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訪問入浴の知っておきたい7つの特徴と他サービスとの違い!

9月 4, 2022

訪問入浴の知っておきたい特徴7選

 

こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。

このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

 

  • 訪問入浴の特徴を知りたい
  • 他のサービスとの違いを教えてほしい
  • 優れてるところってどんなところがある?

 

今回は「訪問入浴の特徴と他サービスとの違い」についての疑問にお答えします。

 

この記事の内容

  • 訪問入浴の7つの特徴
  • 他の入浴介助と違うところ
  • 訪問入浴が他サービスより劣っているところ
  • 訪問入浴が他サービスより優れているところ

 

本記事は、「訪問入浴で働きたいけど、もっと詳しく知りたい!」という方に向けて解説しています。

 

訪問入浴は全介護保険のサービス中、最も知名度が低いサービスと言っても過言ではありません。

なので、「興味があるし働きたいけど情報が少なすぎて不安」と言う方も結構多いんですね。

 

私は訪問入浴の会社に入社し12年目。

今は採用担当の責任者として勤務しています。

 

酸いも甘いも熟知しているのできっと参考になると思います。

 

※3分で読めますので最後までご覧ください。

 

訪問入浴とは

訪問入浴とは

 

まずは訪問入浴の基礎知識をおさらいしておきましょう。

 

訪問入浴とは

要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活が営むことができるよう居宅における入浴の援助を行うことによって、利用者の身体の清潔の保持、心身機能の維持等を図るもの。

 

使用する浴槽や人員配置など他のサービスと比べて大きく違うところが盛りだくさん。

 

本記事とは主旨が少し違うのでここでは解説しません。

訪問入浴の基礎知識を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

»訪問入浴とは?

 

訪問入浴の知っておきたい7つの特徴

訪問入浴の知っておきたい特徴7選

 

訪問入浴の知っておきたい特徴は以下の7つです。

 

知っておきたい特徴

  • 人員配置
  • 安心して働ける
  • 専用浴槽を使う
  • 利用期間が短い
  • 作業色が強い
  • 無資格で勤務可能
  • 顧客満足度No.1

 

一つずつ解説します。

 

人員配置

一つ目の特徴は人員配置です。

 

以下、何人で利用者を対応するかについての表です。

訪問入浴 訪問介護 訪問看護 施設
人数 1または2 1または2

 

介護は1人(もしくは複数)の利用者を1人が受け持つことが多い仕事です。

 

一方で訪問入浴は3人1組が基本で内訳は、介護職員2名の看護師1名です。

つまり1人の利用者に対応する職員の数の方が多いと言うこと。

 

スタッフの数が多い場合のメリットは以下の通り。

スタッフが多いメリット

  • 手厚いサービスが可能
  • 目が6つある
  • 状態変化に気付きやすい
  • カバーし合える
  • トラブルに対応しやすい

 

他のサービスにはあり得ない特徴です。

 

安心して働ける

2つ目の特徴は安心して働けることです。

 

訪問入浴は3人1組が基本となるのは前述の通りです。

 

なぜ安心して働けるのかは以下の通り。

安心して働ける理由

  • わからないことは他の社員に確認できる
  • 看護師がいるので医療についての理解しやすい
  • 技術が盗みやすい
  • 初心者でも先輩社員と必ず一緒に働ける

 

特に無資格未経験の方が「安心して働けた」と言われます。

たしかに、いつでもわからないことが確認できるのは安心ですね。

わたし

 

専用浴槽を使う

3つ目の特徴は専用浴槽を使うところです。

 

使用する浴槽を表にまとめました。

訪問入浴 訪問介護 訪問看護 通所介護 施設
使用する浴槽 専用浴槽 自宅の浴槽 自宅の浴槽 通所介護の浴槽 施設にある浴槽

 

よく訪問介護の入浴介助とどう違うのかを聞かれますが、その回答がまさにコレ。

 

専用の浴槽をつかうかどうかです。

 

訪問入浴の浴槽については以下の記事をご覧ください。

»訪問入浴の浴槽まとめ

 

