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こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、「転職サイト」「介護・看護の仕事」「選考対策」「退職代行」の4つのテーマについて解説しています。
退職代行ってどんあサービスなんだろう?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 退職代行サービスの種類と特徴
- 退職代行サービスの費用相場
- 退職代行のメリット・デメリット
- 退職代行を利用するべき人と利用しなくていい人
- 退職代行サービスの選び方
- 退職代行を利用する前にやるべきこと
- 退職代行へ依頼から退職までの流れ
- よくあるトラブル
本記事は退職代行がどのようなサービスなのかを徹底的に解説しました。
この記事を読めば退職代行サービスの全てがわかるはずです。
- 会社を辞めたい
- パワハラを受けている
- 引き留めや上司が話を聞いてくれない
こんな方はぜひ最後までご覧ください。
退職代行の基本的な内容からオススメの退職代行サービスまで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは早速解説していきます!
【大前提】退職は労働者に認められた権利である
まず大前提として、退職は労働者に認められた絶対的な権利です。
- 退職するかは自分で決められる
- 過度に引き留められるようなものではない
- 辞めさせない会社が悪い
しかし、辞めたくても辞められない人がいるのも事実です。
そんな方のためにあるのが「退職代行」と言えるでしょう。
退職代行を使う理由
退職代行を使う理由は以下の通りです。
退職代行を使う理由
- 辞めるのに条件をつけられた
- 上司が退職の話を聞いてくれない
- 過度な引き留めをされている
- 退職を強制的に引き伸ばされる
- 給与を支払ってもらえない
つまり「会社を辞めたいにもかかわらず会社側が手続きを進めてくれないとき」に退職代行を使うことになります。
退職代行を使う人
- 退職交渉ができなかった
- 退職を言い出せる労働環境ではなかった
- 上司に強く説得されて辞められない
退職代行の利用者は上記のような方が大半を占めています。
退職代行は非常識?
退職代行は代理で退職手続きを進めるので非常識と思われるかもしれません。
非常識と言われる理由
- 退職代行で辞めるなんてあり得ない
- 退職代行を使うなんて社会人失格だ
- 退職は自分で言うべきだ
- 代理で言うなんて恩義がない
退職代行の知名度が上がってきたと言うものの、未だこのような意見も見られます。
しかし退職代行は業界として成立している合法のサービスなので非常識ではありません。
非常識ではない理由
- 退職は労働者の権利だから
- 労働者本人の精神状態を優先するべきだから
- 非常識なのは会社の方だから
上記理由により、退職代行が非常識というのはありえません。
»退職代行は非常識?クズ?【2,000人の意見をもとに徹底解説】
退職代行サービスの3つの種類と特徴
退職代行サービスの種類と特徴は以下の通りです。
退職代行の種類
- 弁護士法人
- 労働組合
- 一般企業
特徴と合わせて解説します。
弁護士法人
「弁護士法人」の特徴
- 退職意思の伝言
- 退職に関する交渉
- 未払い賃金や退職金の交渉
- 有給休暇の取得
- 必要書類の請求
- 損害賠償請求への対応
弁護士は全ての退職代行業務をすることが可能です。
»弁護士が運営する退職代行を選ぶ7つのメリット【注意点も解説】
労働組合
「労働組合」の特徴
- 退職意思の通達
- 退職条件に関する交渉
- 有給休暇の取得交渉
弁護士ほどの交渉範囲はありませんが、代理交渉も可能で利用金額も安いのが特徴です。
»退職代行は労働組合にするべき!【おすすめできる理由を徹底解説】
一般企業
「一般企業」の特徴
- 退職意思の通達
- 退職に関する情報の伝達
一般企業が運営する退職代行の最大の特徴は独自サービスを展開し利用金額が安いこと。
一方、対応可能な範囲は最も狭くなるところはデメリットです。
ココに注意
- 「非弁行為」の業者が多い
- 詐欺業者が多い
