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こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、「転職サイト」「介護・看護の仕事」「選考対策」「退職代行」の4つのテーマについて解説しています。
自分にもできるかな…?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 訪問入浴で起こりやすいトラブル事例
- 訪問入浴でトラブルが起こりやすい理由
- 訪問入浴で起こるトラブルの回避方法
- トラブルに対処できる業者の見極め方
- 信頼される訪問入浴業者の探し方
本記事は訪問入浴で起こりやすいトラブルと対処法を解説しました。
この記事を読めばトラブルの対処法と地域に信頼される事業所の見極め方がわかります。
- 訪問入浴で働きたい
- 自分でも働けるか判断したい
- 働きやすい職場を知りたい
こんな方はぜひ最後までご覧ください。
»訪問入浴とは?【業界14年目の筆者が世界一わかりやすく解説】
訪問入浴で起こりやすいトラブル事例10選
訪問入浴で起こりやすいトラブルは以下の通りです。
トラブル事例
- 自宅物品の破損
- 会社物品の破損
- 車両関連のトラブル
- 水漏れ事故
- 介護事故
- 遅延・時間変更
- 接遇・マナー
- 人員固定のトラブル
- 関係機関との連携不足
- 急変時の対応
一つずつ解説します。
自宅物品の破損
一つ目のトラブルは自宅物品の破損です。
よくある自宅物品の破損のトラブル
- 花瓶を割る
- ガレージで擦る
- 蛍光灯に接触
- マンホールの破損
- 襖を破る
- 窓ガラスの破損
- テレビに水がかかる
- 壁に傷がつく
- 蛇口が外れる
- ホース接続部が破損
- ベット下の物品が挟まる
在宅介護は施設介護と違い、介護環境が整っていないことがほとんどです。
要注意な環境
- 入口が狭くなっている
- 浴槽の設置場所が確保できない
- 自宅の物品移動が頻繁にある
このような住環境では自宅物品の破損リスクが高まりトラブルの要因となります。
会社物品の破損
二つ目のトラブルは会社物品の破損です。
よくある会社物品の破損のトラブル
- 風で煽られ浴槽が倒れた
- ホースの劣化による破損
- 浴槽の故障
会社物品の破損はメンテナンス不足が原因で起こることが多く、重大事故になりやすい危険な事象です。
ココに注意
- 使用物品のメンテナンスができていない
- 使用前の点検を疎かにしている
- 物品の定期交換がされていない
このような場合には物品破損によるトラブルが起こりやすくなります。
車両関連のトラブル
三つ目は車両関連のトラブルです。
よくある車両関連のトラブル
- 駐車場に対する近隣住民からの苦情
- Uターンを人の敷地で行った
- スピード違反などの交通違反
- 車上荒らし
- 駐車場でドアを開けたら横の車に接触した
- 車両に傷がついた
訪問入浴では訪問入浴車を使います。
ココに注意
- 交通違反のリスクが生じる
- 給湯器などの物品破損リスクがある
浴中における車内の物品破損は重大事故につながるため、日々のメンテナンスがされていない事業所はトラブル発生リスクが高まります。
水漏れ事故
四つ目のトラブルは水漏れ事故です。
よくある水漏れのトラブル
- 洗髪台からの水漏れ
- 排水ホースが接続ミス
- 排水場所からの逆流
- ホースに過剰圧がかかり抜けた
- 床が水浸しになった
浴中の水漏れは利用者以外にも損害をもたらしてしまいます。
ココに注意
- 物品のメンテナンスがされていない
- 排水場所を確認していない
特にマンションは下の階まで浸水してしまうため損害が大きくなります。
きちんと確認していない事業所はトラブルの可能性が高くなります。
介護事故
五つ目のトラブルは介護事故です。
よくある介護事故のトラブル
- 皮膚剥離
- 骨折
- 処置のミス
- 気管切開部に水が入った
- 火傷
訪問入浴の利用者は身体状況が安定していないため、他の介護サービスより介護事故のリスクは高まります。
ココに注意
- 利用者の身体状況を把握していない
- 病歴を確認せず入浴介助している
- 入浴の許可値を取っていない
身体状況が不安定だからこそ介護事故のリスクを認識する必要があります。
遅延・時間変更
六つ目は遅延によるトラブルです。
訪問入浴は訪問介護と違い、訪問時間について厳格なルールがありません。
よくある遅延・時間変更のトラブル
- 勝手に到着時間を変更された
- 大幅に到着時間が遅れた
