働き方 看護師 訪問入浴

訪問入浴の看護師はきつい?【覚悟しておくポイントと感じられるやりがい】

訪問入浴の看護師はきつい?【覚悟しておくポイントと感じられるやりがい】

 

こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。

このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

 

困る女性
訪問入浴の看護師はきついって聞いたけど実際はどうなのかしら?

理由と一緒にやりがいも教えて欲しい!

 

こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • 訪問入浴の看護師がきついと感じる理由
  • 訪問入浴の看護師が感じられるやりがい
  • 訪問入浴の看護師に向いている人・向かない人
  • 訪問入浴で看護師が失敗しない職場の選び方
  • 看護師におすすめの転職サイト

 

本記事は「訪問入浴に興味がある看護師」に向けて解説しました。

この記事を読めば訪問入浴で働く看護師の実情が理解できます。

 

  • 訪問入浴に興味がある
  • 訪問入浴はきついのか知りたい
  • 失敗しない職場の選び方を教えて欲しい

 

こんな方にピッタリな内容となっています。

 

※3分で読めるので最後までご覧ください。

 

関連記事:訪問入浴の看護師の仕事内容!

 

訪問入浴の看護師がきついと感じる5つの理由

訪問入浴の看護師がきついと感じる5つの理由

 

訪問入浴の看護師がきついと感じる理由を見ていきましょう。

 

きついと感じる理由

  • 体力的な問題
  • 大きな責任を伴う
  • 研修制度が不十分
  • マンネリしやすい
  • 病院との違い

 

この5つです。

 

体力的な問題

訪問入浴の大部分は体力を使う仕事です。

 

  • 浴槽の準備
  • ホースの搬入出
  • 高層階まで物品を持ち歩く
  • 重い利用者の抱え
  • サウナのような現場作業

 

看護師は荷物の運搬は少ないと言えど、それでもサービスに必要な物品は他の職種よりは多くなります。

 

夏は暑く、冬は寒い。

訪問入浴はそんな現場で仕事をすることになり、体力的にきつい仕事です。

 

大きな責任感を伴う

訪問入浴の看護師は訪問入浴で唯一の医療職です。

 

  • 入浴の可否判断
  • 入浴中の緊急時対応
  • 訪問看護・主治医との連携

 

病院やクリニック、または介護施設では他の看護師に相談することができます。

 

しかし訪問入浴の現場では看護師は一人だけ。

 

責任を感じてしまい不安になることがきついと思うかもしれません。

 

研修制度が不十分

研修制度が不十分な会社があります。

 

一般的な会社の研修制度は以下の通り。

 

一般的な会社の研修制度

  • 入社後の採用時研修
  • 入社◯ヶ月後のフォローアップ研修
  • 入社◯年後のフォローアップ研修
  • 看護職研修

 

しかし訪問入浴は各社看護師不足。

研修制度が十分に取れない会社も多いです。

 

十分な研修ができず、人がいないためにすぐに現場に出される。

 

臨床経験が少ない看護師にはきついと感じるかもしれません。

 

マンネリしやすい

訪問入浴の業務は同じことの繰り返しになりやすいです。

 

  • 物品の運搬
  • 入浴介助
  • 入浴の可否判断
  • 簡単な医療行為

 

病院ではさまざまな病状の患者を担当しますが、訪問入浴はある程度決まった利用者を担当します。

 

惰性で働いていたら楽しくもなくなるしきついと感じるかもしれません。

 

病院との違い

訪問入浴の現場は病院とは全く違います。

 

病院の目的は以下の通り。

 

病院の目的

  • 患者の病気を治すこと

 

一方で訪問入浴の看護師の目的は以下の通り。

 

訪問入浴の看護師の目的

  • 入浴の手伝いをする
  • 入浴の可否判断

 

このように目的が根本的に違うんですね。

 

病院ではできることが在宅介護の現場ではできない。

 

そんなジレンマを抱えた時にきついと感じるかもしれません。

 

関係記事:訪問入浴を辞めたいと思ったときの対処法

 

訪問入浴の看護師が感じられる3つのやりがい

訪問入浴の看護師が感じられる3つのやりがい

 