上記注意点と合わせて押さえておきましょう。
»【一般企業が運営する退職代行】5つの魅力と3つの注意点を解説
【種類別】退職代行サービスの費用相場
退職代行の利用相場をまとめました。
全体の金額相場については以下で解説しています。
»退職代行サービスの金額相場【利用にかかるお金のことを全て解説】
弁護士法人
弁護士法人が運営する退職代行の利用相場は以下の通りです。
会社名 | 費用 | 特徴 |
弁護士法人みやび | 55,000円 | LINEで24時間相談可能。左記金額は着手金のみの金額。 |
フォーゲル総合法律事務所 | 33,000円 | 別に55,000円プランもあり。 |
若井総合法律事務所 | 50,000円 | 24時間受付可能。 |
アディーレ法律事務所 | 77,000円 | 追加料金はかからない。 |
弁護士法人ITJ法律事務所 | 29,900円 | 弁護士対応で最安値。 |
平松剛法律事務所 | 33,000円 | 出張相談会を開催している。 |
平均は45,414円となり、利用相場は約50,000円くらいです。
事前に確認しておきましょう。
労働組合
労働組合が運営する退職代行の利用相場は以下の通りです。
会社名 | 費用 | 特徴 |
退職代行ガーディアン | 24,800円 | 人気No.1。即日退職可能。 |
男の退職代行 | 26,800円 | 雇用形態によって利用料金が異なる。 |
わたしNEXT | 29,800円 | 女性人気No.1。雇用形態によって利用料金が異なる。 |
退職代行ネルサポ | 24,000円 | キャンペーンで今なら2,000円引き。 |
退職代行OITOMA | 24,000円 | 追加料金なしで24時間対応可能。 |
退職代行SARABA | 24,000円 | 24時間365日対応可能。 |
退職代行Jobs | 27,000円 | 転職サポートや引越し補助があり、独自サービスが多い。 |
退職代行ニチロー | 28,000円 | 転職サポートあり、アフターフォローが充実している |
平均は26,300円となり、利用相場は約30,000円ほどです。
一般企業
一般企業が運営する退職代行の利用相場は以下の通りです。
会社名 | 費用 | 特徴 |
退職代行ニコイチ | 27,000円 | 安心の弁護士監修。交渉は不可。 |
退職代行ピンチヒッター | 25,000円 | PayPay決済可能。無料転職サポートも可能。 |
退職代行キャリアサンライズ | 15,000円 | 格安。追加料金なし。 |
退職のススメ | 25,000円 | メディア掲載実績多数。追加料金なし。 |
平均は23,000円で、利用相場は相場は25,000円ほどです。
20,000円を下回る低価格で運営しているところもありますが、悪徳業者もあるので注意しましょう。
会社とのトラブルには対応できないので注意が必要です。
退職代行のメリット・デメリット
退職代行のメリットとデメリットをまとめました。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
»退職代行のメリットとデメリットを徹底調査【実態を正しく把握する】
退職代行のメリット
退職代行を利用するメリットは以下の通りです。
メリット
- 会社に行かずに退職可能
- 顔を合わせなくて済む
- 即日退職が可能
- 無駄な時間を無くせる
- 精神的負担がかからない
- 100%退職可能
一つずつ解説します。
会社に行かずに退職可能
一つ目のメリットは会社に行かずに退職可能なところです。
ココがポイント
- 退職手続きは郵送でできる
- 返却物は郵便対応
- 退職の挨拶もしなくて済む
- 誰とも会わずに退職できる
会社に行かずに退職手続きが完了できるので精神的に楽であることは間違いありません。
顔を合わせなくて済む
二つ目のメリットは顔を合わせなくて済むところです。
顔を合わせなくて済む人たち
- 上司
- 同僚
- 部下
- 関係会社の人
嫌いな人と会わずに退職できるので精神的な負担を軽減できます。
即日退職が可能
三つ目のメリットは即日退職が可能なところです。
労働者は民法第627条第1項で「雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する」