利用期間が短い

4つ目の特徴が利用期間が短いところです。

 

日本人の平均介護期間は約10年程と言われています。

一方で訪問入浴の利用期間は約3ヶ月〜6ヶ月程。

 

  • 利用者の介護度は要介護4〜5が約8割
  • ターミナルの利用者も多い
  • 施設入所する方が多い
  • 在宅で介護をする人が減っている
  • 介護離れしている

 

利用期間が短くなっている要因は上記の通りです。

 

作業色が強い

5つ目の特徴は作業色が強いということです。

 

訪問入浴の所要時間は約45分。

そのうち介護としての時間は約10分。

 

では残りの35分は何をしているのか。

 

いわゆる準備片付けの時間が大半なんです。

 

  • 浴槽の搬入
  • 浴槽の搬出
  • ホースの回収
  • 移動した物品をもとに戻す
  • 利用者や家族との会話

 

常に利用者に関わりながら介護の仕事をしたいと言う方には向かないかもしれません。

 

無資格で勤務可能

訪問入浴は無資格で勤務可能であることが6つ目の特徴です。

 

訪問入浴 無資格OK
訪問介護 介護職員初任者研修
福祉用具 福祉用具専門相談員
施設 介護職員初任者研修
ケアマネジャー 介護支援専門員

 

基本的に介護の仕事に就く場合は資格が必要になりますが、無資格でも働ける訪問入浴は初心者にも就業しやすいと言えます。

 

資格は腐るものではないので取得できるならした方が良いですね。

スキルアップもできるし、単純に給与も上がります。

就業先の福利厚生に資格取得制度があるか確認してみましょう。

 

顧客満足度No.1

訪問入浴は顧客満足度がNo.1であることが7つ目の特徴です。

 

これは12年働いていて特に思うことなんですが、訪問入浴ほど感謝される仕事は介護業界にはないと思います。

 

顧客満足度が高い理由

  • 入浴が好きな方が多い
  • 人生で最後の入浴になる可能性がある
  • 訪問入浴は入浴の最後の砦になるから
  • 生きる死ぬに近いところで働くことのなるから

 

どうせ感謝されるなら、せっかくなら人に役立つ仕事がしたい。

そんな人にピッタリな仕事だと思います。

 

また業者によっては独自のサービスを展開しているところがあります。

大手の入浴業者ならなおさら。

 

以下の記事を参考にしてください。

»訪問入浴の大手5社を徹底解説

 

【比較】訪問入浴と他の入浴介助の違うところ

【比較】訪問入浴と他の入浴介助の違うところ

 

訪問入浴と他の入浴介助の違うところは以下の通りです。

 

「入浴」という行為においての違いを解説します。

 

違うところ

  • 訪問介護
  • 訪問看護
  • デイサービス
  • 施設
  • 病院
  • 訪問入浴

 

一つずつ解説します。

 

訪問介護

訪問介護の入浴介助は以下の通りです。

 

対応する利用者数 1名
対応する職員数 1名または2名
自立度 要介護1程度
入浴場所 自宅浴室

 

訪問介護の入浴は自宅にある浴槽で入浴することになるので自立している(自己歩行)ことが前提条件になります。

 

また対応する職員数は1名か多くても2名です。

自宅の浴室に大人3名が入り介助するのは結構大変で、快適な入浴時間にはならない可能性が高いです。

 

また自宅の浴槽は深いため跨げない利用者が多く、シャワー浴になるケースが多いようです。

 

冬は寒いので風邪をひくかもですね。。
わたし

 

訪問看護

訪問看護での入浴介助は以下の通りです。

 

対応する利用者数 1名
対応する職員数 1名または2名
自立度 要介護3程度
入浴場所 自宅浴室
特徴 医療処置が必要

 

訪問看護での入浴は訪問介護より重度の方が使う傾向にありますが、ケースとしては多くありません。

 

その理由は、訪問看護が入浴ではなく必要な医療に対応する役割が主業務になるからです。

 