きついと思われがちな訪問入浴の仕事ですが、他の仕事と比較にならないくらい大きいやりがいもあります。

 

やりがい

  • 一人に集中したケア
  • 家族にも寄り添える
  • 顧客満足度が高い

 

それぞれ解説します。

 

一人に集中したケア

訪問入浴は一人に集中したケアが可能です。

 

  • 病棟:複数人を担当する
  • 施設:複数人を担当する

 

いわゆる利用者や患者を受け持つんですね。

 

しかし、訪問入浴は一人に集中したケアができます。

 

訪問入浴の場合

  • 一人の利用者のために時間を使える
  • 利用者の要望に応えることができる
  • じっくり関わることができる

 

これは訪問系サービスの特徴とも言えるでしょう。

 

家族にも寄り添える

訪問入浴は利用者だけでなく家族にも寄り添うことができます。

 

  • 家族の介護相談
  • 息抜きになる
  • 利用者の笑顔が家族の満足感につながる
  • 自分たちの到着を待ってくれている

 

利用者にも家族にも深く関わることができるのは訪問入浴ならではのやりがいにつながります。

 

在宅介護をしている家族は外部との関係が希薄になりがちです。

訪問入浴のスタッフが来ることで良い循環が生まれることが多いですよ。

わたし

 

顧客満足度が高い

訪問入浴は全介護保険サービスの中で、最も顧客満足度の高いサービスです。

 

  • 利用者は要介護4〜5
  • ターミナルの利用者
  • 入浴を諦めた人も利用している
  • 入浴中にご逝去するかもしれない方

 

訪問入浴はこのような方が多く利用されています。

 

つまり、生きるとか死ぬとか近いところでサービス提供をすることになります。

 

そんな働き方になるので、必然的に顧客満足度が高くなるんですね。

 

訪問入浴は涙を流して喜んでもらえるサービスです。

多くの仕事がありますが、そんな仕事ってあまりありません。

わたし

 

関連記事:訪問入浴のやりがいとは?

 

訪問入浴の看護師に向いている人

訪問入浴の看護師に向いている人

 

訪問入浴は大きなやりがいを感じられる仕事ですが、どんな人に向いているサービスなんでしょうか。

 

向いている人

  • 体力があり若い
  • Wワークがしたい人
  • 協調性がある人
  • 看護技術に自信がない人
  • ブランクがある人

 

それぞれ解説します。

 

体力があり若い

訪問入浴は体力があり若い方に向いています。

 

 

ご覧の通り20代〜40代が9割ほどを占めます。

 

暑い室内や重い物品の搬入出、そして抱えなど体力を使う仕事なので、体力があり若い方に向いています。

 

Wワークがしたい人

訪問入浴はWワークに最適です。

 

Wワークに最適な理由

  • やりがいがある
  • 時間を読みやすい
  • 単純作業が多い
  • 派遣でも採用されやすい
  • 一人に寄り添ったケアが可能

 

特に夜勤がなく固定の休みがあるところがWワークに最適な理由です。

 

  • 今より収入を増やしたい
  • 知識を習得したい

 

こんな方に訪問入浴はピッタリです。

 

関連記事:看護師のWワークに訪問入浴が最適な理由

 

協調性がある人

協調性がある人にも向いています。

 

訪問入浴は3人1組で訪問します。

なので常にスタッフと行動を共にすることになります。

 

  • チームが働きやすいように配慮できる
  • 利用者と同じくらい職員のことを考えられる
  • 連携して仕事ができる

 

こんな方に向いています。

 

看護技術に自信がない人

看護技術に自信がない人にも向いています。

 

訪問入浴の看護師は医療行為をするためにいるわけではありません。

 

なので皮肉にも看護技術に自信がなくても働くことができます。

 

  • 臨床経験が短い
  • 医療行為が上達しない
  • 看護技術に重きを置いていない

 

こんな方に向いています。

 

入社半年で病棟を辞めて訪問入浴に転職する方も多いです。

医療技術より利用者との関わりの深さを転職の決め手にする方が多いようです。

わたし

 

