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こんにちは。なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

退職代行ってどんなサービスか教えてください!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 退職代行サービスの種類と特徴
- 退職代行サービスの費用相場
- メリット・デメリット
- 利用するべき人と利用しなくていい人
- 退職代行サービスの選び方
- 利用する前にやるべきこと
- 依頼から退職までの流れ
- よくあるトラブル
本記事は「退職代行のサービス内容を世界一わかりやすく解説」しています。
この記事を読めば退職代行サービスの全てがわかるはずです。
- 会社を辞めたい
- パワハラを受けている
- 心機一転新しい職場で挑戦したい
こんな方にぜひ読んでもらえたらと思います。
退職代行の基本的な内容からオススメの退職代行サービスまで知れるので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは早速解説していきます!
【大前提】退職は労働者に認められた権利である
まず大前提として、「退職は労働者に認められた権利」です。
なので、労働者は自分の意思で退職することができます。

そんな絶対の権利であるにも関わらず、会社都合で退職できない人がいる。
退職代行とは、そんな人が「次のステップに進めるための手段である」と言えるでしょう。
退職代行を使う理由
では退職代行ってどんな理由で使うんでしょうか。
以下の通り並べてみました。
退職代行を使う理由
- 後任がいない
- 上司が退職の話を聞いてくれない
- 過度な引き留めをされている
- 退職を強制的に引き伸ばされる
- 給与を支払ってもらえない
つまり「会社都合で辞められない」から退職代行サービスを利用します。
- うまく退職交渉ができなかった
- 退職を言い出せる労働環境ではなかった
- 上司に強く説得されて辞められない
こんな方が大半を占めています。
退職代行は非常識?
- 退職代行で辞めるなんてあり得ない
- 退職代行を使うなんて社会人失格だ
- 退職代行なんて非常識だ
退職代行の知名度が上がってきたと言うものの、未だこのような意見も見られます。
しかし退職代行は業界として成立している合法のサービスです。
つまり非常識ではありません。
非常識ではない理由
- 退職は労働者が自由にできる
- 労働者本人の精神状態を優先するべき
- 非常識なのは会社の方
つまり、非常識かもしれないと考える必要はないと言うことです。
退職代行が非常識なのかについては以下の記事で解説しました。
»退職代行は非常識?クズ?【2,000人の意見をもとに徹底解説】
退職代行サービスの3つの種類と特徴
退職代行サービスは大きく3つの種類に分けることができます。
退職代行の種類
- 弁護士法人
- 労働組合
- 一般企業
特徴と合わせて解説します。
弁護士法人
一つ目は弁護士です。
もともと退職代行は弁護士の業務の一つでした。
弁護士は全ての退職代行業務をすることが可能です。
弁護士ができること
弁護士ができること
- 退職意思の伝言
- 退職に関する交渉
- 未払い賃金や退職金の交渉
- 有給休暇の取得
- 必要書類の請求
- 損害賠償請求への対応
絶対にトラブルなく退職したいという方におすすめです。

弁護士が対応する退職代行については以下の記事で解説しています。
»弁護士が運営する退職代行【特徴やメリットから選び方まで徹底解説】
労働組合
二つ目は労働組合です。
弁護士ほどの法的拘束力はありませんが、代理交渉も可能で利用金額も安いのが特徴です。