また訪問看護の単位数は比較的高いので、訪問看護で入浴するなら訪問看護か訪問入浴に移行する方が多いでしょう。

 

それぞれの役割があるということですね!
わたし

 

デイサービス

デイサービスの入浴介助は以下の通りです。

 

対応する利用者数 複数名
対応する職員数 1名または2名
自立度 どの介護度でも可能
入浴場所 デイサービスの浴室

 

デイサービスの入浴は通所できることが前提となります。

 

浴室は銭湯のような場所ですが、対応する職員数は1名か2名なので、流れ作業のような入浴介助になりがちです。

 

なので自分一人がゆっくり入浴できるというわけではありません。

 

介助する職員は一日中入浴介助をすることになります。

かなりきついですよ・・・

わたし

 

施設

施設の入浴は以下の通り。

 

対応する利用者数 複数名
対応する職員数 1名または2名
自立度 どの介護度でも可能
入浴場所 施設の浴室

 

施設での入浴はデイサービスと同様、併設されている浴室で入浴します。

 

重度の方も入所しているので、車椅子や寝たきりでも入浴できるような「機械浴」と呼ばれる専用の浴槽が完備されています。

 

入浴介助を対応するスタッフは1名または2名なので、デイサービスと同様流作業のようになる可能性があります。

その点、訪問入浴の方が手厚いサービスが可能です。

 

病院

病院での入浴介助は以下の通りです。

 

対応する利用者数 1名ずつ
対応する職員数 1名または2名
自立度 どの介護度でも可能
入浴場所 病院の浴室

 

病院での入浴ははっきり言って期待できません。

そもそも病院は入浴をする場所ではなく、治療する場所だからです。

 

流作業甚だしく、ゆっくりと入浴できると言うことはあまりないでしょう。

 

自力で入浴ができる方は予約をして入浴しますが、自分で入浴できない方については清拭対応となります。

 

訪問入浴

訪問入浴の入浴介助は以下の通りです。

 

対応する利用者数 1名
対応する職員数 3名
自立度 どの介護度でも可能
入浴場所 専用の浴槽

 

他のサービスと大きく違う点は、3人で1人の利用者を対応すること。

 

また、自宅や施設の浴室を使わず、専用の移動式浴槽を使う点も他のサービスと違います。

 

3人で対応するため手厚いサービスをすることが可能で、顧客満足度が非常に高いのが特徴です。

 

訪問入浴が他サービスより劣っているところ

訪問入浴が他の入浴サービスより劣っているところ

 

訪問入浴が他のサービスより劣っているところは以下の通りです。

 

劣っているところ

  • スキル習得が困難
  • 優先順位が低い
  • 単位数が高い
  • トラブルが多い

 

一つずつ解説します。

 

スキル習得が困難

訪問入浴はスキルの習得が困難です。

 

例えば訪問介護では以下のスキルが習得できます。

 

  • 排泄介助の方法
  • 着脱の方法
  • 食事介助の方法
  • 入浴介助の方法
  • コミュニケーション力

 

などなど、介護全般のスキルが習得できます。

 

一方で訪問入浴は以下の通り。

 

  • 入浴介助の方法
  • 着脱の方法

 

入浴に特化したサービスだからこそ得られるスキルは限定的になります。

 

全体的に介護のスキルを習得したい方にとっては向かないサービスかもしれません。
わたし

 

優先順位が低い

訪問入浴は他のサービスと比べても優先順位が低いです。

 

優先順位の高いサービス

  • 訪問看護
  • 訪問介護

 

日常生活に欠かせないサービスは必然的に優先順位が高くなります。

 

一方で入浴は単位数に余裕があれば入りたいという程度。

「入浴しなくても死にはしない」のでどうしても優先順位が低くなってしまいます。

 

単位数が高い

単位数が高いところも使われにくい理由です。

(※これは仕方ない話ですが…)

 

訪問入浴の単位数は、1,260単位。

 

これはデイサービスに1日通うのと同じくらいの単位数です。

 

  • 約45分の入浴サービス
  • 8時間以上預かってくれるデイサービス

 

介護者が助かるのはどちらでしょうか。

 

訪問入浴の単位数が高い理由は、3人分の人件費や入浴車の維持費などがあるからです。

しかも看護師も同席するので高くなってしまいます。

わたし

 

実際に働く際の辛さやキツさを解説しました。

»訪問入浴の仕事は辛くてキツイ?