ブランクがある人

ブランクがある看護師にも向いています。

 

  • 産休育休を取得していた
  • 家族の介護をしていた
  • 別の仕事に就いていた

 

訪問入浴の看護師には難しい看護技術は必要ありません。

 

ブランクがある人にも働きやすい仕事だと言えるでしょう。

 

関連記事:訪問入浴の仕事が向いている人の特徴10選

 

訪問入浴の看護師に向かない人

訪問入浴の看護師に向かない人

 

一方で、こんな方は訪問入浴の看護師に向きません。

 

向かない人

  • 看護技術を習得したい人
  • コミュニケーションが苦手
  • 我が強い人

 

それぞれ解説します。

 

看護技術を習得したい人

看護技術を習得したい人には向きません。

 

訪問入浴の看護師が行う医療行為は以下の通りです。

 

  • 薬の塗布
  • 褥瘡の処置
  • 気管切開のバンド交換
  • ストマの交換
  • 胃ろうのこより

 

このように入浴に伴う必要な医療行為しかできません。

 

最新の医療技術を学びたい方には向かないでしょう。

 

コミュニケーションが苦手

コミュニケーション力が低い方も訪問入浴の看護師は向きません。

 

訪問入浴はサービス業です。

 

医療を提供する病院とは違い、利用者に満足感を提供しないといけません。

 

  • 笑顔がない
  • 言葉数が少ない
  • 仏頂面

 

このような方は向かないかもしれません。

 

逆に「明るい方」や「笑顔が多い方」は喜んでもらえますよ。

仕事ができるより愛嬌です!

わたし

 

我が強い人

看護師としての我を押し通そうとする方にも向きません。

 

  • 病院ではこうしていた
  • 他の業者はこうだった
  • こっちの方が効率が良い
  • 私の言う通りにしておきなさい
  • 他サービスにも口出しする

 

医療知識が多い人ほど言いがちです。

 

在宅介護では看護師として納得できない場面に出会します。

 

その度に関係者や利用者・家族とぶつかっていては良いサービスはできません。

 

それぞれのサービスには意味がありますが、それを指摘するのは訪問入浴の看護師の役割ではありません。

 

訪問入浴で看護師が失敗しない職場の選び方

訪問入浴で看護師が失敗しない職場の選び方

 

訪問入浴で看護師が失敗しない職場の選び方は以下の通りです。

 

職場の選び方

  • できるだけ大手を選ぶ
  • 設備開発に積極的な会社
  • 訪問件数は適正か
  • 労働環境が良い職場
  • 転職サイトに登録する

 

この5点です。

 

関連記事:訪問入浴で後悔せず働くための業者選定ポイント

 

できるだけ大手を選ぶ

働く会社はできるだけ大手を選びましょう。

 

大手で働くメリット

  • 安心感がある
  • 信頼されやすい
  • 採用がしやすい
  • 福利厚生が充実
  • 設備投資できる

 

さまざまな面において大手が安心です。

 

関連記事:訪問入浴の大手5社の評判・口コミ・メリットまとめ

 

設備開発に積極的な会社

設備開発に積極的な会社にしましょう。

 

設備開発のメリット

  • 良い物品を使える
  • 利用者の満足度も上がる
  • 労働環境が改善する
  • スタッフの負担が軽減できる
  • 効率性が上がる

 

設備開発はスタッフの負担軽減だけでなく、利用者の満足度向上にもつながります。

 

それをするには資金力が必要なので、やはり大手を選ぶ方が良いでしょう。

 

関連記事:訪問入浴の浴槽まとめ

 

訪問件数が適正か

訪問入浴の1日の訪問件数は6件〜7件ほどです。

 

  • 5件以下:赤字
  • 8件以上:体力的にきつい

 

なので適正件数は6〜7件です。

 

人不足により高低圧縮している会社もありますので要注意です。

 

1日の件数は面接時に必ず確認しましょう。
わたし

 

関連記事:訪問入浴の流れを8ステップで解説

 

労働環境が良い職場

労働環境が良い職場に越したことはありません。

 

  • 人間関係
  • 雇用条件
  • 残業時間
  • 給与
  • 有給取得率
  • 休みやすさ

 