- 遅れるのに連絡をしなかった
- 介護計画書に沿った時間を守らない
到着時間についてのクレームやトラブルは訪問入浴であるあるです。
ココに注意
- 勝手に時間を変更している
- 遅れる場合でも連絡しない
- 他サービスの状況を把握していない
遅延や時間変更のトラブルを防ぐためには利用者や家族とのコミュニケーションと利用者の介護計画を把握することが大切です。
接遇・マナー
七つ目は接遇・マナーに対してのトラブルです。
よくある接遇のトラブル
- 言葉遣いが悪い
- 勝手に物品を使った
- 横柄な振舞いをしている
- 相手への配慮不足
訪問入浴も客商売のため利用者への配慮は最低限必要です。
ココに注意
- 言葉遣いが悪く周りから注意されていない
- 利用者や家族への対応が横柄になっている
- 相手の自宅ということを理解していない
利用者だけでなく従業員にも同じくらい配慮できることがトラブル回避には必要です。
人員固定のトラブル
八つ目は人員固定のトラブルです。
よくある人員固定のトラブル
- 訪問する職員が毎回違う
- 申し送りが徹底されていない
- 毎回同じことを教えないといけない
- サービスがバラバラで不安
- 丁寧な人もいれば雑な人もいる
必ずと言っていいほど要望がある人員固定ですが、これができる業者は多くありません。
ココに注意
- 人員固定はできない
- 固定できない理由をきちんと伝えていない
最初の契約時に理由を説明し先に同意を取っておくことが大切です。
関係機関との連携不足
九つ目のトラブルは関係機関との連携不足です。
よくある関係機関との連携トラブル
- 利用者状況の変化について報告漏れ
- 処置内容の変更について共有不足
- 担当者会議の欠席
- 他職種がほしい情報を提示できていない
- 家族の精神的変化に気づけない
- 入浴中の様子がわからない
- 看護師がいるのに処置ができない
訪問入浴は閉鎖的なサービスで、かつ担当者会議への出席率が低い業者が多いようです。
そのためサービス中の様子がわからず他職種との連携が取りにくく、トラブルが起こりやすくなります。
ココに注意
- サービス中の状況が共有されていない
- 担当者会議に出席しない
介護はチームケアで情報共有がされていない業者はトラブル発生率が高くなります。
急変時の対応
最後に急変時の対応によるトラブルです。
よくある急変時対応のトラブル
- 救急車を呼んでしまった
- 心配蘇生をしてしまった
- 必要な対応をしなかった
身体状況が安定しない利用者が多い訪問入浴では、急変時の対応を事前に取り決めておきます。
しかし気が動転し取り決め以外のことをしてしまうことがあります。
ココに注意
- 急変時対応が意思疎通されていない
- 事業所内で申し送りが徹底されていない
急変時の対応は事業所の信頼につながるため慎重に対応できるかが重要です。
その理由を解説していきます。
訪問入浴にトラブルが多い理由
訪問入浴にトラブルが多い理由は以下の通りです。
トラブルが多い理由
- 専用機材を使う
- 水を使うサービス
- ADLが低い利用者が多い
一つずつ解説します。
専用機材を使う
一つ目の理由は専用機材を使うからです。
訪問入浴は他のサービスでは使わないような物品を多く使います。
使う物品
- 浴槽
- ホース
- 入浴車
使用する物品が増えると、その分トラブル(事故)のリスクも高くなります。
水を使うサービス
二つ目の理由は水を使うサービスだからです。
水を使うと多くのリスクが高まります。
水絡みのトラブル
- 水漏れ
- 襖を濡らす
- 蛇口の故障や破損
水は他のサービスではあまり使いませんが、訪問入浴では必ず使います。
水を必ず使うところがトラブルが多くなる要因となっています。
ADLが低い利用者が多い
三つ目の理由はADLが低い利用者が多いからです。
重度利用者によるトラブル
- 急変のリスク
- 急変時の対応
- 意思の疎通が難しい
- 医療依存度が高い
- 医療機器の故障リスク
訪問入浴の利用者は平均介護度が要介護4〜5なので、利用者の身体状況は安定していません。
「重度の方が多い=トラブル(リスク)が増える」ということになります。
次の章で解説していきます。
訪問入浴で起こるトラブルの回避方法
訪問入浴で起こるトラブルの回避方法は以下の通りです。
対処法
- 使用物品を点検する
- 事前調査の徹底
- 申し送りの徹底
一つずつ解説します。
使用物品を点検する
一つ目は使用物品の点検です。
使用する物品をきちんと点検することでトラブルは大きく回避できます。
点検する物品
- 専用浴槽
- 給水ホース