上記に伴い、依頼日から退職日までを有給取得したら即日退職するのと同じということになります。
- 有給の残日数を確認しておくこと
- 有給がない場合は欠勤扱いとなり不利になる
嫌々な気持ちで出社する必要がありません。
無駄な時間を無くせる
四つ目のメリットは無駄な時間を無くせるところです。
ココに注意
- 後任が決まるまで退職できない
- 退職の申し入れを受け入れてくれない
- 無茶な引き留めに合う
上記により退職日が決まらないということはよくある話です。
しかし退職すると決意してからの引き留めほど時間の無駄はありません。
自分が決めた行動を後押ししてもらえる退職代行は時間を無駄にしたくないあなたに最適です。
精神的負担がかからない
五つ目のメリットは精神的負担がかからないところです。
ココがポイント
- 面倒な手続きを代理でしてくれる
- 嫌いな人への報告をしなくて済む
- 会社との交渉をしてくれる
- 返却物や書類の受け渡しが郵送でできる
退職代行を使うとあなたがやることはほとんどありません。
精神的な負担を軽減できるのは大きなメリットになるでしょう。
100%退職可能
六つ目のメリットは100%退職できるところです。
退職を拒む理由
- 人不足
- 後任がいない
- 引き継ぎができない
企業は何かしらの理由を付けて退職を引き伸ばそうとしますが退職代行なら例外なく退職できます。
ココがポイント
- 自分の希望通り退職可能
- 退職代行で不利になることがない
- 100%退職可能
退職代行を使えば100%退職できるので安心できるはずです。
退職代行のデメリット
一方、退職代行のデメリットは以下の通りです。
デメリット
- お金がかかる
- 会社と関係が悪くなる
- 悪質な業者が存在する
- 利用できない職種がある
- 同業界への再就職が困難
一つずつ解説します。
お金がかかる
一つ目のデメリットはお金がかかるところです。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
退職することに本来お金はかかりませんが、上記の通り退職代行には料金が発生します。
お金がかからないものにお金をかけるということはデメリットになるかもしれません。
会社との関係が悪くなる
二つ目のデメリットは会社との関係が悪くなるところです。
退職代行を利用するることで会社との関係が悪化する可能性があります。
関係悪化の要因
- 引き継ぎもせずに退職した
- 後任がいないのに退職した
- 挨拶もなく退職した
会社側の退職代行に対するイメージはあまりよくありません。
しかし辞める会社に何を言われても関係ないので割り切って利用するべきです。
- お世話になった人への挨拶
- 将来的に付き合う可能性がある人への挨拶
上記への報告を済ましてから依頼しましょう。
悪徳業者が存在する
三つ目のデメリットは悪徳業者が存在するところです。
退職代行は急激な需要拡大に伴い、詐欺業者が横行しているのも間違いありません。
- 退職に失敗した
- 返金保証がない
- 相場より割高の金額を請求された
- 個人情報が漏れた
正しく業者を選ばないとトラブルに発展する恐れがあります。
- 運営母体を確認
- 評判や口コミを確認
- 実際に担当者と話してみる
押さえるべきポイントを見極め依頼しましょう。
利用できない職種が存在する
四つ目のデメリットは利用できない職種が存在するところです。
利用できない職種
- 有期雇用者:民法第26条に基づく
- 公務員:国家公務員法第61条に基づく
上記2つの立場の方は退職代行を利用できないと認識しておきましょう。
»公務員でも退職代行は利用可能【利用するリスクと注意点を解説】
同業界への再就職が困難
五つ目のデメリットは同業界への再就職が困難になるところです。
再就職が困難になる理由
- 会社の社長同士が知り合いだった
- 業界の会合で話題になった
- 従業員がリークした
可能性は低いですが、もしかしたらこんなことがあるかもしれません。
- 退職代行の利用は隠すことではない
- 使われる会社が悪い
- 正当な理由を持っておくこと
もし退職代行の利用が要因で転職できないとすれば、そのような会社に入社せずに済んだと前向きに捉えましょう。
退職代行を利用するべき人とするべきではない人
退職代行を利用するべき人とするべきでない人をまとめました。
