こんにちは、なーぴょん(@KOSODATEhoihoi)です。
このブログでは、転職ノウハウや転職サイトの選び方などを解説しています。

選び方を教えてほしい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 後悔せず働くための業者選定法
- 働く業者を選ぶ際の注意点
- 働くまでの流れ
- 働く業者を選ぶ際のオススメ方法
本記事は「訪問入浴で後悔せずに働くための業者選定法」を解説しました。
この記事を読めば選び方から注意点まで網羅的に理解できるようになります。
- 訪問入浴で働きたい
- 働く業者の選び方を知りたい
- 後悔したくない
こんな方にピッタリの内容になっています。
私は訪問入浴の業者に入社し13年目の採用担当責任者です。
多くの求職者と会ううちに、入社後に満足して働く人には共通点があることがわかりました。
その方々がどのように方法で入社したのか、採用担当者の目線で深掘りしていきたいと思います。

»訪問入浴とは?【業界13年目の筆者が世界一わかりやすく解説】
それでは見ていきましょう!
絶対に後悔しない訪問入浴の業者選定法5選!
後悔しない訪問入浴業者選定法は以下の5つです。
業者選定法5選
- 会社の規模
- 研修制度
- 福利厚生
- 一日の件数
- 社員に対しての取組み

会社の規模
一つ目は会社の規模です。
全介護保険サービスにおける訪問入浴の利用率は約2%弱で、訪問入浴は利用者自体が少なくなっています。
そのため会社の規模が小さいとリスクがあります。
- 倒産のリスク
- 給与の支払いが滞る
- 利用者がいなくなる
- 他の会社に吸収合併される
これらのリスクを回避するために会社の規模は大きい方が良いと言えるでしょう。
- 資本金
- 売上
- 他の柱となるサービスがあるか
- 従業員数
- 事業所数
- 保有台数
これらの項目は要チェックです。
潰れるかもしれないと思いながら働くことってもの凄くストレスになります。

余談ですが、会社の規模が大きいほど給与額も高い傾向にあります。
»訪問入浴介護の年収事情【年収アップの方法と優良業者の選び方】
研修制度
二つ目は研修制度の充実度です。
訪問入浴は無資格未経験でも勤務可能です。
そのため研修が充実していなかったらスキルが身につきません。
誰にも専門的なことを教えてもらえないだけでなく、利用者からするとこれほど不安なことはありません。
- 入社時に研修があるか
- 定期的な研修があるか
- 誰が研修を担当するのか
- 入社から独り立ちまでの流れが明確か
- 職員のスキルアップを目的としているか
「研修制度=社員の質」になるので入社する前にしっかりと確認しましょう。
福利厚生
三つ目は福利厚生です。
- 給料
- 休日数
- 有給取得率
- 保険
- 社員向けサービス
このあたりも規模が大きな会社ほど充実している傾向にあります。
「安心して働けるか」という観点からはやはりできるだけ大きな会社の方が安心でしょう。

一日の件数
四つ目は一日の件数も確認しておきましょう。
訪問入浴は1日に5件以上の入浴介助をしないと黒字にならないと言われています。
ただ件数が多いほど良いかと言うとそうではありません。
- 「5件」以下:会社が潰れる恐れがある
- 「8件」以上:体力的に超きつい
だいたい6件から7件くらいに抑えられているような業者がベストです。
一日の流れや訪問入浴のサービスの流れは以下の記事で解説しました。
»訪問入浴の流れ8ステップ【職種ごとにサービス手順を完全攻略】
社員に対しての取組み
五つ目は社員に対しての取組みがあるかどうかです。
- 浴槽の軽量化
- 残業時間を減らす仕組み
- ドリンクの支給
- 労務環境改善のための社員面談
- 慰労金の支給
社員が長く働きやすい環境を整えているかどうかは重要です。
それをしている業者かどうかで、社員を大切にしているかがわかります。

これらが整っている会社は大手であることが多いのですが、その辺りは以下の記事で解説しました。
»訪問入浴の大手5社の評判・口コミ・メリット・デメリットまとめ
働く入浴業者を選ぶ際の注意点
働く入浴業者を選ぶ際の注意点は以下の通りです。
業者選定時の注意点
- 備品の清潔さ
- 離職率
- 事業所の職員数

備品の清潔さ
一つ目に注意するべき点は備品の清潔さです。
え?そこ?って思った人多いんじゃないですか?
でもこれ大事です。
備品が整備されているかどうかでこんなことがわかります。
備品の清潔さでわかること
- 顧客満足度
- 会社のサービスに対する考え方
- 会社の資金状況
要するに会社の本気度です。
- ボロボロの浴槽で入浴したいですか?
- カビの生えたホースを使いたいですか?
- 汚れた備品を家の中に入れて欲しいですか?
備品の整理ができている業者は顧客満足度が高い傾向にあります。
野球ならグローブやスパイクを、それと同じで浴槽やホースは商売道具。
大切に扱っている業者の方が満足度が高いはずです。