労働組合ができること
労働組合ができること
- 退職意思の伝言
- 退職に関する交渉
- 有給休暇の取得交渉
労働組合は団体交渉権を有しています。
そのため労働者の退職に関する一部の交渉が可能となります。
しかし損害賠償請求などの対応は非弁行為に該当するので対応できません。
労働組合が運営する退職代行については以下の記事で解説しています。
»【退職代行は労働組合がベスト】おすすめできる理由を徹底解説
一般企業
三つ目は一般企業が運営している退職代行です。
最大の特徴は独自サービスを展開し利用金額が安いこと。
一方、対応可能な範囲は最も狭くなります。
一般企業ができること
- 退職意思の伝言
- 退職に関する情報の伝達
一般企業は交渉する権利を有していないため、あくまで退職意思を伝えることしかできません。
- 「なんでもやります!」
- 「交渉も可能です!」
こんな退職代行業者があれば要注意。
前述の非弁行為に該当すれば、法律違反を犯しているのと同じことになります。
一般企業が運営する退職代行については以下の記事をご覧ください。
»【一般企業が運営する退職代行】5つの魅力とおすすめできる人3選
【種類別】退職代行サービスの費用相場
退職代行の費用相場は利用する種類によって違います。
この章では、それぞれの種類別に費用相場を見つつ、全体の利用相場もまとめていきましょう。
全体の金額相場については以下で解説しています。
»退職代行サービスの金額相場【利用にかかるお金のことを全て解説】
弁護士法人
まずは弁護士法人の主要退職代行サービスと費用一覧です。
会社名 | 費用 | 特徴 |
弁護士法人みやび | 55,000円 | LINEで24時間相談可能。左記金額は着手金のみの金額。 |
フォーゲル総合法律事務所 | 33,000円 | 別に55,000円プランもあり。 |
若井総合法律事務所 | 50,000円 | 24時間受付可能。 |
アディーレ法律事務所 | 77,000円 | 追加料金はかからない。 |
弁護士法人ITJ法律事務所 | 29,900円 | 弁護士対応で最安値。 |
平松剛法律事務所 | 33,000円 | 出張相談会を開催している。 |
平均は45,414円となり、だいたいの相場は約50,000円くらいです。
事前に確認しておきましょう。

労働組合
続いて労働組合の主要退職代行サービスと費用一覧です。
会社名 | 費用 | 特徴 |
退職代行ガーディアン | 29,800円 | 人気No.1。即日退職可能。 |
男の退職代行 | 26,800円 | 雇用形態によって利用料金が異なる。 |
わたしNEXT | 29,800円 | 女性人気No.1。雇用形態によって利用料金が異なる。 |
退職代行ネルサポ | 24,000円 | キャンペーンで今なら2,000円引き。 |
退職代行OITOMA | 24,000円 | 追加料金なしで24時間対応可能。 |
退職代行SARABA | 24,000円 | 24時間365日対応可能。 |
退職代行Jobs | 27,000円 | 転職サポートや引越し補助があり、独自サービスが多い。 |
退職代行ニチロー | 28,000円 | 転職サポートあり、アフターフォローが充実している |
平均は26,300円となり、だいたい約30,000円が相場です。
高い退職率を誇り、リーズナブルに抑えられるのでおすすめです。

一般企業
最後に一般企業の主要退職代行サービスと費用一覧です。
会社名 | 費用 | 特徴 |
退職代行ニコイチ | 27,000円 | 安心の弁護士監修。交渉は不可。 |
退職代行ピンチヒッター | 25,000円 | PayPay決済可能。無料転職サポートも可能。 |
退職代行キャリアサンライズ | 15,000円 | 格安。追加料金なし。 |
退職のススメ | 25,000円 | メディア掲載実績多数。追加料金なし。 |
平均は23,000円で、だいたいの相場は25,000円ほどです。
20,000円を下回る低価格で運営しているところもありますが、悪徳業者もあるので注意が必要です。
会社とのトラブルには対応できないので注意が必要です。

退職代行のメリット・デメリット
そんな3種類ある退職代行サービスですが、メリットとデメリットを見ていきましょう。

退職代行のメリットとデメリットについては以下の記事でも解説しています。
»退職代行のメリットとデメリット【知っておきたいこと全てを解説】
退職代行のメリット
退職代行を利用するメリットは以下の通りです。
メリット
- 会社に行かずに退職可能
- 顔を合わせなくて済む
- 即日退職が可能
- 無駄な時間を無くせる
- 精神的負担がかからない
- 100%退職可能
一つずつ解説します。
会社に行かずに退職可能
退職代行は会社に行かずに退職可能です。
- 退職手続きは郵送でできる
- 返却物は郵便対応
- 退職の挨拶もしなくて済む
とにかく会社に行かずに退職手続きができるのは大きなメリットです。
顔を合わせなくて済む
上司や会社の人と顔を合わさずに退職できるところもメリットです。
- 上司
- 同僚
- 部下
- 関係会社の人
嫌いな人と会わずに退職できるのは精神的な負担を軽減してくれます。
即日退職が可能
退職代行は即日退職が可能です。
労働者は民法第627条第1項で「雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する」と定められています。
なので2週間は有給を取得し退職日に辞めると、即日退職と同じというわけです。
会社から無駄な引き留めされる方が、無責任です。
あなたの人生なので、自分のことを一番に考えよう!