自分が当てはまるか確認していきましょう。
詳しくは以下の記事で解説しています。
»退職代行を使うべき人とは?【利用するべき人の特徴8つと注意点3つ】
利用するべき人
退職代行を利用するべき人は以下の通りです。
利用するべき人
- 会社からパワハラを受けている
- 会社都合で辞められない
- 退職の申し出を受け入れてもらえない
- 精神的に壊れてしまいそう
一つずつ解説します。
会社からパワハラを受けている
一つ目は会社からパワハラを受けている人です。
- 「人がいない中、よく辞められるな」と言われた
- 机を叩いて怒鳴られる
- 陰口を言われている
- 会社から不当な扱いをされている
ハラスメントが横行するような会社で働いても良いことは一つもありません。
精神的に病んでしまう前に退職代行を利用して辞めましょう。
会社都合で辞められない
二つ目は会社都合で辞められない人です。
よく言われること
- 人がいないので辞められたら困る
- 後任が入るまで働いてほしい
- 次の賞与まで我慢してほしい
- 仕事を完成させてから辞めてほしい
会社都合で辞められないということはありえません。
退職条件を満たしていれば自分のタイミングで辞めることができます。
退職の申し出を受け入れてもらえない
三つ目は退職の申し出を受け入れてもらえない人です。
よくある悪い状況
- 後回しにされる
- 明らかに避けられている
- 話を聞いてもらえない
上記理由で退職の話が進まない場合は、退職代行で辞めるのも一つの方法となります。
精神的に壊れてしまいそう
四つ目は精神的に壊れてしまいそうな人です。
生きていくために働くにも関わらず精神的に壊れてしまっては元も子もありません。
ココがポイント
- 精神的な負担を減らせる
- 100%退職できる
- 次のステージに進める
- ストレスなく辞められる
精神を病んでしまっては仕事どころではなくなります。
そのような人は退職代行で辞めましょう。
利用するべきでない人
退職代行を利用するべきでない人は以下の通りです。
利用するべきでない人
- お金を払いたくない人
- 辞めると言いづらいだけの人
一つずつ解説します。
お金を払いたくない人
一つ目はお金を払いたくない人です。
そもそも退職にお金はかかりませんが退職代行を利用すると30,000円〜50,000円支払いが生じます。
こんな人に向かない
- 退職にお金を払うなんてもったいない
- お金を払うなんて馬鹿らしい
退職代行を利用するメリットと支払金額を比較して、上記考えが上まらるなら利用は控えた方がいいかもしれません。
辞めると言いづらいだけの人
二つ目は辞めると言いづらいだけの人です。
ココに注意
- 直接退職すると言いたくない
- 上司に何か言われそう
- 直接話すのが面倒
退職代行は辞めたくても辞められない人のためにあるサービスです。
自分で退職の話ができる方は自分で話をしましょう。
自分に合った退職代行サービスの選び方
自分に合った退職代行サービスの選び方は以下の通りです。
退職代行の選び方
- 種類で選ぶ
- 料金で選ぶ
- 交渉が必要かで選ぶ
- 実績と口コミで選ぶ
- 独自サービスの有無
一つずつ解説します。
»退職代行の正しい選び方5選【あなたに最適な業者を見つける方法】
種類で選ぶ
一つ目は種類で選ぶという方法です。
退職代行は以下の3つに分類できます。
退職代行の種類
- 弁護士法人
- 労働組合
- 一般企業
この中から自分の置かれている境遇によって選択していきます。
交渉範囲は独自サービスに違いがあるので、自分に最も適した種類を選ぶかが重要です。
料金で選ぶ
二つ目は料金で選ぶという方法です。
金額相場
- 弁護士法人:約50,000円くらい
- 労働組合:約30,000円弱
- 民間企業:約25,000円ほど
上記の中から自分の予算に合った業者に依頼しましょう。
できるだけ安く利用したい人は以下の記事もご覧ください。
»安くてお得な退職代行5選【格安業者の注意点と業者選定のコツ】
注意点①:値段は変動の可能性あり
主に弁護士法人に多いのが、「着手金◯円+回収額の◯%」というところ。
何かが起これば対処してもらえるという安心感はありますが、割高になる可能性があるということは認識しておきましょう。
注意点②:全額返金制度は意味ない!?