訪問入浴の浴槽については以下の記事で解説しました。
離職率
二つ目の注意点は離職率です。
どれだけ良い条件が整っていても、離職率が高い会社は何かに問題があります。
- 上司のパワハラ
- 会社の待遇
- 過度な件数
- 残業時間
- 休日出勤
とにかく離職率が高い職場はあまりオススメできません。
正直に言ってもらえないような会社は疑った方が良いでしょう。

事業所の職員数
三つ目の注意点は事業所の職員数です。
- 入浴車の保有台数:2台
- 事業所の職員数:3名
こんな事業所があったとします。
訪問入浴は3人1組が基本の形です。
上記のような事業所の場合、保有台数2台なので6名の職員がいないと計算が合いません。
もし本来必要なはずの職員数がいない事業所なら誰かに皺寄せがあることになります。
- 一日の件数が増加
- 休日出勤をお願いされる
- 希望した休日が取れない
- 残業が多くなる
このようなことになりますので注意しましょう。

訪問入浴業者で働くまでの流れ
入社までの流れは以下の通りです。
入社までの流れ
- 自己分析
- 情報収集
- 応募
- 面接
- 内定
この5ステップです。

»【入社までの完全ロードマップ】転職活動の流れを10ステップで徹底解説
①:自己分析
ステップ①は自己分析です。
- 転職活動の軸
- どんな生活がしたいか
- 仕事重視?プライベート重視?
- 何にやりがいを感じるのか
自己分析は転職活動の時以外にする機会はあまりないと思います。
とことん追求してみましょう。
- 夜勤をしたくない
- 固定休がほしい
- 感謝される仕事がしたい
- 自分が必要とされたい
- より密に関わりたい
これらに合致する人は訪問入浴がピッタリです。
②:情報収集
ステップ②は情報収集です。
- 会社の規模
- 一日の件数
- 福利厚生
などなど働く上で大切な部分を吟味し選びましょう。

③:応募
ステップ③は応募です。
ちなみに複数の会社に応募しても問題ありません。
- 担当者からのレスポンス
- 担当者の対応
- 職場見学の可否
気になる項目を調べながら応募しましょう。
④:面接
ステップ④は面接です。
ここでの注意点として「面接=入社」ではないということ。
- 面接官の印象
- 事業所の清潔さ
- 離職率
- 賞与額
- 有給取得率
気になる項目はしっかり質問しましょう。
ちなみに、面接は会社側があなたを評価するのと同時にあなたもその企業を評価する場です。
断る権利はあなたにもあるので自分の考えや意見を主張しましょう。
⑤:内定
ステップ⑤で内定です。
- 退職手続き
- 挨拶回り
- 入社準備
これらの入社に向けて準備を進めていきます。
働く訪問入浴業者を選ぶオススメ方法2選
最後に訪問入浴の業者を選ぶオススメ方法を2つ紹介します。
オススメ方法
- 知人の紹介
- 専門家に相談
この2つです。
知人の紹介
一つ目は知人の紹介です。
- 会社の規模
- 研修制度
- 一日の件数
- 福利厚生
- 社員に対しての取組み
前述した業者選定法を参考に気になる内容を教えてもらいましょう。
専門家に相談
最もオススメできる方法が専門家に相談するということです。
具体的には転職エージェントの活用です。
転職エージェントのメリット
- 未公開求人の紹介が可能
- 適正に応じた仕事を紹介してくれる
- 条件交渉できる
- 選考対策も可能
利用は完全無料なので相談だけでもOKです。
そしておすすめできる転職サイトは以下の3つです。
このどれかに登録しておけば間違いありません。
より具体的に転職サイトについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
»【介護士にオススメの転職サイト20選】採用責任者がリアルを徹底解説
正しい選び方で後悔しない訪問入浴ライフを!
今回は「訪問入浴で後悔せずに働くための業者選定法」を解説しました。
記事の要点
- 訪問入浴で後悔せずに働くための法
- 会社の規模
- 研修制度
- 福利厚生
- 一日の件数
- 社員に対しての取組み
- 働く入浴業者を選ぶ際の注意点
- 備品の清潔さ
- 離職率
- 事業所の職員数
- 訪問入浴業者で働くまでの流れ
- 自己分析
- 情報収集
- 応募
- 面接
- 内定
- 働く訪問入浴業者を選ぶオススメ方法
- 知人の紹介
- 専門家に相談
そしておすすめの介護転職サイトは以下の3つです。
訪問入浴はやりがいのある素晴らしい仕事です。
しかし入社する会社を間違えると、せっかくの素晴らしい仕事も台無しになってしまいます。
今回の内容が参考になることを祈って。
以上、なーぴょんでした。