などなど。

 

どこを重視するかは求職者によって違いますが、労働環境ができるだけ良い職場で働きましょう。

 

関連記事:訪問入浴看護師の給与事情まとめ

 

転職サイトに登録する

そして最も大切なのが転職サイトに登録するということです。

 

特にエージェントサービスは必ず利用しましょう。

 

  • 非公開求人の紹介
  • 面接対策
  • 応募書類の添削
  • 転職相談
  • 市場価値の確認

 

これらが無料で受けられる転職サイトは使わない手はありません。

 

看護師におすすめの転職サイトは以下の3つです。

 

看護師におすすめの転職サイト

 

看護師が登録するべき転職サイト3選

看護師が登録するべき転職サイト3選

 

上記の通り、看護師が登録するべき転職サイトは以下の3つです。

 

おすすめの転職サイト

  • マイナビ看護師
  • レバウェル看護
  • ナース人材バンク

 

それぞれ解説します。

 

マイナビ看護

求人数 54,577件+非公開求人
非公開求人数 約35,000件
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師、ケアマネジャー
対応エリア 全国(21拠点あり)
エージェントとの関わり方 電話、メール、直接面談
運営会社 株式会社マイナビ

「マイナビ看護師」の特徴

  • 転職サイト大手の安心感
  • エージェントの質がピカイチ
  • 求人数が多い
  • 個別面談も実施できる
  • セミナーを定期開催している

 

 

レバウェル看護

求人数 138,906件
非公開求人数 約60,000件以上(変動あり)
対応職種 正看護師、准看護師、保健師、助産師
対応エリア 全国
エージェントとの関わり方 電話、メール
運営会社
レバレジーズメディカルケア株式会社

「レバウェル看護のお仕事」の特徴

  • サービス満足度No.1
  • アドバイザー満足度No.1
  • 友達に勧めたいランキングNo.1
  • 高年収求人の取り扱いが多い

 

 

ナース人材バンク

求人数 約190,000件
非公開求人数 約30,000件
対応職種 正看護師、准看護師、保健師、助産師・看護学生
対応エリア 全国
エージェントとの関わり方 電話、メール
運営会社
エスエムエス株式会社

「ナース人材バンク」の特徴

  • 地域専任のエージェントがいる
  • 非公開求人の取り扱いが多い
  • 顧客満足度97%
  • 事業所の数が多いので相談しやすい
  • 看護師の利用者が年間10万人

 

 

まとめ:訪問入浴の看護師はきついけどやりがいのある仕事

まとめ:訪問入浴の看護師はきついけどやりがいのある仕事

 

今回は「訪問入浴に興味がある看護師」に向けてきついのと言われる理由について解説しました。

 

記事の要点

  • 訪問入浴の看護師がきついと言われる理由
  • 体力的な問題
  • 大きな責任感を伴う
  • 研修制度が不十分
  • マンネリしやすい
  • 病院との違い
  • 訪問入浴の看護師が感じられるやりがい
  • 一人に集中したケア
  • 家族にも寄り添える
  • 顧客満足度が高い
  • 訪問入浴の看護師に向いている人
  • 体力があり若い
  • Wワークがしたい人
  • 協調性がある人
  • 看護技術に自信がない人
  • ブランクがある人
  • 訪問入浴の看護師に向かない人
  • 看護技術を習得したい人
  • コミュニケーションが苦手
  • 我が強い人
  • 看護師の失敗しない職場の選び方
  • できるだけ大手を選ぶ
  • 設備開発に積極的な会社
  • 訪問件数が適正か
  • 労働環境が良い職場
  • 転職サイトに登録する

 

そして看護師におすすめの転職サイトは以下の3つです。

 

看護師におすすめの転職サイト

 

訪問入浴の看護師はきついけどやりがいのある仕事です。

 

病院では感じられないやりがいや関わり方ができ、涙を流して喜んでもらえる訪問入浴。

 

看護師として新しい道に進んでみてはいかがでしょうか。

 

以上、なーぴょんでした。

-働き方, 看護師, 訪問入浴