退職代行はほぼ100%退職できるので、全額返金制度はあまり意味がありません、
他に特徴がないが故に、全額返金制度を大々的に謳っている業者があります。
しかし現在大半の業者に返金制度があるので優位なポイントにはならないでしょう。
注意点③:支払い方法が多様化
退職代行の支払い方法が多様化してきました。
- 「退職代行ピンチヒッター」:PayPayで支払い可能
- 「辞めるんです」:業界初の後払い制
- 「男の退職代行」:月々3,300円のサブスク
安くない金額だからこそ、自分に合った支払方法ができると選択の幅が広がるかもしれません。
交渉が必要かで選ぶ
三つ目は交渉が必要かで選ぶという方法です。
退職代行を使う方は会社との交渉が必要になるケースが多いのではないでしょうか。
交渉の内容
- 有給取得の交渉
- 未払い賃金の交渉
- 残業代の請求
会社との交渉は「弁護士法人」か「労働組合」しかできません。
交渉が必要かどうかで依頼する退職代行が変わってきます。
実績と口コミで選ぶ
四つ目は実績と口コミで選ぶという方法です。
各業者のホームページやネット上に実績や口コミが掲載されているので参考にしましょう。
ココに注意
- 良い口コミばかりを信じない
- 悪い口コミも多い
- 口コミと実際は違うことがある
退職代行を選ぶ際は実際の利用者からの口コミが参考になります。
»退職代行を使ってみた感想まとめ【実際の体験談から見えたリアルな実態】
独自サービスの有無
五つ目は独自サービスの有無で選ぶという方法です。
退職代行の各業者は独自サービスを展開しています。
キャンペーンなども開催しているので通常よりもお得に利用できることがあります。
退職代行は自分に適したものを選ぶことが大切です。
退職代行を利用する前にやるべき4つのこと
退職代行を利用する前にやるべきことは以下の通りです。
利用前にやること
- 世話になった人に挨拶
- 引き継ぎをまとめる
- 私物の回収
- 転職活動
一つずつ解説します。
»退職代行の利用前にやるべきこと7選【リスクや利用後にやることも解説】
世話になった人に挨拶
利用前にやるべきことの一つ目は世話になった人への挨拶です。
どれだけ精神的に辛い仕事でもお世話になった人はいるのではないでしょうか。
仕事で関わる人
- 会社の上司や同僚
- 取引先の方
- 顧客
将来どこでつながるかわかりませんので可能な限りお世話になった人には挨拶をしておきましょう。
»退職代行に罪悪感は不要【不安を感じる理由と解消するための秘訣】
引き継ぎをまとめる
利用前にやるべきことの二つ目は引き継ぎをまとめるということです。
退職代行を利用するとその日から出社することがなくなるので後任に引き継ぎをするタイミングがありません。
ココに注意
- 後任が困ってしまう
- 社会人としてあまり良くない
- 退職後に会社から連絡が頻発する
自分にしか知り得ない業務上の情報はまとめておくことが重要です。
- 直接申し送りをする必要はない
- 紙にまとめておけばOK
トラブル回避にもなるので可能な限り引き継ぎ内容をまとめておきましょう。
私物の回収
利用前にやるべきことの三つ目は私物の回収です。
退職代行を利用するとその日から出社することがなくなります。
回収しておくもの
- 自分で購入した備品
- 業務中に使用していたもの