 

トラブルが多い

トラブルが多いのも訪問入浴の特徴です。

 

浴槽やホースなどの専用機材を使うからです。

 

訪問入浴のトラブルについては以下の記事をご覧ください。

»訪問入浴でよく起こるトラブルまとめ

 

トラブルが起こることにより、訪問入浴そのものを辞めたくなることもあるかもしれません。

 

そんなときに対処法については以下の記事で解説しています。

»訪問入浴を辞めたいと思ったときに対処法

 

訪問入浴が他サービスより優れているところ

訪問入浴が他の入浴サービスより優れているところ

 

訪問入浴が他のサービスより優れているところは以下の通りです。

 

優れているところ

  • 感謝される度合い
  • 顧客満足度
  • やりがい

 

一つずつ解説します。

 

感謝される度合い

訪問入浴は感謝される度合いがダントツでNo.1です。

 

訪問入浴の利用頻度は週に1回か2回です。

なので、入浴が来てくれるのを楽しみにしておられます。

 

どの仕事も感謝されますが、訪問入浴が最も感謝されるでしょう。

 

  • 人から感謝される仕事がしたい
  • 人に必要とされる仕事がしたい
  • 人に役立つ仕事がしたい

 

こんな方にピッタリな仕事です。

 

訪問入浴に向いている人については以下の記事をご覧ください。

»訪問入浴の仕事が向いている人の特徴10選

 

顧客満足度

顧客満足度も他のサービスよりも高いのが訪問入浴の特徴です。

 

  • 3人1組で手厚いサービスが可能
  • 看護師がいるので医療面も安心
  • ゆっくり入浴できる唯一のサービス

 

語弊を恐れずに言うと、訪問入浴は顧客満足度が最も高いサービスだと思います。

 

人に喜んでもらえる仕事って本当に素晴らしいですよ。
わたし

 

やりがい

そしてぜひ知ってもらいたいのがやりがいも桁違いだと言うことです。

 

  • 体力的なやりがい
  • 泣くほど喜んでもらえる
  • 自分を待っている利用者がいる

 

これはどのサービスにも負けないやりがいにつながります。

 

私が12年も働けているのは、まさにこの「やりがい」の部分があったからです。

ぜひ皆さんにも体感してほしいと思います。

わたし

 

やりがいの詳しい解説は以下の記事で解説しています。

»訪問入浴のやりがいを職種別に解説

 

訪問入浴の特徴を理解し自分に合っているか考えよう

訪問入浴の特徴を理解し自分に合っているか考えよう

 

今回は「訪問入浴の特徴」について解説しました。

 

記事の要点

  • 訪問入浴の7つの特徴
  • 人員配置
  • 安心して働ける
  • 専用浴槽を使う
  • 利用期間が短い
  • 作業色が強い
  • 無資格で勤務可能
  • 顧客満足度No.1
  • 他の入浴サービスと違うところ
  • それぞれの入浴方法と比較
  • 訪問入浴が他のサービスより劣っているところ
  • スキル習得が困難
  • 優先順位が低い
  • 単位数が高い
  • 訪問入浴が他のサービスより優れているところ
  • 感謝される度合い
  • 顧客満足度
  • やりがい

 

訪問入浴ほど喜んでもらえ感謝される仕事は珍しいです。

 

就職軸

  • 人から感謝されたい
  • 人の役に立ちたい
  • 喜んでもらうのが好きだ

 

こんな人はまさにマッチすると思います。

 

そして後悔しない会社を選ぶためにはポイントを押さえておく必要があります。

»訪問入浴で後悔せず働くための業者選定ポイント

 

訪問入浴は素晴らしい仕事です。

 

興味のある方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

以上、なーぴょんでした。

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