- 排水ホース
- 排水モーター
- ウインチ(シートを上下させる機器)
- 入浴車両
ポイント
- 物品を定期的にメンテナンスしている
- 物品を定期的に交換している
- 物品を取り替える資金力がある
上記のように点検できる仕組みになっているかが重要です。
そのため、資金力がある大手の方が良い物品を使用している傾向にあります。
»訪問入浴の大手5社の評判・口コミ・メリット・デメリットまとめ
事前調査の徹底
二つ目は事前調査の徹底です。
事前調査のポイント
- 入浴場所
- 給水場所
- 排水場所
- 停車場所
- 排水がきちんとできるか
- 浴槽の搬入場所
- 破損リスクの有無
- 作業に関わる留意事項
- 家族との確認作業
トラブルを防ぐためには事前の確認が大切です。
また担当者会議への出席など他職種との情報共有がされているところほどトラブルは少なくなります。
ポイント
- 他職種との情報共有ができている
- 家族にきちんと説明できている
- 定期的に調査内容を更新できている
リスクやトラブルが多いからこそ定期的な調査がされている業者が信頼されています。
申し送りの徹底
三つ目は申し送りの徹底です。
申し送りのポイント
- 皮膚状況
- 利用者の訴え
- 介護者からの話
- 担当ケアマネジャーからの報告
- 訪問看護や主治医に伝えること
介護サービスはチームで動いています。
ポイント
- 他職種にも情報を共有できている
- 情報共有のため話ができる関係性になっている
- 社内で申し送り事項が徹底されているか
社内外できちんと情報が共有できているかがトラブル発生に大きく寄与します。
トラブルに対処できる業者の見極め方
トラブルに対処できる業者の見極め方は以下の通りです。
見極め方
- マニュアルの有無
- 研修の有無
- 専門部署の有無
一つずつ解説します。
マニュアルの有無
一つ目はマニュアルの有無です。
マニュアルのポイント
- 均一なサービスが提供できる
- 安定したサービスが可能
- トラブルを事前に防げる
マニュアルがあるとトラブルを事前に防ぐことができます。
ココがポイント
- 起こりやすいトラブルを事前に予想できる
- トラブル内容を想定しやすい
- サービス内容を改善しやすい
前向きに働くためにもマニュアルがある業者の方がトラブルの発生を少なくできます。
研修の有無
二つ目は研修の有無です。
研修のポイント
- 介護保険の理解
- 役職に応じた研修がある
- 職種別に研修を実施できている
- ビジネスマナー・接遇
社員育成が良いサービスに直結します。
ココがポイント
- 同じ方向を向いて研修ができている
- 研修の目的が理解できている
- 研修担当者がいる
社員の教育がトラブルの回避につながることは間違いありません。
専門部署の有無
三つ目は専門部署の有無です。
研修やマニュアルはただ実施するだけでは意味がありません。
求められる専門部署
- 教育部門
- 外部講師の招聘
専門的な観点から研修をした方が確実にトラブルは回避できます。
ポイント
- 専門の部署がある会社か
- 外部からの講師を頻繁に招いて研修しているか
- 状況に応じた適切な研修をできるか
研修が充実しているほどトラブルの発生率は低くなるでしょう。
信頼される訪問入浴業者の探し方
信頼される訪問入浴業者の探し方は以下の通りです。
入浴業者の探し方
- 専門家に相談する
解説します。
専門家に相談する
信頼される訪問入浴業者の探し方として最もおすすめなのが専門家に相談するという方法です。
具体的には転職エージェントに相談しましょう。
エージェントのメリット
- 非公開求人の紹介
- 面接対策
- 応募書類の添削
- 転職相談
- 内部情報の共有
転職エージェントに依頼すると採用率が高まります。
基本的に無料で利用できるので以下のエージェントに登録しましょう。
»訪問入浴で働きたい!【絶対に後悔しない業者選定のポイント5選】
まとめ:訪問入浴はトラブルが多いけどやりがいがある仕事!
本記事は訪問入浴で起こりやすいトラブルと対処法を解説しました。
記事の総まとめ
- 訪問入浴は介護サービスの中でトラブルが多い仕事
- 訪問入浴のトラブルは対策を講じられる
- 業者によって対策ができていないところがある
- トラブルを防ぐためには対策を講じられる業者で働くべき
- 優良業者への転職はエージェントへの依頼がベスト
そして本当におすすめできる転職エージェントは以下の通りです。
訪問入浴はトラブルを回避できる環境が整っていることで大きなやりがいを持って働くことができます。
ぜひ一度専門家に相談してみましょう。