- 人に貸していた備品
退職後にやり取りすることが無いように事前に必要物品を回収しておきましょう。
転職活動
利用前にやるべきことの四つ目は転職活動です。
勢いだけで利用してしまうと退職後の仕事が決まっていないという状況になります。
ココがポイント
- 事前に転職活動をしておく
- 転職支援がある業者を選ぶ
- 計画的に行動する
退職前に次の就職先が決まっていれば精神的にも安心できます。
転職サポートのある退職代行
- 「退職代行SARABA」
- 「男の退職代行」
- 「わたしNEXT」
- 「辞めるんです」
- 「退職代行ニチロー」
また退職後すぐに働かない人は「社会保険給付金」の受給がおすすめ。
詳しくはこちらをご覧ください。
»退職コンシェルジュで社会保険給付金を確実いもらう【知らないと損をする】
退職代行の依頼から退職までの流れ
退職代行への依頼から退職するまでの流れは以下の通りです。
利用の流れ
- 無料相談
- 個人情報の共有
- 利用料金の支払い
- 退職交渉開始
- 貸与物の返却
- 退職完了
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
»退職代行の流れを7ステップで解説【退職までの完全ロードマップ】
①:無料相談
STEP①は無料相談です。
相談方法
- メール
- 電話
- LINE
まずはいずれかの方法で相談します。
- 信頼できる業者かどうか
- どこまで交渉が必要なのか
- 交渉ができるのか
- 担当者の丁寧さ
相談は無料なので気軽に問い合わせてみましょう。
②:個人情報の共有
STEP②は個人情報の共有です。
必要な個人情報
- 氏名
- 雇用形態
- 勤務年数
- 会社名
- 退職時期
- 退職理由
- 希望条件
- 会社に伝えてほしいこと
担当者からの質問には正確に答えましょう。
③:利用料金の支払い
STEP③は利用料金の支払いです。
退職代行への支払方法
- 現金振り込み
- クレジットカード
- PayPay等の電子決済
自分の好きな方法を選びます。
- 後払い業者が増えている
- 全額返金保証が付いている業者が多い
④:退職交渉の開始
STEP④で退職交渉の開始です。
退職交渉は代行業者がおこなうので依頼者は何もすることがありません。
退職交渉
- 未払い賃金の請求
- 有給の取得交渉
- その他条件交渉
事前の打ち合わせで伝えた内容に沿って退職交渉が進みます。
業者からの完了連絡を待ちましょう。
⑤:貸与物の返却
STEP⑤は貸与物の返却です。
返却物
- 制服
- 健康保険証
- 会社の備品
貸与物の返却は郵送で可能で直接返却にいく必要はありません。
⑥:退職完了
STEP⑥で退職完了です。
業者から退職完了の連絡が入ります。
ココがポイント
- 会社からの連絡は対応する必要なし
- 会社への連絡事項は業者を通じてしてもらう
次の仕事に就くための準備を進めていきましょう。
退職代行の利用でよくあるトラブル
退職代行の利用でよくあるトラブルは以下の通りです。
よくあるトラブル
- 非弁行為をしている
- 連絡が取れなくなる
- 執拗な引き留めに合う
- 社員が家に押しかける
- 嫌がらせをされる
- 損害賠償請求を受ける
一つずつ解説します。
»【退職代行で起こりやすいトラブル】防ぐために大切なこと3選!