無駄な時間を無くせる
無駄な時間を無くせることもメリットです。
- 後任が辞めるまで退職できない
- 退職の申し入れを受け入れてくれない
- 無茶な引き留めに合う
退職すると決意してからの引き留めほど、時間の無駄はありません。

精神的負担がかからない
退職代行は精神的負担がかかりません。
- 面倒な手続き
- 関係者への挨拶
- 嫌いな人への報告
- 有給取得等の交渉
- 返却物のやり取り
- 書類の受け渡し
退職代行なら、こういった苦痛を伴うようなことは全て代行してくれます。
自分が壊れてしまう前に気軽に相談してみましょう。

100%退職可能
なんと言っても、退職代行はほぼ100%退職可能です。
- 人不足
- 後任がいない
- 引き継ぎができない
何かしらの理由を付けて退職を引き伸ばそうとしますが、退職代行なら例外なく退職できます。
悪質な会社は損害賠償請求などをする可能性があります。
万が一の場合に備え、交渉ができる退職代行に依頼する方が無難だと言えます。
退職代行のデメリット
一方、デメリットは以下の通りです。
デメリット
- お金がかかる
- 会社と関係が悪くなる
- 悪質な業者が存在する
- 利用できない職種がある
- 同業界への再就職が困難
一つずつ解説します。
お金がかかる
お金がかかることはデメリットです。
- 安くないお金がかかる
- お金なんてかからないはずなのに…
退職は労働者の権利なので、本来お金はかかりません。
お金がかからないものにお金をかけるので、デメリットになるでしょう。
会社との関係が悪くなる
退職代行を利用すると、会社との関係が悪くなる可能性があります。
- 引き継ぎもせずに退職した
- 後任がいないのに退職された
- 挨拶もなく礼儀知らずだ
会社側からすると退職代行で辞められると心象は悪いです。
(辞める会社に何を思われてもいいかもですが…)
社内にはお世話になった人もいるでしょう。
会社に迷惑はかけていいけど、お世話になった人には挨拶くらいした方がいいと思います。

悪徳業者が存在する
退職代行の業者の中には、悪徳業者も存在します。
- 退職に失敗した
- 返金保証がない
- 相場より割高の金額を請求された
- 個人情報が漏れた
残念ながらトラブルに発展する場合もあるので、注意が必要です。
- 運営母体を確認
- 評判や口コミを確認
- 実際に担当者と話してみる
納得できる業者と取引するのが成功の秘訣です!
利用できない職種が存在する
退職代行を利用できない職種があります。
利用できない職種
- 有期雇用者:民法第26条に基づく
- 公務員:国家公務員法第61条に基づく
上記2つの立場の方は退職代行を利用できないと認識しておきましょう。
同業界への再就職が困難
退職代行を利用すると、同業界への再就職が困難になる可能性があります。
- 会社の社長同士が知り合いだった
- 業界の会合で話題になった
- 従業員がリークした
可能性は低いですが、もしかしたらこんなことがあるかもしれません。
事前に下調べを行い裏付けをしたら基本的に大丈夫です!
退職代行を利用するべき人とするべきではない人
退職代行を利用するべき人はどんな人でしょうか。
この章では「利用するべき人」と「利用しなくてもいい人」を解説します。
詳しくは以下の記事で解説しています。
»【退職代行を利用する人の特徴8選】運営元別に選び方や注意点を解説
利用するべき人
退職代行を利用するべき人は以下のような方です。
利用するべき人
- 会社からパワハラを受けている
- 会社都合で辞められない
- 退職の申し入れを受け入れてもらえない
- 精神的に壊れてしまいそう
一つずつ解説します。
会社からパワハラを受けている
会社からパワハラを受けている人は退職代行の利用がオススメです。
- 「人がいない中、よく辞められるな」と言われた
- 机を叩いて怒鳴られる
- 陰口を言われている
- 会社から不当な対応をされている
パワハラをするような会社に未来なありません。
退職代行を利用してサクッと辞めましょう。
会社都合で辞められない
会社都合で辞められない方にも退職代行はオススメです。
- 人がいないので辞められたら困る
- 後任が入るまで働いてほしい
- 次の賞与まで我慢してほしい
- 仕事を完成させてから辞めてほしい
人不足はあなたの責任ではなく会社の責任です。
そこに忖度して居続ける必要はありません。
退職条件さえ満たしていれば、自分のタイミングで辞めましょう。
退職の申し入れを受け入れてもらえない
退職の申し入れをしてるのに受け入れてもらえない人にもオススメです。
- 今は忙しいから後にして〜
- 明らかに避けられてる
- 話を聞いてもらえない
こういった理由で退職の話が進まない場合は、退職代行で辞めるのも一つの手です。
精神的に壊れてしまいそう
精神的に壊れてしまいそうな方に対しても退職代行はオススメです。
退職手続きは何かと疲れます。
しかも退職するとわかったとたん、周りから白い目で見られる…
精神を病んで壊れてしまうくらいなら、退職代行で強引にでも辞めるべきです。
会社への配慮より自分への労りです!

