との差別化になりますよ。
ツクイ
ツクイの浴槽の特徴は以下の通りです。
ツクイの浴槽の特徴
- 分割浴槽で操作しやすい
- 体重計付き浴槽
訪問入浴を利用する方は要介護4〜5の方が大半です。
なので体調管理も大切な業務範囲となりますが、体重はその指標となります。
体重計付きの浴槽はケアマネジャー的に差別化できる項目となるでしょう。
ニチイ
ニチイの浴槽の特徴は以下の通り。
ニチイの浴槽の特徴
- 分割浴槽で操作しやすい
所感としては、特別な特徴がある浴槽は使っていません。
アースサポートのような独自サービスを展開しているわけでもなく、至って普通の浴槽です。
ただニチイはネームバリューがあるので、大手志向の方にはピッタリかも。
セントケア
セントケアの浴槽の特徴は以下の通り。
セントケアの浴槽の特徴
- 高濃度炭酸泉入浴
- 季節の湯で楽しめる
- 分割浴槽
他社との差別化として、高濃度炭酸泉入浴があります。
これは他の会社ではしていないことで、保温効果が高くなるメリットがあります。
浴槽は分割浴槽を採用しており、小回りがきくのもポイント。
アサヒサンクリーン
アサヒサンクリーンの浴槽の特徴は以下の通りです。
アサヒサンクリーンの浴槽の特徴
- 業界初のマイクロバブル浴
- 混合栓で手元で温度調整可能
- 大柄の人でもゆったり浸かれる一体型タイプ
- 業界最軽量の11kgの浴槽
- 利用者負担を減らす節水構造
- 持ち運びがしやすい車輪取り付け
さすが訪問入浴業界最大手のアサヒサンクリーン。
ハード面では他社を圧倒している印象です。
特に自社開発している業界最軽量の浴槽とマイクロバブルは利用者にも従業員にも配慮されたサービスです。
他社が見本にしているような取り組みもあります。
訪問入浴の浴槽についてよくある質問
訪問入浴の浴槽についてよく聞かれる質問にお答えします。
浴槽のサイズってどれくらいですか?
サイズ | |
分割型 | 長さ200㎝、横75㎝、高さ47㎝ |
一体型 | 長さ200㎝、横75、高さ48㎝ |
大型 | 長さ215㎝、横75㎝、高さ47㎝ |
浴槽のサイズはご覧の通りです。
だいたい一畳ほどと考えておけば良いでしょう。
分割型タイプの浴槽って強度は大丈夫なんでしょうか。
一体型の浴槽よりは強度は低いです。
体格によっては過重に耐えられない場合もあるかもしれませんので、利用者の体格等をしっかり確認しておきましょう。
浴槽にお湯が溜まったときの重さってどれくらいでしょうか。
浴槽のサイズにより若干の差はありますが、だいたいの浴槽は200ℓ〜250ℓと言われています。
つまり、単純計算で約200kg超の荷重が部屋にかかることになります。
訪問入浴の浴槽は体重何キロまでの利用者まで耐えられますか?
浴槽の素材や形状よって差がありますあ、基本は100kg以上可能です。
ちなみに私が経験した中で最も体重が重かった利用者は120kgの元力士の方でした。
玄関の間口が狭いんですが、搬入可能でしょうか。
利用前に調査に伺い、入浴場所や浴槽搬入経路等を確認します。
万が一玄関から入らない場合でも、窓や2階から吊り上げて搬入します。
入浴できない現場は基本的にありません。
長期間働くためにハード面は大事
職員が長期間働くためにはハード面が大事です。
- A:28kgの浴槽
- B:11kgの浴槽
どっちが職員負担が少ないと思いますか?
間違いなくBですよね。
ハード面の改良は職員の負担軽減に直結します。
ではどの業者でも改良できるかというと、決してそうではありません。
莫大な研究開発費がかかるからです。
だからこそ資本力のある大手で働くことが大切なんです。
大手で働くメリット
- 安心感がある
- 信頼されやすい
- 採用しやすい
- 福利厚生が需実
- 設備開発できる
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
そして自分に合う職場かどうかを見極めるために最も大切なことは、一人で悩まず専門家に相談することです。
具体的な方法は「転職エージェント」に相談することです。
そして、おすすめできる転職サイトは以下の通り。
まとめ:それぞれの浴槽の特徴を把握しよう
今回は「訪問入浴の浴槽」について解説しました。
記事の要点
- 訪問入浴の浴槽を徹底調査
- 大きさは一畳ほど
- 重さは25kgくらい
- アサヒサンクリーンの浴槽は最軽量の11kg
- 種類は3種類ある
- 業者別の浴槽の特徴
- アースサポート:遠赤外線風呂
- ツクイ:体重測定可能
- ニチイ:普通の浴槽
- セントケア:高濃度炭酸泉
- アサヒサンクリーン:マイクロバブル
- 長期間働くためにはハード面は重要
- 働くなら大手が良い
備品の研究開発には莫大なお金がかかります。
でも物品の改良を積極的にしている企業こそ、社員想いの良い会社だと言えます。
長く働くためには日々使用する物品の特徴を知るべき。
今回の記事内容が働く会社を選ぶ際の参考になれば幸いです。
以上、なーぴょんでした。