非弁行為をしている
よくあるトラブルの一つ目は非弁行為をしているというケースです。
退職に伴う交渉権を有するのは以下の2つです。
交渉権をもつ退職代行
- 弁護士法人
- 労働組合
つまり一般企業が運営する退職代行は会社と交渉することができません。
もし仮に交渉してしまった場合、非弁行為に該当し法律違反にあたるので注意が必要です。
連絡が取れなくなる
よくあるトラブルの二つ目は連絡が取れなくなるというケースです。
- 入金後に連絡が取れなくなった
- 退職後に連絡が取れなくなった
- アフターフォローをしてもらえない
必要なときに連絡が取れないというトラブルを回避するために会社の実態やサービス内容を正しく把握することが大切です。
執拗な引き留めに合う
よくあるトラブルの三つ目は執拗な引き留めに合うというケースです。
ココに注意
- 後任が見つかってからと言われる
- 今辞められたら困ると言われる
- 退職届を受理してもらえない
- 面談ばかりされ話が進まない
上記のように本人の意思を無視するようなブラック企業も少なくありません。
退職の意思を伝えることしかできない一般企業の退職代行は法律上言い返せないということは知っておくべきです。
社員が家に押しかける
よくあるトラブル四つ目は社員が家に押しかけるというケースです。
ココに注意
- 家にまで来て説得される
- 上司が勝手に来る
- 待ち伏せされている
上記のようなストーカーまがいのトラブルも実際あります。
悪質なケース
- 脅迫ともとれる言動が見られた
- 身の危険を感じた
上記のような場合は警察を呼ぶことも視野にいれておくとよいかもしれません。
嫌がらせをされる
よくあるトラブルの五つ目は嫌がらせをされるというケースです。
考えられる嫌がらせ
- 有給取得が許可されない
- 賃金が支払われない
- 転職を妨害される
- 私物を破棄される
- 悪者扱いされる
会社側の嫌がらせがトラブルに発展してしまうケースもあります。
嫌がらせを受ける可能性があれば初めから交渉できる業者に依頼しましょう。
»退職代行を使うと嫌がらせをされる?【考えられる注意点と対処法】
損害賠償請求を受ける
よくあるトラブルの六つ目は損害賠償請求を受けるというケースです。
損害賠償請求される理由
- 採用にかかった費用が無駄になった
- 教育による人件費が無駄になった
- 業務が遅延してしまった
- 単なる嫌がらせ
しかし退職するということは労働者に認められた権利です。
仮に損害賠償請求されても敗訴する可能性は低いので安心しましょう、
»退職代行で辞めると訴えられる?【6つのリスクと3つの対処法】
退職代行の利用でよくある質問
退職代行の利用でよくある質問をまとめました。
退職代行って何ですか?
あなたに代わって退職に関する交渉を進めてくれるサービスです。
即日退職することもでき、精神的に追い詰められている人でも確実に退職することができます。
退職代行を利用する費用はどれくらいですか?
- 弁護士運営:50,000円くらい
- 労働組合:30,000円くらい
- 民間企業:25,000円
だいたいの相場は上記の通りです。
たまに格安の退職代行がありますが、対応範囲など限定されるので注意が必要です。
会社に返却するものがありますが、どうしたらいいですか?
退職後にまとめて郵送で返却しましょう。
手渡しをする必要はありませんので、ご安心ください。
本当に即日退職は可能ですか?
ここで言う即日退職は、依頼したその日に退職できると言うわけではありません。
有給を取得し、退職日まで出勤しない=即日退職と同義ということです。
つまり有給の取得交渉なども必要なので、交渉可能な退職代行業者に依頼しましょう。
退職代行は非常識と言われるんですが、実際どうなんでしょうか。
結論を言うと、気にする必要はありません。
ダラダラと続けてしまい精神を病んでしまうくらいなら、退職代行を使って辞める方がその人のためです。
考えるべきは相手のことよりも自分のことです。
新卒でも利用可能ですか?
全く問題ありません。
むしろ新卒で退職代行を利用し辞める人は年々増加しています。
今は転職時代なので一つの会社に居続けることの方が珍しいです。
まとめ:退職代行で次のステップに進もう!
本記事は退職代行がどのようなサービスなのかを徹底的に解説しました。
記事の総まとめ
- 退職代行とは労働者を精神的に助けるサービス
- 退職代行には知っておくべきメリットやデメリットがある
- 退職代行にはトラブルの可能性がある
- 会社と交渉できるのは「弁護士法人」と「労働組合」のみ
- 退職代行を使うと即日退職で次のステージに進める
退職代行は急激に知名度が拡大している労働者を守ってくれるサービスです。
こんな人におすすめ
- 会社を辞められない
- 過度に引き留められている
- 次のステージに進みたい
こんな方はぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
以上、なーぴょんでした。