利用するべきでない人
一方、退職代行を利用するべきでない人は以下の通りです。
利用するべきでない人
- お金を払いたくない人
- 辞めると言いづらいだけの人
- 単に引き継ぎが面倒の人
一つずつ解説します。
お金を払いたくない人
お金を払いたくない人には退職代行はオススメできません。
そもそも退職にお金はかかりません。
それを30,000円〜50,000円支払い退職しようとしています。
- そんな金額を支払うのはもったいない
- お金を払うなんて馬鹿らしい
- なんで退職するのにお金を払うんだ?
少しでもこう思うなら、退職代行は利用しなくてよいかもしれません。
辞めると言いづらいだけの人
辞めると言いづらいだけの人には向いていません。
退職代行の利用は少なからず会社に迷惑をかけます。
なので自分で退職手続きできるなら、それに越したことはありません。
- なんとなく直接退職すると言いたくない
- なにか言われそうでめんどくさい
- 言いたくないから退職代行を使おう
こんな方は要注意です。
単に引き継ぎが面倒な人
引き継ぎが面倒だからという理由では退職代行の利用をオススメしません。

業務には引き継ぎが絶対必要なので、そこは社会人としてきちんと引き継ぎましょう。
自分に合った退職代行サービスの選び方
ここまでは退職代行の種類や相場、メリット・デメリットなど、基礎的な部分を解説しました。
ここからは退職代行を実際に使うときのために、自分に合った退職代行の選び方を解説します。
退職代行の選び方
- 種類で選ぶ
- 料金で選ぶ
- 交渉が必要かで選ぶ
- 実績と口コミで選ぶ
- 独自サービスの有無
一つずつ解説します。
»退職代行の正しい選び方5選【失敗しないためのポイントを解説】
種類で選ぶ
まずは種類で選ぶ方法です。
前述の通り、退職代行は以下の3つに分類できます。
- 弁護士法人
- 労働組合
- 民間企業
この中から自分の置かれている境遇によって選択していきます。
つまり安心して任せたい。
個人的なおすすめは労働組合が運営している退職代行です!

料金で選ぶ
料金で選ぶ方法もあります。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
上記の中から自分の予算に合った業者に依頼しましょう。
コスパ重視の方は以下の記事をご覧ください。
»安くてお得な退職代行5選【格安業者の注意点と業者選定のコツ】
注意点①:値段は変動の可能性あり
主に弁護士法人に多いのが、「着手金◯円+回収額の◯%」というところ。
何かが起これば絶対対処してもらえるという安心感はあります。
しかし記載金額の相場より割高になる可能性があるということは認識しておきましょう。
注意点②:全額返金制度は意味ない!?
全額返金制度はあまり意味がありません、
ほぼ100%退職できるからです。
他に特徴がないが故に、全額返金制度を大々的に謳っている業者があります。
しかし現在大半の業者に返金制度があるので優位なポイントにはならないでしょう。
注意点③:支払い方法が多様化
退職代行の支払い方法が多様化してきました。
- 「退職代行ピンチヒッター」:PayPayで支払い可能
- 「辞めるんです」:業界初の後払い制
- 「男の退職代行」:月々3,300円のサブスク
安くない金額だからこそ、自分に合った転職代行を選びたいですね。
交渉が必要かで選ぶ
会社と交渉が必要かで選びます。
- 有給取得の交渉
- 未払い賃金の交渉
- 賞与支払いの交渉
こういった交渉は弁護士か労働組合しか対応できません。
逆に言えば、交渉はしなくてもよさそうな場合は民間企業運営の退職代行でも問題ありません。
実績と口コミで選ぶ
実績と口コミで選ぶ方法もあります。
誰でも口コミとかって気になりますよね。
各業者のホームページやネット上に実績や口コミが掲載されています。
それを参考に選びましょう。
良い口コミばかりを信じるのは要注意。
悪い口コミもしっかり確認しましょう。
業者を選ぶときは体験談も確認するのがオススメ!
»退職代行の体験談まとめ【利用後のリアルな感想を具体的に解説】
独自サービスの有無
独自サービスの有無も重要な選び方です。
キャンペーンなども開催しているのでお得に利用できたりします。
退職代行は自分に適したものを選ぶことが大切です。
退職代行を利用する前にやるべき4つのこと
退職代行に依頼した後は、特にすることなく指示に従いながら任せたらOK!
しかし利用する前にあなたにしかできないことがあります。
利用前にやること
- 世話になった人に挨拶
- 引き継ぎをまとめる
- 私物の回収
- 転職活動
一つずつ解説します。
»【利用前に要確認】退職代行を利用する前にやっておきたいこと5選!
世話になった人に挨拶
まずは世話になった人に挨拶を済ませましょう。
あなたにも仕事をする中でお世話になった人はいるはず。
- 会社の上司
- 取引先の方
- 顧客
これから先、どんなことでつながるかわかりませんので、挨拶は済ませておきましょう。
»退職代行の利用に罪悪感を感じる?【不安に思わなくて絶対に大丈夫】
引き継ぎをまとめる
引き継ぎはまとめておきましょう。
退職代行を利用するとその日から出社することがなくなります。
つまり後任に引き継ぎをするタイミングがないということ。
- 後任が困ってしまう
- 社会人としてあまり良くない
- 退職後に会社から連絡が頻発する
自分にしか知り得ない業務上の情報がある場合はまとめておくことが重要です。
退職のときに、「引き継ぎ内容はまとめておきました」と紙に書いておけばOK!
先手を打っておくことが大切です!

私物の回収
退職代行を利用する前に私物の回収をしておきましょう。
退職後に郵送してもらうことはできますが、無駄なやり取りが増えてしまうのは明らかです。
- 自分で購入した備品
- 業務中に使用していたもの
- 人に貸していた備品
こういったものは退職代行に依頼する前に回収し持ち帰りましょう。
転職活動
余裕があれば転職活動も始めましょう。
退職前に次の就職先が決まっていれば、精神的にも余裕が出ます。
なので、可能な限り転職活動を先に行いましょう。
利用する退職代行の中には、転職サポートをしてくれる業者もあります。
付属サービスを確認の上、効率よく進めていきましょう。
転職サポートのある退職代行
- 「退職代行SARABA」
- 「男の退職代行」
- 「わたしNEXT」
- 「辞めるんです」
- 「退職代行ニチロー」
他にはキャッシュバックしてくれる業者もあるので、確認が必要です。
転職サイトの選び方については以下の記事をご覧ください。
»転職サイトの選び方【押えておきたいポイントと効果的に使う方法】
退職代行の依頼から退職までの流れ
退職代行の依頼から退職するまでの流れを解説します。
利用の流れ
- 無料相談
- 個人情報の共有
- 利用料金の支払い
- 退職交渉開始
- 貸与物の返却
- 退職完了
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
»退職代行の利用の流れ7ステップ【依頼から退職までの完全ロードマップ】
①:無料相談
まずは無料相談です。
相談方法は以下の通り。
- メール
- 電話
- LINE
個人的におすすめなのが、LINEかメール。
業者とのやり取りを残しておけるので、後々の証拠となります。
- 信頼できる業者かどうか
- どこまで交渉ができるのか
- 担当者の熱意
最初の段階で自分に合うかどうかを判断しよう!
②:個人情報の共有
次に個人情報の共有です。
- 氏名
- 雇用形態
- 勤務年数
- 会社名
- 退職時期
- 退職理由
- 希望条件
- 会社に伝えてほしいこと
担当者からの質問には正確に答えましょう。
③:利用料金の支払い
次に利用料金の支払いです。
支払い方法は以下の通り。
- 現金振り込み
- クレジットカード
- PayPay等の電子決済
自分の好きな方法を選びます。
ポイント
後払いの退職代行もあります。
また全額返金保証も付いた業者が多いので、安心できる方法を選びましょう。
④:退職交渉の開始
次に退職交渉の開始です。
退職交渉は代行業者がおこなうので依頼者は何もすることがありません。
- 未払い賃金
- 有給取得
- その他条件
事前の打ち合わせで伝えた内容に沿って退職交渉が進みます。
業者からの連絡を待ちましょう。
⑤:貸与物の返却
次に貸与物の返却です。
- 制服
- 健康保険証
- 会社の備品
貸与物の返却は郵送でOK!

⑥:退職完了
退職完了です。
業者から退職完了の連絡が入ります。
万が一、必要書類が送られて来なかっても、代行業者に依頼すると代理で伝えてくれます。
しっかりと対応してくれるので安心して任せましょう!
退職代行の利用でよくあるトラブル
退職代行が法律で認められているとしても、利用するとトラブルになるケースもあります。
この章では、退職代行の利用でよくあるトラブルについて、「退職代行側」「依頼者側」「会社側」の3つの面から解説します。
»【退職代行で起こりやすいトラブル】防ぐために大切なこと3選!
退職代行側
退職代行側でよくあるトラブルは以下の通り。
よくあるトラブル
- 非弁行為をしてしまう
上記1つです。
非弁行為をしてしまう
非弁行為をしてしまうのはよくあるトラブルです。
全ての業者が退職交渉できるわけではなく、会社との交渉権が認められているのは以下の2つです。
交渉権をもつ退職代行
- 弁護士
- 労働組合
つまり民間企業が運営している退職代行は会社との交渉ができません。
もし仮に交渉してしまった場合、非弁行為に該当するので法律違反です。

依頼者側
依頼者側によくあるトラブルは以下の通り。
よくあるトラブル
- 間違った情報を伝えた
- 懲戒解雇された
上記2つです。
間違った情報を伝えた
依頼者が退職代行に間違った情報を伝えてしまうと、正しい代行業務ができません。
特に大切な情報は以下の通り。
- 氏名(会社での社員番号 等)
- 退職時期
- 希望条件
- 会社への通達事項
退職代行は依頼者の情報をもとに対応するので情報は正確に伝えましょう。
懲戒解雇された
懲戒解雇された場合は退職代行を利用しても退職は難しいでしょう。
- 会社に著しく損害を与えた
- 会社の規律を乱した
- 刑事犯罪
- ハラスメント
- 機密漏洩
こういったことで懲戒解雇された場合は、退職代行での退職はできません。
会社側
会社側によくあるトラブルは以下の通り。
よくあるトラブル
- 退職を認めてくれない
- 給与が支払われない
- 有給が取得できない
- 上司が家に来てしまう
- 必要書類が届かない
- 損害賠償請求される
一つずつ解説します。
退職を認めてくれない
退職代行を利用しても退職を認めない会社があります。
まずそもそも論で、退職は全ての労働者に認められている権利です。(民法第627条第1項)
なのでもし認めてくれない場合は退職届を強制的に郵送しましょう。

給与が支払われない
規定された給与が支払われないケースもトラブルにつながります。
給与や賞与は従業員が働いた対価としてもらう正当なものです。
なので代行業者にしっかりと希望を伝え、支払われるべき給与をもらいましょう。
有給が取得できない
有給が取得できないケースもあります。
こちらも給与と同じで、有給は労働者の権利です。
よくあるケースが以下の通り。
急遽の退職は困る。
せめて有給取得せず、ギリギリまで働いてくれないかと頼まれる。
人が足りないのは会社の責任。
退職代行を利用するなら会社の事情がどうであれサクッと辞めましょう。
上司が家に来てしまう
上司が家に来てしまうというパターンもあります。
引き継ぎをせず会社からの連絡を無視し続けると、会社側の業務が停滞してしまいます。
顧客から知り得た情報があなたしか知り得ない場合、上司が家まで来てしまうケースがあります。
前述した通り、申し送り事項をまとめて置いておきましょう。

必要書類が届かない
退職後に必要書類が届かない場合があります。
退職後には失業手当をもらう場合がありますが、必要な書類は以下の通りです。
- 雇用保険被保険者離職票①
- 雇用保険被保険者離職票②
- マイナンバーのわかるものと身分証
- 預金通帳またはキャッシュカード
会社から送られてくる離職票が届かない場合があります。
待っても届かない場合は代行業者に依頼して郵送してもらうよう伝えましょう。
損害賠償請求される
退職代行を利用すると損害賠償請求されることもあります。
退職代行は企業側からすると望ましい退職方法ではありません。
なので、ごく稀に「損害賠償請求してやる!」と言われることがあります。
しかしそれは会社からの嫌がらせなので、気にしないでOK。
前述の通り、労働者は退職する権利があるので、ドンと構えておきましょう。
退職代行の利用でよくある質問
退職代行の利用でよくある質問をまとめました。
退職代行って何ですか?
あなたに代わって退職に関する交渉を進めてくれるサービスです。
即日退職することもでき、精神的に追い詰められている人でも気軽に退職することができます。
退職代行を利用する費用はどれくらいですか?
- 弁護士運営:50,000円くらい
- 労働組合:30,000円くらい
- 民間企業:25,000円
だいたいの相場は上記の通りです。
たまに格安の退職代行がありますが、対応範囲など限定されるので注意が必要です。
会社に返却するものがありますが、どうしたらいいですか?
退職前に少しずつ持ち帰るか、退職後にまとめて郵送で返却しましょう。
手渡しをする必要はありませんので、ご安心ください。
本当に即日退職は可能ですか?
ここで言う即日退職は、依頼したその日に退職できると言うわけではありません。
有給を取得し、退職日まで出勤しない=即日退職と同義ということです。
つまり有給の取得交渉なども必要なので、交渉可能な退職代行業者に依頼しましょう。
退職代行は非常識と言われるんですが、実際どうなんでしょうか。
結論を言うと、気にする必要は1ミリもありません。
ダラダラと続けてしまい精神を病んでしまうくらいなら、退職代行で辞めた方がその人のためです。
考えるべきは相手のことよりも自分のことです。
新卒でも利用可能ですか?
全く問題ありません。
むしろ新卒で退職代行を利用し辞める人は年々増加しています。
今は転職時代。
今の会社に居続ける必要はありません。
まとめ:退職代行で次のステップに進もう!
今回は退職代行の気になる項目を網羅的に解説しました。
記事の内容
- 退職代行の種類と特徴
- 退職代行の費用相場
- 退職代行のメリット・デメリット
- 退職代行を利用するべき人としなくてもいい人
- 退職代行の選び方
- 退職代行を利用する前にやるべきこと
- 依頼から退職までの流れ
- 退職代行のよくある質問
ここ何年かで認知度が高くなった退職代行サービス。
- 精神を病んでしまった
- 退職の意向を聞き入れてくれない
- こんな会社今すぐ辞めて次の人生を進みたい
こんな方は絶対に退職代行を利用した方がプラスになることでしょう。
利用料金は決して安くありません。
でも使う価値はあります。
今の会社を辞められない。
そんな方は退職代行の利用を考えてみてはいかがでしょうか。
以上、なーぴょんでした。